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シンプルに面白かった!
大人になると忘れちゃう子供の頃のことを思い出させてくれる感じある
子供の頃の柔軟な発想忘れたくないな
密林レンタル。なぎちゃんのお相伴。エリザベス・パーキンスの肩パッドにバブルを感じ、トム・ハンクスのイノセントな表情に輝きを確認。ロバート・ロッジャとのピアノダンスは最高。
ところで、ロッジャはシチリア系移民の2世。ピザ屋での誕生パーティにはいなかったけど、実は彼自身もN.Y. はリトル・イタリー育ちなんだよね。
映画は面白かったな。ほとんとチャイルド・アビューズなんだけど、子どもが夢見る大人の世界だと思えば、まあ許せないことはない。言ってみれば、大人と子どもの世界のトプシー・ターヴィー。
子供が憧れの大人になったら。大人が忘れていた子供心が面白さと、大人になって子供の頃とは違う目線を持っている現実に気づき、切なさを感じる作品。大人の世界は大変。けど、嫌なことばかりじゃないよね。
ゾルターのコンセントは抜けていたのに
監督:ペニー・マーシャル(1988年・米・105分)
12歳のジョシュ・バスキン(デヴィッド・モスコー)は、移動遊園地にあった「ゾルター」というコインゲームに遭遇した。
25セントを入れたら、頭にターバンを巻いた人形が願いを叶えてくれるという占いマシーンで、
ジョシュは「大人になりたい」と願い事をしたのだった。
そして翌朝、鏡を見るとそこに映っていたのは見知らぬ大人の男性。
大人になったジョシュを演じるのが、トム・ハンクス。(まだ細身で若々しい、32歳)
母親からは侵入者扱い。この後の騒動と言ったら!(笑)
昨夜のゲーム機「ゾルター」を探しに行くが、すでに移動遊園地は移転した後だった。
困り果てたジョシュは、親友のビリーに事情を話して相談する。
“見た目は大人、中身は子供”という、コナン君とは真逆の状態で、ジョシュは玩具メーカーに就職。
子供目線のアイデアや意見が社長の気に入り、商品開発部の副社長に出世してしまう。
そして、スーザンという恋人まで出来てしまうのだ。
チークダンス、初めてのキス、そしてスーザンの部屋で・・・(いいのかな?本当にいいのかな・・と、私などは不安に思いつつ)
すっかりスーザンとの大人の恋に夢中になって、ジョシュは親友のビリーと疎遠になっていく。
トム・ハンクスの無邪気な演技が素晴らしい。
見た目は大人なのに、童心に返ってゲームやおもちゃに夢中になって遊ぶ仕草が、実に自然で観ていて楽しい。
見た目と中身のギャップが面白いコメディー・ファンタジーなのだけれど、ラストはしんみりと切ない。
ニューヨークの公演にゾルターがあることをビリーから聞いて、
スーザンに心を残しながらも、ジョシュは元の12歳の少年に戻ることを決めるのだ。
笑いの中にもペーソス溢れる作品。
メルモちゃん
痛快でした。みかけは大人でも中身は13歳のこどもが大人社会でどんどんのしていくシーンは。
大人になる過程でしかたなく身につけた鎧みたいなものが全然なくって身軽なんだもんね。
でもステータスを身につけてしまうと子どもらしさが失われて、幼い友人を失望させてしまう。
メルモちゃんを思い出しました。
身体が大きくなること=おとな、ではない
ジョシュとビリーの男の子らしい微笑ましい友情を基調としたとっても楽しい映画ですが、所々スパイスのように人生に対する教訓と皮肉がピリッと効いています。
以前『ふたりのロッテ』のレビューで、「おとなは子どもは何も解っていないと子どもの力を見くびっているが、時として大切なものが何かをおとなよりもはるかに鋭く直感し、なにものも恐れない勇気をもって大胆に行動できる。日常の煩雑な生活に縛られておとなが忘れてしまったり意味もなく複雑に考えていることを、子どもは大切なことだけを守ってもっとシンプルに生きることだってできるのだと気づかせてくれる。」と書いたのですが、身体だけがおとなになってしまったジョシュが周囲に巻き起こすセンセーションにも同じことが言えるのではないでしょうか。「あいつのどこがいいのだ」と元恋人に訊かれたスーザンが「あなたよりずっとおとな(grown-up)よ」と答えるのは皮肉です。
スーザンに恋をしなかったら、ジョシュは無責任でお気楽な無邪気な生活をもっと続けていたかもしれません。でも恋をして相手に責任を感じおとなびてしまったジョシュは、逆に自分がまだまだ子どもなのだと、痛切に思うのです。おとなになると子どもだった自分を忘れてしまう。けれども子どものままおとなになることもできないのです。
ジョシュを演じたトム・ハンクスは、まさに身体だけが大きくなってしまった男の子そのもので、ほんとうに名演。特に演技とはとても思えない、少年のような無垢で純粋な眼が印象的です。『レインマン』のダスティ・ホフマンがアカデミー賞のライバルだったとは、不運としか言いようがありません。
時々見返したい
ホッとして、グッときて、キュンとくる優しい映画でした(←抽象的すぎ。笑)心があったかーくなります。ハートウォーミング系かな?なんだか忘れていたことを、本当に子どもの心になって取り戻させてくれます。童心に返る!トムは本当にこういう包容力のある役うまいな〜。目が優しすぎだよ!テンポもよくてあっという間。心のアルバムに所々挟んで時々見返して行きたい映画です。
うらやましいです
オトナの世界をすこし知って、また元のコドモ時代からスタートできるって、うらやましい(^-^) 人生を二倍楽しめるような気がします。
ファンタシ゛ー
まさにファンタシ゛ーだという作品ですね。でも子供向けかと思いきや、少し大人の場面もある… 敢えて子供向けに作るならキス止まりでいいとは思うが(笑) でもトムハンクスはさすがに上手いですね!見ててワクワクします。子供の自分に少し戻りたいと思った時にはいぃかも!