荒野の決闘のクチコミ・レビュー

クチコミ・レビューFilmarks

3.8

観た人
1220

観たい人
759

投稿者:れ 2020年12月03日

ちゃんと撃ち合うけど、見せ場が撃ち合いじゃないタイプの西部劇。
ハムレット朗読さることながら、なんか、めっちゃ日本語字幕がいい!!字幕つけた訳者、詩的〜〜!!台詞がいいんだろうなぁ〜!

投稿者:狐木つくね 2020年12月02日

"いい名前だ"

【STORY】
 ある町へ遥々やってきたアープ家の4人兄弟。ワイアットらが酒場から出ると、牛達が消え、末っ子のジェームズが死んでいた。
 ワイアットは町の保安官に就任し、復讐の機を伺う…


【一言まとめ】
●単純明快な物語とキャストの存在感!
●ドンパチ抑えめの渋い西部劇
●建設された荒野の町のセットがクール


【感想】
《ジョン・フォード監督3貫》3貫目

 話としては至って単純で、やられたらやり返す漢の戦い、勧善懲悪や美女との恋を詰め込んだ明快なものです。

 キャストそれぞれの存在感が大きく、他の西部劇のようなドンパチ騒ぎよりも、キャラクター達自身や彼らの渋い駆け引きが魅力的な作品でした!
 (Wikipediaにも『駅馬車』が"動"、今作が "静" と言われている旨が書かれていました。)

 "静" といえどもやはり馬の疾走シーンはかっこいい!『駅馬車』と同じく、連なる馬達のシルエットのかっこよさにはゾクゾクしましたね!!

 丸々建設されたという、"荒野の町トゥームストーン" のセットが非常にクールで世界観を引き立てていました


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観た回数:1回
直近の鑑賞:Amazon Prime(20.12.02)
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【星つけた際の個人的評価・好み】
総合点71pt/100pt 星換算★★★☆3.5
 コンセプト点 67pt/100pt
 ストーリー点 65pt/100pt
 設定点    68pt/100pt
 アクション点 67pt/100pt
 キャスト点  87pt/100pt✨
 テンポ点   70pt/100pt
 演技点    65pt/100pt
 撮影点    82pt/100pt✨
 演出点    75pt/100pt
 セット点   87pt/100pt✨
 衣装点    69pt/100pt
 音響/効果音点62pt/100pt
 音楽点    65pt/100pt
 ヴィラン点  50pt/100pt

