ヴァンパイアのクチコミ・レビュー

クチコミ・レビューFilmarks

3.4

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投稿者:minami 2021年04月12日

音楽の使い方や美的感覚がやっぱり岩井俊二監督だなと惚れ惚れ。ストーリーは好きじゃなかったけど、あれこれ友人と考察し合うのが楽しい。私たちは身体の奴隷に過ぎないという考え方が好きだったのと、主人公が必ずしも悪人とは言い切れない。

投稿者:ニシ 2021年04月12日

岩井監督の作品ってちょこちょこみているけど「好き」とは言わない。その理由として描く男性像がナヨいこととテーマが抽象的で雰囲気が先行してしまうこと。しかし、今作は出演がアメリカの俳優さんでカナダが舞台。アメリカ人はアーノルドでも誰でもいいけどマッチョでゴリゴリに物事を進めていくイメージが私にはある。そこで今回のアメリカ人主人公のナヨさは真新しく新鮮だった。雰囲気先行もアメリカ映画では90年代カルチャーや80年代の服装、また音楽を使用している感覚がある。そこでこの岩井俊二のオシャレ文学な世界観を全面に押しだしたスタイルはこれまた新鮮だった。

内容的なこというと、こんなにも死にたくなる映画ってあるのかなと思う。というか死の肯定、死は救いかのごとく。死って残酷にリアリスティックに描かれがちだと思うが、この映画で死ぬ人間はみなどこか幸せそうだ。

主人公は「生」に執着がある。だからこそ「死」について研究して、死ぬ前に変態する蝶を思い、母親に体に負担をかけぬよう風船を背負わせ「飛び上がる」を生活の周りに置いている。蒼井優が首吊りを未遂した時、あまりに吊るした天井がガラス張りで美しかった。血を抜いた後に人物を上からカメラが抑える。そこに私は飛び上がるかのような印象を受ける。そして主人公は人を助けると言う選択をし、それまで血を搾取していたのが双方的になり、与える立場にもなる。生きるために血を吸っていたのが最終的に他人に尽くすというそこには死が待っている。風船が空に飛び上がるように。。

投稿者:niko 2021年04月11日

数ある岩井作品の中でもトップクラスで映像美が光る映画だった
内容は残酷なのに映像が美しいからなんだか見れてしまう、不思議な映画

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クチコミ・レビューTSUTAYA DISCAS

蒼井優が出てるだけ・・・

投稿者:ハムエッグ 2019年08月17日

 主人公の動機がまったく分からない・・・。 自死因子の研究ってのもウソぽっいし、飲人血?願望ってのも違うようだし・・・。
 ラストの一瞬浮遊するのも、何だかな・・・。

ヴァンパイア

投稿者:片山刑事 2014年10月10日

 今までの岩井監督作品らしさである暖かい映像はほとんどなくなり、むしろ冷たい無機質な映像になっているのが特徴でした。
 更に海外作品のため、今までとは違った印象を更に強める作品でした。

 映像では今まで例えば【花とアリス】で満開の桜の下にいる女子高生のカットであったり、蒼井優さんのバレエシーンであったり。【リリィシュシュ】のカイトの映像であったり、そこだけを見るだけでハッとさせられるカットなりがありましたが。今作はあまりそういった印象的な映像美は抑えられている印象でした。
 とはいえ、岩井監督お得意のハレーション、逆光の映像は時々ありました。
 ストーリーは地味だし鬱的な物語だし単純明快な物でもないので、退屈を感じる展開かもしれないです。

 ヴァンパイアというタイトルで、自殺志願者をネットで募集して自殺ほう助する主人公。彼が一体本物のヴァンパイアなのか映画を見て最後までわかりません。
 主人公が自殺サイトを通して出会う人々。

 彼女たちと出会っていくと、彼女たちはみなどこか病んでいる。
 印象的だったのは、部屋の天井が空が描かれ、鳥かごの中の鳥。空を自由に飛びたいという表れだと思いました。その女性のハンドルネームがレディバードというのも何かしらの意味があるものだと思います。

 とても静かな映画でわかりやすいものでもないですが、岩井映画独特の空気感、雰囲気は相変わらずの映画だと思いました。

ロマンチックなダーク・ファンタジーを期待しないで。

投稿者:ルナパーク・ルル 2014年02月23日

岩井しゅんじさんの作品は「はなとアリス」「リリィ・シュシュ」など好きなものが多いので、ヴァンパイアものと聞いて期待しました。
期待は外れました。私的にはそこそこ楽しめましたが、誰にでもおススメの映画ではないです。
レンタルで借りて、面白いと主人にも見せるのですが、自分だけ見て直ぐ返却しました。

気弱でまじめな、フツーのルックスのダサめ吸血鬼に対して、まともなはずの周りの人間たちの異常さが、考えさせられました。

ネットで集まる自殺同好会の若者たち、
いかにも現実にありそうなヴァンパイア同好会のゴシックおばかな人たち、
その中の、レイプ殺人をヴァンパイア行為と言い訳して正当化するど変態さん、
執拗なストーカーと化す警官の妹、
・・・・みんな狂ってます。

ヴァンパイアの黒マントの下はすっぽんぽんなんて!汚い下半身、イヤ過ぎです!変態過ぎます!

一番正常かつ倫理的なのがヴァンパイアだったりします。

できるだけ人に迷惑をかけないようにして生き延びてきた彼が、やっと幸せを手に入れた途端、
その狂った一般人によって破壊される幸せ・・・。

ロマンチックなダーク・ファンタジーを期待しないで観れば面白いかもしれません。モールスみたいな映画じゃないので・・。

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クチコミ・レビューTSUTAYA

かわいさが残る

投稿者:jin 2013年10月02日

キャー!

いい感じ〜

岩井俊二は
痛々しいシーンもかわいさが残るシーンにしちゃうんだな

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