キング・オブ・コメディのクチコミ・レビュー

クチコミ・レビューFilmarks

3.9

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投稿者:鹿山 2021年03月03日

スコセッシ監督の作品鑑賞6作目!前々から楽しみにしてたけどやっぱりよかった!

同監督の『タクシードライバー』にも似た、「変わり者だけど根は善良な青年」がある出会いをキッカケに段々狂気に取り付かれていく話。とはいっても『キング・オブ・コメディ』というタイトルなだけあって、ノリは結構コメディチック。映画『ジョーカー』のオマージュ元にもなっており、近年再評価も進んでいるんだとか。

スコセッシ監督は「人間の狂気」をテーマとした作品を数多く制作しているけれども、どの作品でも「個人/社会の狂気」の両方に焦点を当てている。
ロバート・デ・ニーロの奇怪な演技のおかげで全編見応えがあったけれど、何よりも「コイツだけが狂っていたんだ」と個人に社会の負の要素を押し付けるような終わらせ方をしなかったことに最大の美意識を感じた。やはりスコセッシ監督は懐の広い作品を観せてくれる。
同じ阿呆なら踊らなにゃソンだな!

投稿者:ふみぃぃeeeee 2021年03月03日


 登場人物たちの常軌を逸した行動、言動が目立っているが、それらをコメディのノリで表現しているので、不謹慎ながらも、笑ってしまったし、面白い作品だと思った。
 
 
 最後の方のパプキンのスタンダップコメディは事実しか話していないだろうし、そこに自身の生い立ちとコンプレックス、さらには自分の存在を認めて欲しいという強い思いが込められているような気がして、心を打つ。

 
 人気者と日陰者の対比となっているのが、パプキンとジェリーの関係性。ジェリーがパプキンのTV出演を観ている時の様子がとても印象的で、TVに憧れを抱いていた時のことを思い出してるようにも見えた。
 

 ストーカーの女性もキャラクターとして魅力的で、パプキンと似ているけれども、少しずつ違う。2人の根本的な目的の違いなのか、協力しても上手に噛み合っていないのがまた良い。


[2021年 40本目]

投稿者:ミミ 2021年03月03日

何かよく分からなかった。ただ、純粋さ故の恐怖が伝わってきた。ロバートデニーロはこういうちょっと危なっかしい人の役が似合う

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クチコミ・レビューTSUTAYA DISCAS

妄想と歪んだ愛

投稿者:しん 2020年12月25日

ジェリー・ラングフォードの別荘にルパート・パプキンが彼女?と勝手に訪れたシーンは、
冷めた空気の中で全く動じず、帰ろうとしない痛い人を通り越して、
病的な人物を演じ、ハラハラしてしまったのは、俳優陣の演技が上手い証でしょうか。

ストーカー女の表情がイカレいて怖い・・

エンディングが現実か妄想かの論争があるみたいですが、個人には現実だと思えました。

下品ではない。

投稿者:ちゃたお 2020年08月24日

笑える娯楽作品でもない。
ひたすら嫌な気分になりたい方にはお薦めします。

スコセッシに安定感を感じず

投稿者:snap 2017年01月04日

これは個人的な記録としてのレビューだが鑑賞後に半年近く経ってしまうとディティールを忘れてしまったりしてしまう事もありできるだけ早く感想文を書く事にしょうと反省した。

今日見終えた感想だが前半はつまらなくて見る気がせず小分けにして見て見切るのに10日以上かかった気がする。
後半は話が展開していったので一気に見た。
タイトルからコメディアンの純粋なサクセスストーリーだというイメージだったが犯罪が絡む内容とは思わなかった。
エンドクレジットを見て主人公の俳優がロバートデニーロだったのかと気づかされた。
タクシードライバーのトラビスとはまるで違う人物を演じていて俳優としての幅の広さを感じた。
最後のギャグのシーンも面白くもなくて、なんだったのか分からなくなってしまった。
何かを強引な手法で変えようとするあたりがタクシードライバーに共通する部分のようにも思えたが作品のレベルはまるで違うと感じた。

スコッセッシ監督作品には安定感があるという書き込みを何かで見てタクシードライバーの次に選んだのだが期待はずれだった。
でももう一作ぐらい見てみるつもりでいる。

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クチコミ・レビューTSUTAYA

テ゛ニーロ様最高!

投稿者:大人アレルキ゛ー 2012年11月04日

『ケーフ゜・フィアー』や『サ゛・ファン』のストーカーっぷりも良かったけど、この映画のテ゛ニーロは何か憎めない。 妄想に浸ってる時のテ゛ニーロが特に面白い。

スコセッシ×デ・ニーロ=狂気

投稿者:ゴロウ 2011年06月03日

スコセッシ&デ・ニーロコンビ、狂気の3部作(自分ひとりでそう思っています)の1作です。思い込み、妄想で常軌を逸していく男のお話。とにかく、デ・ニーロがすごいです!トラヴィスといい、このパプキンといい基地外男の微笑の恐ろしい事、恐ろしい事・・・。この手の男を演じた時のデ・ニーロが大好きで堪らないですねぇ。こんな男をメソッド・アクティングで演じているんだから、空恐ろしいですよね(ふと、ヒース・レジャーの悲劇が頭を過ぎりました・・・)。とにかく、若い時のデ・ニーロってスゴかったんだよ!!

コメディの商業性を笑うコメディ

投稿者:テツ 2011年04月09日

この映画はコメディだ。ラストシーンでは刑期を終えたルパートが、大観衆の前に立つ。彼は何もしゃべらない。おもしろい動きをして見せるわけでもない。それでも客席は大爆笑。コメディとは無関係の手段によってコメディアンとしての名を馳せたルパートは、何もしなくても笑いを取れるコメディアン、「キング・オブ・コメディ」となったのだ。ギャグではなく、知名度に笑うミーハーな観衆。商業化したコメディの世界では、コメディアンの腕前よりもその知名度の方がより強力な武器となる。コメディアンとして有名になりたいあまり芸能界始まって以来の大ボケをかましてしまったルパートの、狂った成り上がり物語。有名なコメディアンだから笑うという構造だけのコメディよりは、ずっと純粋なコメディである。ただし笑えるかどうかは保証できない。

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