投稿者:チェケ 2020年12月02日

ワイアット・アープが1929年までは存命だったというのが凄い。労咳で厭世的なドク・ホリデイのキャラクターは平手造酒っぽさがある。

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クチコミ・レビューTSUTAYA DISCAS

この時代に西部劇の舞台を借りて現代人の分断と孤立を映し出した

投稿者:czt 2018年12月01日

ジョン・フォード監督のあまりにも有名な西部劇作品。ウィキペディアでは同じ監督の「駅馬車」を動とすれば、静にあたるとして、双璧として扱われている。慥かに、両作品は対照的かもしれない。「駅馬車」は俯瞰でとらえた大平原を水平に移動する空間のひろがり、これに対して映画の舞台のトゥームストーンの町を通りの彼方や建物と建物の間に、果て無く広がる荒野や奇岩が入れて、手前から奥まで縦に通った構図で、孤絶の印象。また、「駅馬車」では、その空間の広がりに対抗するように、登場人物を狭い馬車の空間に押し込めて、そこで人々の葛藤が際立ってドラマを生む。これに対して、「荒野の決闘」は孤絶した空間を反映するように登場人物が孤立する。詩情豊かな西部劇と評価する人もいる「荒野の決闘」は、意外と、とくに中盤では夜のシーンが多く、その光と影のコントラストは極端なほどで、西部の町というより、大都会の闇のような様相を呈する。例えば、ドク・ホリディの情婦が撃たれ、ドクが執刀して手術を酒場の奥の部屋で行う。その際に手元を明るくするために、ありったけのランプを集め、そこだけは昼間のように明るい一方で、それ以外の人々が心配そうに見守る空間は暗がりに沈んでいる。手術が終わり疲弊した彼女の穏やかな表情がアップで捉えられるが、光を浴びて白く映える顔は、慫慂として運命を受け入れるかのような神々しさが漂う。切り返して、彼女を見下ろすドクは仰角で逆光になって、表情を伺うことができない。この白と黒の極端な対照は、二人を違う世界に分けてしまっている。しかも、その手術の空間とそれを見守る人々の空間も光と影で、あるいは極端に遠近法を強調することで別の空間のように映し出す。それぞれの人々の空間が別々なものとして違いを強調されて、それぞれの空間にいる。つまり、孤立している。そして、クライマックスの決闘は、新しい関係を作ったり、ドラマの展開の契機とはならず、登場人物の欠如を生じさせるだけで終わる。ノスタルジックな主題歌の印象とは正反対の、殺伐とした映画だと思う。それは、1960年代のスタジオ・システムの崩壊期にコニラス・レイのような監督たちが制作した作品の先駆けとも言えるような人々の孤独を暴いてしまうような作品を1946年に、西部劇でやっていた。ジョン・フォードという映画作家のすごさは、実は、そういうところにある。その証拠のような作品。

四人の息子

投稿者:裸足のラヴァース 2.0 2018年05月02日

連休中 明日も休みなので 今見たばかりの印象をダラダラ書いてみます
下書き無しw これはシネフィルWOWでの4Kリストア版での鑑賞
良い時代だよね 並みのDVD目じゃないよ つか僕はよくシネフィルwow
の目玉作品が無いことを避難してたんだけど ここは画質に金かけてる
のよね いつのまにか 来月は「暗殺のオペラ」のバリバリのリストアが
見れるよ 必見だろ

さて10年前のレヴューを読んで よふかしさんが公開版はザナックの
編集で 30分は削っているとの事 今回見直して 妙なのは構成上でクラン
トン一家が物語から外れてるじゃんとの印象 こりゃ編集の問題だった
のかな しかしそれによってクレメンタインな四人の男女のロマンス劇
がクローズアップされることになり それはそれで良いじゃんな効果あり

ヘンリーフォンダはスリービルボードの おばさん以上に事件の捜査を
しないで 片想いが続く ほとんどドクホリディ女独り占め映画wとなる
ところで 港のマリーさんが インディアンを侮辱 してこの映画嫌いと
おっしゃってるんだけど そりゃ職業差別よね 確かに それより腹がたつ
のは ヘンリーフォンダこの爺い リンダダーネルに敬意を払え この野郎
まるで女性に対する態度が違い過ぎだろ!ははは

そのリンダダーネルが酒場でコインを空中に投げるシーンがあるけど
アメリカ映画の格好良さだね レディプレイヤー1で 一番好きなシーンが
バラの蕾とつぶやかれた後に三人がコインを投げ合うシーンなんだな

画質が向上した名作を見直すのはやっぱ良いねえ シネフィルの間では
荒野の決闘は フォード作品の中では あまりよく評価されてないんだけど
まあ 普通の映画とはレベル違うから 思った以上に堪能したね まさか
見てない君は見なきゃ駄目よ なんかもっと色々 感想あったけどメモ
取ってないとこんなものやね さて次はホークスのリオロボ見るぞ
みたいな連休の夜

西部劇の神様、ジョン・フォードの傑作!

