怪談 鏡ヶ渕のクチコミ・レビュー

クチコミ・レビューFilmarks

3.4

観た人
6

観たい人
8

投稿者:horahuki 2021年07月26日

今日は幽霊の日ということで久々の怪談映画。本作は三遊亭圓朝『鏡池操松影』を映画化した恐らく唯一の作品。累ヶ淵の要素を感じさせつつも、クライマックスでは悪役に殺された幽霊たちが勢揃いするオールスターお祭り感を味わえる楽しい怪談でした。

でも怪談らしく前半は超絶胸糞展開。というか最後の最後までずっと胸糞。金持ちの家に拾われた好青年の主人公が許嫁のお菊とともに養子となり家を継ぐ。それを良しと思わない番頭とその女が水面下で悪行の限りを尽くし、お菊夫妻を徹底的に貶める。

お菊の姉の結婚式をボロの花嫁衣装を売りつけることで台無し(安物を買いやがって!お前に渡した支度金を何に使ったんだ的なことを言われて破談)にし、怒りに狂った姉を沼に突き落とす。更には主人公が管理していた江島屋の大金を覆面つけて強奪、家宝を売ってまでお金を返そうとした主人公の父親を道中で殺害→家宝まで奪う…。他にも色々とずっと悪行を繰り返すというカス野郎。ほんと最悪すぎる!

彼方から続く道を幽霊がやってくる怪談的な恐怖演出は、常に悪役たちの心的な真相が罪悪感というロープで彼方と繋がれていることを感じさせるもので面白いのだけど、『東海道四谷怪談』の伊右衛門のような役者の演技から感じ取れるものはなく少し微妙に感じた。それに殺した相手が多いからこそ何度も幽霊が登場してしまうのも流石にやりすぎ感があって興醒め。

それでも怪談映画でよく見る常連の北沢典子さんの美しさは見どころだし、『亡霊怪猫屋敷』で化け猫お婆ちゃんを演じた五月藤枝さんはまたもやヤバいババアを演じてて目線の凄み方含めた安定感が素晴らしい。ちなみに藤枝さんは『女吸血鬼』でも化け物お婆ちゃんやってるっていう…

それでもクライマックスの幽霊オールスターズ見れただけでも良かったし、累ヶ淵と同じく珍しいオッサンの幽霊も見られるお得感もあって良かった!

投稿者:ピッコロ 2020年08月08日

この世は、因果応報・・・。

怖いなぁ~。怖いなぁ~。
へんだなぁ~。なんか嫌だな~。
さっきから、視線を感じるんですよ・・・。
この部屋にはですね~。
誰も居ないのに、おかしいなぁ~。

あれはですね。ずいぶん昔の話になるんですけど・・・。
"お里さん"って方の、結婚式に招かれましてね。
まぁ、綺麗なお嫁さんでね。
だけど、式の途中で、トラブルが起きましてね。

これは、あとから聞いた話なんですけど、粗悪品の花嫁衣裳を売りつけられてしまい、式の途中で、辱めを受けてしまったんだとか・・・。
なにやら"お里さん"のお姉さんの"お菊さん"が、ある男性と結婚することによって、呉服商"江島屋"の跡取りに選ばれることに。

だけど、面白くないのは、昔から働いてる”金兵衛”という男。
愛人の”お仲”と、共に、共謀し、次々と邪魔者を殺していく・・・。
金兵衛のせいで、結婚が破談になり悲しみにくれる"お里さん"は、”鏡ヶ淵”に身投げしようとするが、金兵衛に殺され池に沈められてしまう。

それからですよ。視線を感じるようになったのは・・・。
やだなぁ~。怖いなぁ~。
ピチャ、ピチャ、ピチャと音も聞こえてくる!
ふすまを開けると、廊下は水浸し。
ズル、ズル、ズル。
ふと振り向くと、頭から血を流してる真っ青な女が、こっちを見てるんですよ。

何も言わず、だた見てるだけ・・・。
怖いなぁ~。怖いなぁ~。

で、見えるのは、女だけでなく、"金兵衛"によって殺された人達が怨霊となって、現れる・・・。
何が現実なのか?何が違うのか?
頭の中が混乱してきちゃって、パニックになっちゃうわけで・・・・。
で、何故か気づくと、”鏡ヶ淵”に足をはこんでて・・・。
どこからか聞こえる、念仏が頭をぐるぐる駆け回っていき・・・。
ズブ、ズブ、ズブと・・・・。

投稿者:Ideon 2020年04月14日

安次郎は奉公先の江島屋から気に入られ、許嫁のお菊とともに夫婦養子になって、江島屋の身代を譲られることになった。長年、江島屋の身代を狙っていた番頭の金兵衛は面白くない。二人の評判を落としてやろうと、恋仲のお仲と悪巧みをして、邪魔な者を次々と殺していく。しかし、いよいよ二人を追い払うという段になって、因果応報、怨霊たちに地獄の底に引きずり込まれるのだった…というお話。
ジャイアントロボの隊長役の伊達正三郎が白塗りの優男で登場。父親を殺され、嫁は女郎屋に売られ、散々な目に遭う。相手役の北沢典子は可憐な美しさで目を惹く。

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