仔鹿物語のクチコミ・レビュー

クチコミ・レビューFilmarks

3.5

観た人
183

観たい人
106

投稿者:タムジー 2019年12月06日

こんな美少年、田舎にいるわけねーだろってのも含めて作り物感とリアル感がいい塩梅だった
小説原作だからか、人間のキャラクター描写が映画のそれとは質が異なっていたように感じる。特にお母さん

投稿者:magnolia 2019年08月24日

グレゴリーペック父さんが超できすぎ君、嫁の不機嫌をやんわり包み、常に前を向き、子供の愛と責任を育てる、あんな父ちゃんに「男同士の秘密だぞ」と言われたら生涯の秘密にする絶対
if there is trouble waiting for you, you just as good go to meet it

病弱な唯一の友人が、既に天使かと思うほど透明さがあり象徴的
i was too young, someday i will fly, i will just fly on and on

多くの野生動物も堪能、でも蒲団で寝るアライグマと子鹿はさすがに可愛い、そして嵐の後の美しい太陽!ミレーの絵画を見てるよう
let be thankful we got any world at all , here comes the sun !

道徳の時間にピッタリの健康的正当派物語なのだが、そもそも嫁も子も友達がいないことが問題の根底なのは明白で、主題に丸々沿う気持ちになれなかった、いやラストは泣いたけど

ペックさんは若い時から泥まみれでも抜群にカッコいいんやなぁ…なんか悪い人の役で見なあかんと思うけど、オーメンとか怖いのダメやし、悩ましい

投稿者:コーカサス 2019年07月15日

フロリダ北部の森林地帯で農作を営むバクスター一家の幼い息子と仔鹿フラッグの物語。
微笑ましいジャケット写真とは異なり、その内容はとても厳しく、大自然の恩恵と損害、幼い少年の喜びと悲しみを色濃く描き、観た者を見事に裏切る。

自立と自己責任の国では、たとえ子供であろうとも父は息子に責任を持たせ、息子はその責任を果たし成長していく。

美しいテクニカラーと絡み合う初出演の少年俳優クロード・ジャーマン・ジュニアの演技が光る名作だ。

133 2019

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クチコミ・レビューTSUTAYA DISCAS

古き良き名画

投稿者:趣味は洋画 2017年12月09日

仔鹿物語(1946年アメリカ、カラー128分)

フロリダ北部の森林地帯で農業を営む一家の生活と、幼い息子と仔鹿との悲しい別れを叙情豊かに描く。
ジャケ写に小さく、-特選名画シリーズ-と書かれているのにお気づきだろうか。
ウン十年ぶりに観ても色褪せない、心揺さぶられる名画と確信した次第。

厳しい自然と闘いながら農作をしているペニー・バクスター(グレゴリー・ペック)は、荒れ地を耕し、作物を育て、家畜荒らしに来る熊を追い払う毎日。妻のオリー(ジェーン・ワイマン)は勝気だが根は優しい女で、台所仕事に追われている。一人息子のジョディー(クロード・ジャーマン・Jr)は、自然に溶け込み、何にでも興味を示す育ちざかりの11歳。ある日、森でペニーが大毒蛇に噛まれ、近くにいた鹿を殺してその内臓で毒を吸い取った。殺された鹿の子どもは森の中で鳴いていたが、ペニーは‘自分が助かったのは鹿のおかげだから’と、ジョディーの希望を叶え、子鹿を飼うことにする。ところがある日、育てていたトウモロコシの苗が食い荒らされていたのが見つかる...。

この映画は1946年(昭和21年)という実に古い作品だが、グレゴリー・ペックはまだデビュー5本目の出演で、ちょうど名前が売れ始めた頃。
44年「王国の鍵」でアカデミー主演男優賞にノミネートされてはいるが、45年「白い恐怖」、46年「白昼の決闘」ではまだ‘大根役者’と囁かれていた。彼が真骨頂を見せ始めたのは、47年「紳士協定」からであろう。アカデミー賞では「王国の鍵」は45年度分として第18回ノミネートとなっており、翌年が本作でのノミネート、そして47年「紳士協定」も同様、つまり3年連続の主演男優賞ノミネートということになる。さらに1年おいて、49年「頭上の敵機」でもノミネートされているが、オスカー獲得は62年「アラバマ物語」まで待つこととなる。

