墓石と決闘のクチコミ・レビュー

クチコミ・レビューFilmarks

3.3

観た人
114

観たい人
61

投稿者:私のことは遊びだったのね 2020年09月15日

★★★liked it
『墓石と決闘』 ジョン・スタージェス監督
Hour of the Gun

実話"OK牧場の決闘"の後日談
決闘での銃撃戦から始まる

ジェームズ・ガーナー as ワイアット・アープ
ジェイソン・ロバーズ as ドク・ホリディ

法と復讐とで葛藤する
『OK牧場の決斗』『荒野の決闘』
どっちか観た後だとおもろい

Trailer
https://youtu.be/8yaWSeG0Mgk

投稿者:lemmon 2020年08月08日

メインキャストに女性の出てこない西部劇。

題材となる回数の多いOK牧場のワイアットアープ作品。

法と秩序を守ってきたワイアットアープの静かな葛藤。後半はグイグイと、冷静ではあるがどこか狂気性も滲ませたガーナーに夢中に。相棒ドクホリデイとのやり取りも胸にくる。

60年代後期という時代もあるのだろうが、あと「砦の29人」もそうだったが、ガーナー主演の西部劇は趣が違った作品が多く興味深い。

本作もじんわり来た。

投稿者:恵理座部須 2020年06月19日

主人公ワイアット・アープが親友のドク・ホリデイと共に弟の仇、アイク・クラントンを討ちに行くって感じの映画。

法律の無力さってのが描かれてて確実に有罪なのに証拠や令状がないと逮捕出来ないってのは現代に通ずるものがあるなと思った。

最後のシーンが個人的にめちゃくちゃ良かった。
ついに追い詰めたクラントンを前にして、無力な法律の象徴の保安官のバッジを投げ捨て決闘に臨む。
やっぱり西部劇は決闘の一瞬の命の駆け引きが本当にかっこいい。

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クチコミ・レビューTSUTAYA DISCAS

冒頭からいきなり決闘シーン

投稿者:趣味は洋画 2013年06月13日

まず本作の監督がジョン・スタージェスであることに着目したい。
彼が手掛けた西部劇作品は、56年「六番目の男」、57年「O.K.牧場の決闘」、58年「ゴーストタウンの決斗」、59年「ガンヒルの決斗」、60年「荒野の七人」、72年「シノーラ」、73年「さらばバルデス」など等。 このタイトルをみただけで、彼の西部劇に対する認識、愛着心、こだわり、といったものが垣間見える。 (もちろん西部劇だけでなく、55年「日本人の勲章」、58年「老人と海」、59年「戦雲」、63年「大脱走」、67年「北極の基地・潜航大作戦」、69年「宇宙からの脱出」、73年「マックQ」、76年「鷲は舞い降りた」などの優れた作品も多数あるのですが...)

この作品は「O.K.牧場の決斗」の後日談であることは広く知られています。 ゆえに、冒頭から、まさしくその決闘シーンからの‘入り’です。 短くも、この迫力ある決闘シーンは、西部劇ファンの期待感を膨らませ、その後の展開に興味を持たせます。 ワイアット・アープを演じた俳優は多数いますが、本作ではジェームス・ガーナーが演じています。 彼は57年~米TV「マーベリック」で長男ブレット役を演じ、94年の映画「マーヴェリック」では、そのブレットを演じたメル・ギブソンの父親に扮して出演しています。また74年の米TV「ロックフォードの事件メモ」にも主演、日本にも馴染みのある俳優です。 地味な俳優ですが、他の大物俳優と共演することによって存在感を発揮するタイプのようです。 その意味では、ドク・ホリディに扮したジェイスン・ロバーズと組むことによって、ガーナーの渋さが際立っています。 一方のJ・ロバーズも、アカデミー賞助演男優賞を2年連続で受賞するなど(76年「大統領の陰謀」、77年「ジュリア」)、存在感ということでは一歩もヒケをとりません。 本作では‘抑えた演技’に終始し、ワイアットを上手くフォローするホリディを巧みに演じています。
ワイアットの弟たちが、アイク・クラントン(ロバート・ライアン)の部下による理不尽な闇討ちで殺傷され、復讐を誓ったワイアットがクラントンの仲間たちに次々と決闘を挑み、最後の決闘では、そのクラントンも倒すというものですが、まさに西部劇の醍醐味である‘決闘シーン’は観る者を唸らせます。 (本作までの西部劇シーンを彷彿させる...)
ルシアン・バラードのカメラアングルもよく、ジェリー・ゴールドスミスのスコアも当時を偲ばせる雰囲気があっていい。 まだ若きジョン・ヴォイトもチョイ役で出ています。

