天国の日々のクチコミ・レビュー

クチコミ・レビューFilmarks

3.7

観た人
1045

観たい人
1246

投稿者:Eru 2019年09月12日

良かった。ジェーンエアとか嵐が丘とか思い出した。華美でもストーリーに仕掛けがなくても見入ってしまう映画がある。自分が監督だったら、ラストで三人揃って射殺してしまうな。

投稿者:踊る猫 2019年09月10日

若き日のテレンス・マリックの秀作。流石に後の/近年の映像美を期待すると肩透かしを食らうだろう。いや、秀逸な映像もないでもない。イナゴに襲われた麦畑を焼き払う場面の炎の美しさは素晴らしい。あるいは、この映像がリマスター版として処理されればとも思う(それが私の観衆としての限界、とも言えそうだ)。ストーリー的にもさほど面白さは感じられず。もっと大胆に三角関係を描けば良かったのにと惜しく思うが、同時にこの上品さこそ彼の持ち味とも言えるのかな、とも思われる。彼は決して濡れ場を描かない。コケティッシュなヒロインの描写は、しかし下品になることもなく洗練されている。この映画、なかなか食わせ者と見た。『天国の日々』というタイトルの意味についても考えさせられた。タイトルとは程遠い貧民の悲惨な暮らしぶりの中にある、ささやかだけれど大事な幸せを示唆したものなのだろうか?

投稿者:泣く子も黙る平和のアイドル 2019年08月29日

もっとセンチメンタルでノスタルジックな気持ちにさせてくれるかと思ったけど、そこは期待が外れた。登場人物に感情移入できない映画だった…。

印象派の絵画を思わせるような、自然の光だけで撮ったような映像が魅力的だった。とにかく光の使い方が綺麗。麦畑の中で過ぎていく季節の美しさよ。
第一次大戦前の、機械と自然が絶妙に合わさった世界観も素敵だった。
音楽はモリコーネだったのか。

映像を楽しむ作品だともっと早く気づいていればもっと楽しめたかな。

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クチコミ・レビューTSUTAYA DISCAS

自然 vs. 人間?

投稿者:daichan 2018年01月10日

20世紀初頭のテキサス
広大な麦畑の美しい四季
人間も自然の一部のはず
しかし自然とは真逆に
醜く 貧しく 愚かに
描かれているようです

スクリーンを画布にしたアート。

投稿者:ゆういちろう 2013年02月21日

正直に言うと…ワカラン。
でも、難解さが話題になった同監督の『ツリー・オブ・ライフ』とはまた違うんだよね。アチラは、物語の構成は複雑だったけど、「生命の繋がり」という描きたいテーマは分かりやすかった。いっぽう本作は、物語は何の変哲もないのだが、それを描く意味や伝えたい事が分からない。

またキリスト教義的な主題なんだろうなぁと首をひねりつつも、あまりに美しい絵画のような映像から、ひと時も目が離せなかった。と、書いてるうちに思ったのだけど、そもそもこの作品については、物語にこだわる意味はないのかもしれない。
研究本などは読んでいないので僕の想像でしかないが、テレンス・マリックは本作を作る際に、撮りたい映像というものが先にいくつもあったんじゃなかろうか?
そのイメージの中からあぶり出された、画と画の必然的なつながりが、本作におけるストーリーになったような気がする。監督の敬虔さを考えれば、結果としてカトリックに則ったものに仕上がるのは、当然と言えば当然と言えるのだろう。

それならやっぱり、『ツリー・オブ・ライフ』とは真逆の作品だ。アチラは美しい映像こそ際立っていたけれど、(壮大すぎて分かりにくいとは言え)あくまで物語やテーマが主体だったから。

本作はアート作品と呼んでもいいと思うが、一般にイメージされるそうしたジャンルよりも更に、純粋な「アート」に近い。
深く考えることは、きっと無意味だ。観客はテレンス・マリックの頭の中から湧き出る美の奔流を、物語的なものに舳先を引かれながら漂泊しているだけのように思う。

煉獄の日々

投稿者:ひろぼう 2011年11月26日

テレンス・マリックは人物の心情を自然や風景の動きに委ねる描写を得意としており、役者本人には多くを語らせようとはしない。その手法の元となるのは宗教的な考えからか、そよぐ風に揺れる麦穂に、蒸気を吹き大地を踏みつぶすトラクターに、すべてを焼き尽くす業火に、生命や意思を持つ持たぬに関わらず、万物の現象を象徴として、何らかの意味を含めようとする。
物語の核となるのも宗教で、その出典は旧約聖書にあるという。恋人のアビーを世間体の良いように妹と呼ぶビリーと、アビーに恋してしまう農場主のチャック。風来坊のビリーは天国の暮らしを得ようと、偽りの結婚をアビーに持ちかけるが、好いた惚れたの関係なんてそんなソロバン尽くでうまく行くわけはなく・・、といった3人の恋模様が悲劇として語られる。愛か金かどちらかではなく、その両方を得ようとする人の業の深さは、3人に同じようにあり、天国の暮らしと焦がれて飛び込んだ場所は煉獄として3人を苛めるのだった。

スクリーンを埋め尽くす麦の穂、それを刈り取る大地を揺るがす蒸気トラクター、そして業火の圧倒的なスケール感描写には唸らされる。刈り落された麦穂を必死に拾う季節労働者の暮らしぶりも、史実に基づいた端正な再現であると感じられ興味深く鑑賞できた。
しかし物語は、下世話な言い方をすれば偽装結婚の顛末で、略奪愛に不倫といった要素もあり、人の愚かさを見事に描写してはいるが、私的には心に響くものをあまり感じない。人物の心象を委ねた美しい映像が、どろどろした恋愛感情からはかけ離れていると思え、美しければ美しいほどに空々しさを感じてしまうからだった。業火の凄まじさにチャックの怨念を感じはしたが、アビーの揺れ動く心やビリーの不誠実と後悔を重ねるためのイメージは弱かったと思う。後に純粋な恋愛感情を『ニューワールド』で、家族愛を博愛としても描写した『ツリーオブライフ』の方が、テレンスの表現手法には合っていると思ってしまうのだった。哲学的な思想の持ち主のテレンスは、実は人の色恋沙汰には興味がないのでは、とも感じてしまった。

非常に見応えのある物語なのは間違いなく、なので、こんなひねくれた感想を申し訳なく思ってしまう作品。★3+



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クチコミ・レビューTSUTAYA

サム・シェパード

投稿者:マメさん 2011年07月22日

20代前後にテレヒ゛放送で知りました(^_^;)どのキャストよりも、若きサム・シェハ゜ート゛の厳しさと美しさに惹かれてしまいました。ラストは釈然としなかったのを憶えていますが、今の年齢でもう一度観てみようと思っています。

美しい…

投稿者:コンスタンチン 2003年10月20日

テレンス・マリック若き日の作品。これまた若き日のリチャード・ギアと、大草原が美しい。叙情的な作品。イナゴの大群と、その後の物語は見どころ。

天国だったの?

投稿者:オカちゃん 2001年08月25日

イナゴの大群が...

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