破壊!のクチコミ・レビュー

クチコミ・レビューFilmarks

3.8

観た人
112

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173

投稿者:zoso30 2021年04月13日

型破りの刑事コンビが、アメリカの裏社会に巣食う巨大な悪に挑むピーター・ハイアムズ監督の佳作。

刑事2人(エリオット・グールド、ロバート・ブレーク)は娼婦を逮捕するが上司が更に上層部から圧力をかけられて不起訴となる。
地域に根付いた大金持ちの巨大な悪人に挑むバディもの。

マーケット店内での銃撃戦、悪人のピンク店への手入れ、麻薬取引現場を取り押さえようとするなど派手に動き回るが、決して強い刑事たちではない。そこが人間らしくて良い。

なかなか楽しめる娯楽作であった。

投稿者:スギノイチ 2021年03月29日

『フレンチコネクション』と『センチュリアン』の中間にあるような映画。
昔観た時は「とにかく地味な映画」という認識で、内容もラストぐらいしか覚えていなかったのだが、あらためて観るとしみったれた労働者としての刑事像が何とも丁寧だ。

風紀係としての業務は違法バーや売春の摘発だが、だまし討のようなやり方ばかりで、正義を執行しているはずなのに卑劣な印象さえある。
取り締まった連中も街の顔役の息がかかると釈放され、やりがいは無い。
エリオット・グールドとロバート・ブレイクというかなり地味なコンビだが、こういう役にはこれ以上ないぐらいハマっている。
今にして思うとこの2人が主役なんてバッドエンドが確約されてるようなもんだな。

投稿者:janrobot21 2021年03月21日

70年代の傑作ポリスアクション。

エリオット・グールドがいい味出してますね。
ピーター・ハイアムズ監督はこれがほぼデビュー作ですが、カメラを常に動かすことで、この時代のアクション映画には珍しく現代的な映画に見えました。それが常に飽きさせない画作りになってます。

ストーリーは単純。二人組刑事がしつこく麻薬王を追うだけ。

単純明快だが面白い傑作でした。

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破壊!

投稿者:片山刑事 2014年10月27日

刑事の中でも殺人課とかでなく風紀課という売春とかを取り締まる刑事2人。1人はヒゲすごいしスタジャン着て、全く刑事っぽくない。どこか疲れた感じだけど、狙った相手を絶対に逃がさず地道に捜査する。カッコよすぎです。

 話は風紀課の刑事2人が、売春の事件を追いかけるうちに暗黒街のボスを追い詰めるけど。案の定、警察の偉い人とかにも繋がりがあって妨害を受けつつ意地でも追い詰めていく。

 この映画の面白いところは、刑事2人の魅力で。この2人の漫才のような掛け合い。冒頭の歯医者から笑えるもので最高です。情けないところがカッコいいです。
 ボコボコにされたりもしますが、ボスを執念で追いかけていく。なんで、そこまでという気持ちになりますが、主人公たちはボスの周囲を1つずつ潰して追い込んでいきます。

 普段は軽口ばかり叩いて、本気ではない感じなのに。行動は自分たちが追い込まれれば執念で相手を潰していく。

 刑事2人の魅力とあとは何と言ってもアクションシーンの魅力も素晴らしくて、中盤の追いかけっこからのスーパーマーケットの銃撃戦。カメラがグイグイ動いて、その対象のとらえ方、躍動感が見たことないようなカメラワークでカッコよさ倍増です。そして階段を転がりながら追いかける主人公。そんな刑事も見た事ないです。
 クライマックスの救急車のカーチェイスも、カメラ地面に当たっちゃうんじゃないかな? ってくらい地面スレスレで凄いことなってます。

 そしてネタバレですが、ボスを追いつめて拳銃を向ける主人公。ボスが「俺を捕まえても1年くらいでまた出所だぜ」と余裕なボス。そこで物語はおしまい。
 スタッフロールが流れて、主人公が刑事を辞めたことがわかります。結局、犯人を捕まえても今の司法制度だと何も変わらず嫌気がさして辞めてしまったという主人公。何ともやるせない終わりで、犯人の射殺して終わり捕まえて終わりという勧善懲悪ものではない映画なのもよかったです。

若干期待外れ

投稿者:CCR 2011年03月19日

ようやくDVDになり、刑事バディもののはしりみたいな作品なので、更にピーターハイアムズなので期待してましたが、それほどの出来とは思えません。ニューシネマ全盛期の作品なのでもっとリアリティがほしかった。スーパーマーケット内で犯人追跡中の主人公がいきなり通行人
がいるのも関係なしに拳銃をぷっぱなすのを見て一気にポテンシャルが落ちた。「ダーティハリー」なら仕方がないが、こういった平凡な刑事
タイプがこういう事をやっちゃうとウソっぽい。似たタイプの刑事バディもの「フリービーとビーン大乱戦」の方がバカバカしさに徹していて良かった。こちらもDVDにまだなっていないので期待してます。

ピーター・ハイアムズ

投稿者:よふかし 2008年06月29日

 なんだかやっぱりレビューが読みにくいなあほとんど読めていないし読んでもあまり以前のように楽しくないのはなぜだろう

『カプリコン1』とこのデビュー作『破壊!』は面白いというのはピーター・ハイアムズに対して衆目の一致したところではないかと思うのだけれどつまり小さい映画が似合っている
 後年大作を任されるようになると全然面白くなくなっていって でもまあそこそこの『ハノーヴァー・ストリート』『アウトランド』『プレシディオの男たち』フライシャーの傑作をすごいリメイク『カナディアン・エクスプレス』やっぱり結構好きです
 この『破壊!』にはデビュー作ならではの映画を撮れる喜びがいきいきと感じられます カープ大好きさんが書かれているようにアパートの長い廊下やマーケット内での銃撃戦など移動撮影での長回しで捉えられるアクションがとても素晴らしいと思います とくにマーケットの戦いは大勢の客がいるところでの緊迫した撃ち合い 案外こうした場面をほかに思い出せません
 時代のヒーローと言えるでしょうエリオット・グールドの魅力にあふれているも作品です ロバート・ブレイクとのコンビで麻薬&風俗王を追い詰めていくのですが彼らはみ出し刑事たちのとる手法が結局は単なるイヤガラセというのがなんとも痛快です げげげーゆさんがメリハリがないとされているのはたしかにその通りなのですが メリハリは意識的に拒否されているわけですねたぶん 一見ぐずぐずだらだらシラケているというのがまたこの時代この作品の個性であり大いなる魅力なのではと思う次第です すかしたラストも大好きな70点

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