投稿者:趣味は洋画 2017年09月11日

「西部劇」...この響きが自分の心の中で独特の郷愁を生むんですね。
そして堪らなく観たくなる...それも名作、一級品を...私にとってはそれが西部劇です。

この「荒野の決闘」は、39年「駅馬車」と並んで最も人気の高いフォード監督作品でしょう。
有名なOK牧場の決闘をモチーフに、保安官ワイアット・アープと飲んだくれの医師ドク・ホリディの友情、アープがドクの許嫁クレメンタインに抱くほのかな恋心などが、詩情豊かに描かれます。
1946年(昭和21年)の作品ですから、もう71年前の映画ということになります。

冒頭、独特な郷愁と書いたのですが、子どもの頃、TV放映されていた西部劇に夢中になりました。
「ララミー牧場」、「拳銃無宿」、「ライフルマン」、「ローハイド」、「ローンレンジャー」、
「ガンスモーク」、そして「保安官ワイアット・アープ」もヒュー・オブライエン主演でちゃんと放映されていました。
このトシになって西部劇の映画を観ると、子どもの頃みた上述の番組と同じように、当時遊んだ田舎の風景や、貧乏だった生活ぶりまでもが懐かしく思い出されます。

さて「荒野の決闘」ですが、他の西部劇と違った印象を受けるのが、情感あふれるノスタルジックな画面です。
冒頭、数千頭の牛を追ってい移動するシーン、降りしきる雨の中、末弟の死を悼むアープ兄弟、トゥーム・ストーンの酒場でワイアットとホリディが出くわす場面、何度みても胸ときめきます。
そこにテーマ曲‘いとしのクレメンタイン‘のメロディーが重なると、なおさらです。

監督のジョン・フォードは‘西部劇の神様’と尊称され、「駅馬車」をはじめ、「アパッチ砦」、「黄色いリボン」、「リオ・グランデの砦」、「捜索者」、「リバティ・バランスを射った男」など、数々の西部劇を手掛けています。
ところが、生涯4度のアカデミー監督賞を受賞しながら、西部劇での受賞がないのが不思議です。
因みに受賞作は、35年「男の敵」、40年「怒りの葡萄」、41年「わが谷は緑なりき」、52年「静かなる男」ですから...。

主演のヘンリー・フォンダは41歳、ホリディを演じたヴィクター・マチュアは33歳、ホリディに惚れているチワワを演じたリンダ・ダーネルが23歳、出演時の年齢です。
L・ダーネルはメキシコ混血の鉄火女を演じ、強烈な印象を残しました。
ホリディへの愛を口にできぬまま、銃弾に倒れるのですが、本作の3年後に出演した「三人の妻への手紙」(ジョセフ・L・マンキーウィッツ監督)では、まったくイメージの異なる若妻を好演していました。その彼女もやがて酒に溺れ、1965年にタバコの不始末で焼死、42歳の短い生涯を閉じています。

最後にもう一度、名シーンの紹介を。
前半部、ワイアット・アープとドク・ホリディが出会う酒場のカウンター。
ホリディがバーテンに酒を注文する。
バーテンが、カウンターの上にグラスを置き、素早くホリディの手元へ滑らせる。
奥行きのあるカウンターを捉えた、この構図も素晴らしい。


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クチコミ・レビューTSUTAYA

まさしく詩情豊かな西部劇の傑作!

投稿者:Uncle-Oscar 2006年02月17日

よく「詩情豊かな…」という言い方をする。ここの作品紹介でもそういう表現を使っている。もし、「詩情豊か映画」ってどういうこと?と聞かれたら、「口ではうまく説明できないのでこの映画をみれば、分かるよ!」と答えようと思う。まさしく「詩情豊かな…」なのである。映像の撮り方、カメラの位置の問題なのだろうか?写っているもの、目にしているものの他に感じるサムシング?!ジョン・フォードの映画には、いつもこのサムシングを感じる。
バート・ランカスターの「OK牧場の決闘」、ジェームス・ガーナーの「墓石と決闘」を見てから、このヘンリー・フォンダの「荒野の決闘」を見た。どれも面白かったが、詩情豊かな西部劇の傑作は、やはりこの映画でしょう。

マスターピース。

投稿者:yoyoyo 2004年04月11日

これぞマスターピース。映画の全てが詰まっている。今さらながら、これを100分にまとめきってしまうジョン・フォードは天才と思う。

詩…

投稿者:J・T 2001年10月06日

この映画は「詩」である。西部劇=ドンパチではないのだ。

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