タワーリング・インフェルノのクチコミ・レビュー

クチコミ・レビューFilmarks

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投稿者:Mycroft 2019年11月16日

ポセイドンアドベンチャーと並ぶ1970年代パニック映画の傑作。

炎と高さの恐怖を背景としたサスペンス。
最上階からの脱出策が次から次へと繰り出される後半からの盛り上がりは凄い。

同時期に高層ビル火災をテーマにした2作が発表され、映画会社は2作の映画化権を取得して、1本にして映画化したという豪華なシナリオ。

個人的にポセイドンアドベンチャーの方が断トツに好きだが、その理由は脱出を試みる集団に視点が固定化され自分もその一員であるかのような一体感と外部との連絡が孤絶され先の見えないサスペンスの2点と思う。

投稿者:yadakor 2019年11月15日

(天国へのカウントダウン)-(ダイハード)=これ
始まって40分くらいでタワーがインフェルノするのだが、そのあとまるまる2時間消火と脱出のシナリオがモッサリ描かれる
高層ビルの火災といえど1時間も見てれば慣れるし緊迫感もなくなる
停電してるはずなのにどのカットも謎の光源でほんわり明るくて笑ったわ

投稿者:mai 2019年11月05日

70年代パニック映画の金字塔。超高層ビルの大火災からの救出劇は圧巻。極限状態の中で繰り広げられる人間模様はまるで地獄絵図のよう。CGを使わない分リアルさも増している。手に汗握る緊張感と絶望感が凄まじい。

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クチコミ・レビューTSUTAYA DISCAS

パニック映画にとどまらない素晴らしい作品

投稿者:かつ 2018年12月31日

この映画を初めて観たのは父が東京消防庁勤務だった時に勧められて親子三人で映画館に足を運びました。確か試写会だった様に記憶しています。
その時から数十年経って改めて観てもかなりの豪華キャストだったんだなぁ!とつくづく感じます。
スティーブ・マックイーンとポール・ニューマンの二人はもちろんですが、ウィリアム・ホールデン、フェイ・ダナウェイ、ロバート・ヴォーン、ロバート・ワグナー、フレッド・アステアとよくぞ揃えたものだと思います。
また後々知ったのですが社長(ウィリアム・ホールデン)の義息子のリチャード・チェンバレンはこのタワーリング・インフェルノではいわゆる悪役ですが、ミュージカル「シンデレラ」では王子の役を好演しています。興味ある方は是非観てみてください!

この時代、日本ではホテルニュージャパンの火事もあり火災の恐怖は父から聞かされて育ちました。この映画の中でマックイーン扮する消防隊長がエレベーターの中で「確実に消火出来るのは7階までなのに」という台詞がありますが、この話は父から聞いた事があります。

映画の撮影中だったか、終わってからかマックイーンが実際に消火活動をした事があると言う逸話もあるそうで、この役に対する思い入れの強さも感じます。
火災の恐ろしさ、人間の愚かさを描いた作品で単なるパニック映画にとどまる事のない素晴らしい映画です。



これでもか、これでもかと危機が起こる

投稿者:Yohey 2018年08月21日

パニック映画というジャンルは、いつの時代にもあるんですが、昔のものをみると、今の時代のものが陳腐に見えてしまいますね。今の映画の方が予想もできないような大災害を描いているんですが、CGの力が強すぎて、逆に実感が沸かない。やはり炎とかが実際にあってそこで起こるパニックの方が身近に感じて、かつ恐ろしさが伝わってきます。

タワーリング・インフェルノは何度か観ていますが、何度観てもはらはらできるので、やはりいい映画なんだと思います。おっさんになってじっくり観ていたら、それぞれ人物に人生があって、それらも描かれているのがいいですね。それでも死は簡単にやってきて、あっさりと主要人物が亡くなっていきます。今だったら、ひっぱってひっぱってするだろうなぁ、なんて思ったりしました。

まあとはいえ、リアルか、っていうとそこまでではなく、主人公二人が上へ下へと超人のごとく動き回ってくれます。でもそれは映画ですからあり。濃厚な二人の男の熱い奮闘ぶりを楽しむ、そういう作品です。今は911があったからビル火災の映画は作れないだろうな・・・

大傑作の一言!

