その男、凶暴につきのクチコミ・レビュー

クチコミ・レビューFilmarks

3.8

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投稿者:コーヒー 2019年06月13日

だいたい処女作にその監督の表現したいものが詰まっているというが、この作品もそうだろう

前半は痛快でコメディ的だが後半はシリアスでいかにも北野映画らしい

投稿者:ジャージャー 2019年06月11日

「どいつもこいつもキ●ガイかよ、、」

武のデビュー作。

対話よりもまずは手を出す暴力刑事と麻薬組織による血で血を洗う暴力の連鎖の話。

武映画はファンからの評判があまり良くないHANA BIから見たので、作品に共通する特徴のようなものはまだよく分からないけどところどころに見られる斬れ味抜群の演出(特に白竜絡みのシーンやチンピラを覆面パトカーで轢くシーン)やどこか笑いを醸し出す独特の間(娘と知らぬ間にヤっていた男を階段で蹴飛ばし、その後も歩きながらひたすら蹴ったり殴ったりするシーンとかもう笑いを堪えられなかった)などこの時から存在していたのだと感じられた。

また優れた暴力映画には共通するのかもしれないが、武映画は暴力を描くだけでなく、その結果としての血や死をしっかりと描くからこそそれらの描写に恐ろしさを感じると同時に引き込まれる。金属バットで殴られた武の部下の頭から血が吹き出すシーンや白竜と一騎打ちの時に間一髪で武が避けた銃弾が通行人の女性の頭に被弾するシーンなどでそう思った。宇多丸さんが確か品川監督の「ドロップ」をレビューした時に「武映画の暴力が怖いのは、武さんが暴力というものを本当に怖いものだということを自覚しているから」と言っていたがそのことがなんとなく分かった気がする。日頃から暴力振るってる人じゃないと出せない怖さがあるのだと思う。

遠藤憲一、佐野史郎、平泉成など強面俳優の若い頃が見れたし面白かった。

投稿者:緑雨 2019年06月10日

あまり指摘されていないようが気がするけど、イーストウッド映画との共通性を感じる。単に無法刑事というキャラ設定が共通しているというだけでなく、街の撮り方とか、バディ・ムーヴィーとしての在り方とか。
何より、筋を語るよりも、シーンを重ねることで作品を構築する手法。それでいて、きちんと物語を成り立たせることができる賢さも。

ホームレスのアップカットで始まるオープニング・シークェンスで一気に引き込まれる。そして橋の勾配を利用したタイトルバックの強烈なカッコよさ。金属バット男を、走って、その後はパトカーで追いかけるシーンは面白過ぎ。ラストの芦川誠による因果応報的リフレインはややベタな感じがするけど。

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クチコミ・レビューTSUTAYA DISCAS

無情なる暴力

投稿者:Yohey 2015年09月28日

この作品、初めて観たときは「なんやこれ、たけしが無茶苦茶やっているだけやないか。」と思ったんですが、改めて観ると、このなんていうんでしょうか、心が無い暴力の描写っていうやつで、映画的ではないけど、これはこれで表現としてはアリかな、と思ってしまいます。時代がたった、とうことなのでしょうか。

でもまぁ、そういうことをふと思うような作品でして、「アウトレイジって面白い!!って思ったけど、たけしがとった行動はまるっきりコレやん!!」と自らに突っ込んでしまいたくなった、そんな作品です。原点って色々とみれて面白いね。

その男、凶暴につき

投稿者:片山刑事 2014年11月03日

 ホームレス狩りの中坊をぶん殴って自首を強要する刑事。主人公が警察署に出勤する日常を見るだけで、この男がいかに一匹狼なのかがわかるのが見てて面白い要素の1つだと思います。映像だけで何が起こってるのか説明してしまう。

 主人公の暴走っぷりがキャラクターとして面白いのとカタキ役の清弘という男。この人も面白い人物で、岸部一徳さん演じる上司の命令を聞かないでどんどん人を殺していく。暴走する2人が誰にも止められず激突していく死闘。

 映像の見せ方も北野映画独特の間合いで、タレコミがあって踏み込んでホシを逃がしてからの追いかけっこの長さも映画の間が面白いポイントとかだと思いました。
 
 主人公が聞き込み程度で一気に黒幕までたどり着いてしまったりするのがよくわからなかったですが。敵を合法とか関係なく追い詰めていくカッコよさ。
 そしてクビになって、主人公は絵画を見たりする日常パートもいきなり異質な展開で不思議な気持ちになります。その間に、主人公の妹が拉致されて……。

 クライマックスの展開も清弘の子分とかの顛末も見たことないようなものなので、カッコよさを感じるポイントでした。

 ただ岸部一徳さんの立ち位置がよくわからず実業家なのかヤクザなのか一体どの立場なのかよくわからなかったのが清弘を操る黒幕としての凄さがわからなかったのがイマイチでした。

今みると……

投稿者:BEEFジャーキー 2014年03月02日

ゆったり、ねっとり(?)した展開が、
見てて、しんどい……。
何でも無い<マ>が、疲れる……。

もし、この映画を10代の頃に見ていたら、
衝撃を受けたのかも。
さすがに、今みると………。

暴力刑事が肩書き取れて、さらに危険な男に…
ってなストーリー。
何となく、予想のつく展開…。
ラストも、そんなもんやろな…みたいな…。

でも、雰囲気は嫌いじゃない。

特に、何度も流れるBGMが好き。
陰うつな感じと、すっとんきょうな感じが、
みょうに物語にハマってた♪

あと、たけし。
正直、あんま好きじゃない。
けど、終盤のタケシの表情は好き。
(ちょっとカッコ良く見えたりして(笑))

これで、まったりネットリしてなければ、もっと好きだ。


「どいつもこいつも、きちがいだ」
…ボソリとつぶやく、ある男。
このセリフが、この映画の全てを語ってるんだよね、きっと。

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クチコミ・レビューTSUTAYA

北野武最高傑作?

投稿者:ヌコ 2014年06月22日

どこかの国の監督が、北野武監督作品の中でこの作品が一番好きだと言っていたそうだ。自分は北野武監督作品を全て観ているわけではないが、恐らく自分にとってもそうなのではないかと思える作品。ビートたけし、いい顔してんな〜。ラストは実はWikipediaによってネタバレされた状態で観たのだが、それでも衝撃的だった。『その男、凶暴につき』のWikipedia、誰か書き直してはくれまいか(笑)まだ観ていない方は、絶対にwikiらないで観ることをお勧めする。

¨この¨男…

投稿者:SKYLINE 2012年05月17日

見る前の期待をある意味裏切られた作品です。 主演のビートたけし(監督名義は北野武)が若い! ある時は妹と同僚の岩城に優しく、ある時は犯人に対して凶暴な面を見せる、その差がなんとも言えない!! 敵役の白竜(も若い)が敵味方に容赦ない暴力を振るう場面に、本当にその筋の人に見えた!!! また映画全体を通して無駄な台詞を排除して、曲も良いところで使ってる(^O^)b

あつい

投稿者:siro 2012年02月02日

たんたんと物語が進行していくところがいいんだ。なんか虚無感がうまくつくりだされており、かったるそうな演技がいい

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