一方のジェーン・ワイマン(レーガン元大統領の最初の妻として知られている/彼女自身は3度目の結婚だった)は、ペックよりもキャリアは長く、本作でアカデミー主演女優賞にノミネートされているが、2年後の48年「ジョニー・ベリンダ」であっさり主演女優賞を獲得した。

アカデミー賞といえば、本作は作品賞ノミネートのほかに、上述の主演ノミニー2人、そして特別賞としてジョディーを演じたクロード・ジャーマン・Jrが受賞している。無垢な瞳を輝かせる金髪の美少年が、当時のファンの後押しを得たのだろう。さらに撮影賞、室内装飾賞まで受賞している。

何やらアカデミー一色のレビューになってきたが、冒頭のシーンは、水を飲みに川に出てくるアライグマの親子が実に可愛い。
そしてラスト・シーン...少年と鹿との別れは、涙なしには見られない。

フレデリック・ディーリアスの音楽

投稿者:サンド 2013年11月23日

メインタイトルの音楽のところに、
Musical Score by Herbert Stothart Conducting the MGM Symphony Orchestra
Utilizing Themes from Frederick Delius
(作曲はハーバート・ストサートで、MGM交響楽団を指揮し、フレデリック・ディーリアスの主題を利用した。)
と出ます。

ハーバート・ストサートは、1930、40年代にMGMで大量の映画音楽を作った人です。
「オズの魔法使」でオスカーを受賞しています。

フレデリック・ディーリアスは、ケン・ラッセル監督の「夏の歌(Song of Summer 1968)」で取り上げられた、クラシックの作曲家です。
(その後ケン・ラッセル監督は、エルガー、リスト、チャイコフスキー、マーラーと音楽家シリーズを作るわけですが・・)
ディーリアスには「フロリダ組曲(1887)」という曲もありますが、ここで使われているのは「アパラチア(1902)」だそうです。

「アパラチア」は、「大自然に見られるすべての命あるものの儚さ」を表現したものですと。

IMDbには、
「撮影で使用されている他の動物は126鹿、9ツキノワグマ、37犬、53野鳥、17ノスリ、1フクロウ、83鶏、36豚、8ガラガラヘビ、18リス、4頭の馬と17アライグマが含まれていた。」
とあります。

実にお金と時間をかけて、丁寧につくられていますなあ。

子供のテレビで頃観て・・・

投稿者:レビュアー名未入力 2011年03月22日

今でもラストシーンは覚えてます。小学生向けでしたが原作本も持ってました。
グレゴリー・ペックが、パパ役で出演してたんですね。子供だったから別に俳優はどうでも良かった(笑

心優しい少年ジョディと子鹿の出逢いと別れを描いた名作の映画です。飼い始めた頃は可愛いバンビでしたが、あっという間に成獣に。もうりっぱな体格です。
次第に作物を荒らし始めます。ジョディは、汗まみれになって畑を囲む柵を制作します。大変な労力と努力です。
しかし、鹿は設置したばかり丸太柵を、いとも簡単に乗り越えて畑に侵入してしまいました。
動物には、ジョディの苦心は理解できません。本能のまま、作物をむさぼります。

被害に耐えかねたジョディの母が、ついに行動にでます。銃声が響きます・・・駆けつけるジョディ・・・
苦しむ鹿にトドメを差そうとします・・・鹿の目がジョデイを見つめます・・・決心が鈍ります・・
とても哀しいシーンです。そして、また銃声が響きます・・・

こんなような物語だったと思います。一緒に観てた母に、なぜあんなに可愛がってたのに殺すの? と聞いたら作物を食べちゃうから、と答えでした。だったら最初から飼わなければいいのにと思いましたね。子供だったから単純な感想でしたが・・・(笑


人間と野性動物は、互いに超えてはならない境界線があるのです。
ジョディは身をもって経験しました。現在のニホンザル問題にも当てはまるテーマですね。

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