ワイルド・アパッチのクチコミ・レビュー

クチコミ・レビューFilmarks

3.6

観た人
237

観たい人
177

投稿者:似太郎 2021年04月23日

タイトルとは打って変わり、『ワイルドバンチ』とはぜんぜん違う趣向の西部劇。ちっともワイルドじゃないのが特徴である。邦題のセンスの無さが際立ってスゴイ。

何というか正攻法のウエスタン・ムービーにしてはドス黒く、陰鬱な雰囲気の漂う作品。当時のアルドリッチ監督の中にある「敗北感」が全編に渡って強く押し出された作風になっている。或いは「諦念」というやつでしょうか…。当時(70年代)らしい頽廃的なムードも捨てがたい。

同じくアンチ西部劇のサム・ペキンパー監督『ワイルドバンチ』への回答ともいうべき作品だ。どちらも過激なバイオレンス描写に於いて似通っている印象。画面はチープで安っぽいですが。B級映画スレスレの感じも漂うが、これはこれで悪くない作品と思う。

投稿者:秋山嵐子 2021年03月23日

ずっとアパッチとワイルド・アパッチを混同していたら、全然違った…!面白すぎてうぉぉとかわぁっとか声を出しながら見ちゃったよ。リチャード・ジャッケル美味しい役で嬉しい。

投稿者:ムチコ 2020年11月17日

『ミークス・カットオフ』みて思い出したので。
お互いのルールで生きている人たちはそのことが敵対の理由になってしまう。

バートランカスターの身体能力。嘗ては自分がアパッチ役を演じたこともあったんだよなー

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クチコミ・レビューTSUTAYA DISCAS

アパッチの残酷さばかりが目立つ

投稿者:チキンハート 2018年03月15日

感想・総評:追う者、追われる者の駆け引きは面白い

対象年齢:高校生以上(残酷場面あり。H場面はないが、それらしい表現はあり)

食事中に見られるか:やめた方がよい


アンチ西部劇の傑作

投稿者:レビュアー名未入力 2014年04月13日

アパッチと騎兵隊の死闘を描いたアルドリッチらしい作品。
女っ気の無い、かといってマカロニ・ウェスタンほど凄惨でも無い(血だるまが出てくるくらいだ)、アルドリッチが描く男のドラマ。

実際に起きたウルザナの襲撃をリアルなタッチで描いた骨太な作風。
暴力に直面した時の人間の恐怖と憎悪が生々しい。
一見すると典型的なインディアン掃討物に映るかも知れないが、西部開拓時代の終わり、インディアンたちの反撃の終焉、騎兵隊の戦いの終結・・・様々な終わりの足音が聞こえてくる。
インディアンと白人の問題に深々と迫った内容でもあり、異なった立場の駆け引き、同じ人間として向き合おうとしたマッキントッシュの生き様が特徴的だ。

冒頭15分間の「嵐の前の静けさ」、
そこを過ぎてからの残虐さと残酷な殺し合い。
周囲が見えない小屋の中で聞くラッパの音が怖かった。
中盤の馬上での追撃、
終盤の谷間での銃撃戦など充実した内容。
特に危険と解っていて、あえて谷間に突き進んだ「賭け」の場面。
長年インディアンと戦ってきたマッキントッシュは引退した後の実りのない老後、壮絶に散るインディアンたちへの憧れに似た気持ち、とにかく死に場所を求めていたのかもな。

「ヴェラクルス」で初々しかったバート・ランカスターも、今では老骨に鞭くれる老将として登場する。
ラストのランカスターが何とも言えない。

7/10点

投稿者:スパイクロッド 2014年04月04日

アルドリッチ唯一の失敗作といえるデビュー作『アパッチ』のリベンジ的作品でして、
映画の内容としては比較的地味に進行するんですけど、
そこで描かれる人の残酷さ、復讐心、苦悩、そして達観は実にリアルで重たく、
アルドリッチのことさら主張してくるわけではない静的演出によってよりいっそう迫ってくるものがありました。

『アパッチ』では中途半端だったバランス感覚がこの作品では絶妙で、
人は等しく愚かで残酷ですばらしいものなのであります。

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