投稿者:趣味は洋画 2016年10月01日

ジョン・ギラーミン監督作品レビュー2作品目。
77年「ナイル殺人事件」に続き、今度は74年「タワーリング・インフェルノ」。
誰もが知るパニック・スペクタクルの大傑作で、これはもう理屈抜きに「面白い!!」。

サンフランシスコにそびえ立つ138階建ての超高層ビル「グラス・タワー」で完成披露パーティが行われているころ、81階の倉庫から出火したボヤが原因で、ビルは激しい炎に包まれた。
135階のパーティ会場には、逃げ遅れた人々が取り残され、外からの救出を待っている。
消防隊長のオハラハン(スティーヴ・マックィーン)は、ビル設計者のダグ・ロバーツ(ポール・ニューマン)と協力して消火・救助活動にあたるが、予想をはるかに上回る困難が待ち受けていた...

とにかくハリウッド・オールキャストを揃えた。大物著名俳優だけで20名以上にのぼる。
ジョン・ギラーミンお得意の「スター俳優、大集合!」。
これだけの大物が出演しても、それぞれの役柄が実に俳優の個性とマッチしている。
巧みな演出と人間模様の表現...
これはギラーミン監督と、製作のアーウィン・アレンの力量によるところ大である。

火災の元々の原因は、グラス・タワーの地下室にある発電機の故障で、主任技師のキャラハン(ジョン・クロフォード)が予備の発電機を始動させたところ、ショートして81階の物置室の配線盤のヒューズが発火したのだ。
このあたりの描写も細かく描かれており、緊張感を増す伏線としては見事である。

前半部はビル火災に至る流れや、ビルのオーナーであるジム・ダンカン(ウィリアム・ホールデン)と設計者のダグ(前述のP・ニューマン)、広報部長ダン・ビグロー(ロバート・ワグナー)、配線工事担当のロジャー・シモンズ(リチャード・チェンバレン)らの人間関係を中心に描かれる。

そしてパーティに招待されているラムゼイ市長(ジャック・コリンズ)や、パーカー上院議員(ロバート・ヴォーン)、詐欺師クレイボーン(フレッド・アステア)、富豪未亡人(ジェニファー・ジョーンズ)等、様々な人々の思惑や力関係が、人間の内面をえぐるように描かれる。

中盤から後半にかけては、まさにビル火災からの脱出劇、救出劇に集約される。
ここでは人間の醜さが遠慮なく描かれる。
女、子どもが優先されて救出されるところ、我先にと、人を押しのけて逃げようとするのは、自分勝手で傲慢な一握りの男どもだ。

それにしても...である。
ラスト・シーン、なるほど、そんなテがあったか!!と驚嘆せずにはいられない。
その理屈は分かっても、それでも何人の人たちが助かるかどうか未知数である。

70年代に数多く製作されたパニック映画群の中、東の横綱がエアポート・シリーズなら、本作は十分、西の横綱といっていい。(いや、本作が東かもしれない)

この年、「ゴッドファーザーPARTⅡ」がなかったら、 オスカー受賞作となっていただろう。


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クチコミ・レビューTSUTAYA

今でも

投稿者:もりちっち 2016年01月29日

高層ビルの火災ですので、古い映画ではございますが、時代を経ても、火災設備が整ってても人が建てる物ですから、ただのパニック映画だとは、思えないんだよね。そんな感想ばかりだけれど、

40年前の映画とは思えない

投稿者:ぴっちゃん 2013年06月10日

ダイハードやバックドラフトを彷彿とさせますが、こちらの方がずっと前(1974)に創られた映画です。結構長い映画ですが手に汗握るスぺクタルという言葉に相応しい作品で、登場人物も色んな顔を持った人が集結しています。ポール・ニューマン&スティーブ・マックイーンの超豪華な二大俳優の共演も魅力の一つ。

伝説のエンターテイナー。

投稿者:たま 2013年04月10日

年老いた三流の詐欺師ながら、洗練された佇まいにそこはかとなく気品が漂う。実はこのジイさんこそあのマイケルシ゛ャクソンが最も影響を受けた伝説のエンターテイナー、フレッドアステアなのだ。
踊らない、タキシードを着ない、でも洗練されている。こういう人を本物の紳士というのだろう。
ニューマン&マックイーン共演のハードな展開のなかで、まるでヒ゛リーワイルタ゛ーの映画のような小宇宙を作り出し、ストーリーに厚みを加えている。
こんな粋なジジイになれるのなら、老いるのも悪くないな、と思う。

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