華のない映画ですが

投稿者:港のマリー 2010年02月19日

 「OK牧場の決闘」の後日談で、当時ヒットしたのかどうかはわかりませんが、現代では間違いなく、ウケないでしょう。主役二人が渋いというより地味すぎるうえ、女優はもちろん若い美男子すら登場せず、西部の風景(この撮り方も凡庸)のなかを、今ひとつ冴えないおっさんたちばかりが駆け抜けていきます。2年後の「ワイルドバンチ」の銃撃戦描写がいかに革命的であったか、こういう映画を見るとよくわかります。

 しかしいいところもあります。「HOUR GUN」(銃の時代とでも?)の原題が示唆するように、銃でものごとに決着をつけてきた時代が終わりつつあること、しかしそこから抜け出すことができない人間たちの姿を誠実に追っていることです。
 1880年代になれば、地方にも司法制度は確立し、いくら無法者を成敗するのだとはいえ、法に基づいた逮捕・起訴・裁判の手続きが必要なわけです。現に、OKコラルでの決闘の後、ワイアットらは殺人容疑で逮捕され、裁判にかけられて無罪になっています。こうした裁判シーンがくり返して映されるのもおもしろいところ。ドクがクラントンの追っ手をかり集めるさい、「合衆国憲法」に誓わせて「副保安官」に任命するというのも、シニカルで笑えます。
 法の執行官である連邦保安官としての立場と、兄の脚を奪い、弟を殺したクラントンへの私怨と復讐との相克に苦しむワイアット・アープの姿の描写には、それなりの格調がありました。

 で、結局最後は私怨と復讐のほうを選んでしまう。法ではなく銃に託してしまう。そうでなければ映画にならないという事情なら、そういう選択を私たちが好むということが、根深い問題なのでしょう。合衆国は自由で独立した市民の対等な相互契約に基づいて建国され、法は自ら制定したゆえに自ら服するから尊いと、「アメリカ独立革命」をアーレントは称えているけれど、「銃」(暴力)の伝統も脈々と現代まで流れていると思わされました。

 アープとドクの男の友情の描き方には味わい深いものがありました。無理に華を探せばそれでしょうか。
 さりげなくアープの後ろを歩き力を貸してきたドクは最後の仕事が済むとコロラドのサナトリウムへ。「ワイアット」と、病室を去ろうとするアープに珍しく名前で呼びかけ、「もう来ないでくれ」
 萌えました!ジェイソン・ロバーズはいくら何でも老けすぎているけど。

「OK牧場の決闘」の続編です

投稿者:とにおう 2009年04月05日

ジョンスタージェス監督が、「OK牧場の決闘」後の彼らを、史実に忠実に基づいてえがいた正統的続編である。

OK牧場の決闘の後、クライトンらカウボーイズはアープ兄弟に復讐をはかり、史実では兄は片腕(本作では足)を無くし弟は暗殺されてしまう。

親友のドクホリディは、兄弟の復讐に燃えるワイアットを「法に従うこと」いさめながらも、熱い友情から力を貸さざるを得ないだったが。。。

「ワイアットアープ」や「トゥームストーン」と同じく、ワイアットの行為を見ると、実は英雄ではなく彼こそが無法者だったのではないか、と考えさせられる男のドラマで、ジェリーゴールドスミスの音楽もすばらしい西部劇の王道作品となりました。
★3つ

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