許されざる者のクチコミ・レビュー

クチコミ・レビューFilmarks

3.8

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投稿者:みもねる 2021年06月17日

これこそリアリティだよね。
人殺したら、殺した方も心に大きな傷を負うよね。戦争とかでは神経がマヒしちゃうのかな。
いくら銃社会のアメリカでも、簡単に、なんの躊躇いもなく平気でバンバン殺せちゃう?
キッドの殺したあとの振る舞いが、これこそリアルだろうなと思った。
でもプロの殺し屋マーニーは、親友をなぶりものにされたこともあり、バンバン撃ちまくる。そしてその後遠くに逃げて成功したらしい。
そういうオチ?
許されざる者って?
黒人のガンマンも新鮮な気がした。

ただ単にクリント・イーストウッドがかっこよくで渋くて、上手くやって成功する人だった。

投稿者:SHOHEI 2021年06月16日

真人間を自称する引退したアウトロー、ウィル・マニー。ツギハギだらけの家に住む独善的な保安官ビル。虚勢と欺瞞に満ちた登場人物たちを差し置き心根に暴力を秘めるのがこの2人の男だが、それは師匠レオーネとシーゲルから受け継いだ精神がイーストウッドの中に生きていることを証明する。

投稿者:masahitotenma 2021年06月11日

アンチ・ヒーローを演じ続けてきたクリント・イーストウッドが、師匠であるセルジオ・レオーネ監督とドン・シーゲル監督に捧げた、自称"最後の西部劇"で、監督クリント・イーストウッドの評価を決定づけた彼の代表作。
賞金稼ぎのために再び銃を取る老ガンマンの姿を描く。
ジャック・N・グリーンの撮影、レニー・ニーハウスの音楽もよい。
原題:Unforgiven

1880年、ワイオミング。
かつて列車強盗や殺人で悪名を轟かせていたマニー(クリント・イーストウッド)は、3年前に愛する妻に先立たれ、今では2人の子供と農場で質素に静かに暮らしていた。
しかし、生活が苦しいマニーは、若いガンマン、キッド(ジェームス・ウールヴェット)の誘いに乗り、賞金稼ぎのため、11年ぶりに銃を取る。
賞金(一千ドル)の相手は、娼婦フィッツジェラルド(アンナ・トムソン)の顔を傷つけ重傷を負わせた2人の無法者のカウボーイで、かつての相棒ネッド・ローガン(モーガン・フリーマン)も同行することになる。
一方、町を強権的に牛耳る保安官のリトル・ビル(ジーン・ハックマン)は、治安を守るため、やって来た伝説的殺し屋のイングリッシュ・ボブ(リチャード・ハリス)を暴力的にぶちのめし、追い出していた。
そうとは知らず、マニーたち3人は、町に入っていき……。

「女房が生きていたら殺しなどやらんだろう」
「殺しはとてつもなく重い。相手の過去も未来も奪い去る。……人は皆罪深い」
「母親は一人娘がなぜ、泥棒で人殺しで酒浸りの悪党と結婚したのか、ついに分からなかった」

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クチコミ・レビューTSUTAYA DISCAS

映画の終焉

投稿者:ジャッコーken 2018年01月02日

これは僕が初めて劇場で見たときに受けた衝撃をそのまま書きますので、普通のレビューとは違い、個人的な感想だと思ってください。

1本木をバックに美しい夕焼け、そしてエンドロール始まる。
僕は思いました。これってもう映画って言うものが最後じゃないかと。
もうこれでおしまいですよ、映画と言うものはもう作られませんよ
この映画で最後です。
と僕に訴えかけてるような、そんなエンドロール僕は確かにその時そう思いました、そしてそれを信じてしまうほどの衝撃を受けたのでした。
以上
余談
ただこの映画の事件の発端というか、はじまりは、
男の人のアレが、大きいとか小さいとかそんなサイズの問題でしたよね^_^

暴力の本質を見つめた作品

投稿者:趣味は洋画 2016年03月14日

何度観直しても最高級の西部劇であることに変わりない。
イーストウッドはこの作品を、「ダーティ・ハリー」のドン・シーゲル監督、「荒野の用心棒」のセルジオ・レオーネ監督に捧げている。
この「許されざる者」には、ドン・シーゲル監督の傑作群を貫く妥協のない率直なスタイルがしっかり見てとれる。
ダーティ・ハリー同様、本作の主人公ウィリアム・マニー(クリント・イーストウッド)もヒーローのいない腐敗した世界に住んでいる。そこで競争に勝つ男は、最も冷酷かつ無慈悲に勝利を追い求める人間なのである...

かつて腕利きガンマンとして知られ、今は年老いて引退したマニーのもとに、若いガンマンのスコフィールド・キッド(ジェームズ・ウールヴェット)が賞金稼ぎの話を持ち掛けてくる。
キッドは、フィッツジェラルド(アンナ・レヴィン)という娼婦に重傷を負わせたカウボーイを倒し、1千ドルの賞金を得ようと、マニーを誘ってきたのだ。
マニーはかつての相棒ネッド・ローガン(モーガン・フリーマン)と共に、再び銃を手にして町に向かうが、そこには横暴な保安官のリトル・ビル・ダゲット(ジーン・ハックマン)が待ち構えていた...

この映画は暴力の本質を見つめ直し、暴力をふるう側と犠牲者の両者の痛みを描いていく‘人間ドラマの要素’が盛り込まれている。
かつての西部劇にみられた、善悪の単純な図式ではない。
西部劇として、この映画を凌駕する作品には未だお目にかかっていない。

キャスティングが素晴らしい。
イーストウッドは言うに及ばず、まずジーン・ハックマン。 冷酷無比でしたたかな悪徳保安官を巧演し、アカデミー助演男優賞に輝いた。
伝説的な殺し屋イングリッシュ・ボブに扮したのは、アイルランド生まれの名優リチャード・ハリス。(イーストウッド、ハックマン、そしてハリスの3人は1930年生まれの同級生)
そしてモーガン・フリーマン。
本編では主人公の相棒に扮し、相変わらず味わい深い演技をみせるも、最後ははかなく命を落とす。

イーストウッド作品にはお馴染みの、ジャック・N・グリーンのカメラと、レニー・ニーハウスのスコアもピタリはまっている。

最後にもう一度、最高級の西部劇だ。


屈折した正義のヒーロー

投稿者:alterd 2015年12月05日

西部劇はあまり好きではないが評判が良かったので観てみた。

イーストウッドがまたしてもおいしい所を演じていた。
思えば、「荒野の用心棒」に始まり「ダーティ・ハリー」から
「グラン・トリノ」に至るまで一貫して正義のヒーローを演じている。

今回も最終的にはありふれた勧善懲悪だが世の腐敗やくだらない名誉欲等を描くと共に、結局、この世には家族や友人への愛情くらいにしか価値が無い事を巧く描けていたように思う。

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クチコミ・レビューTSUTAYA

し、しぶい

投稿者:あさり 2012年02月13日

西部劇をまともに見たことがなかったのですが、本作でやられました。しぶすぎる!

うーん

投稿者:ヒロ 2011年10月12日

派手なアクションや銃撃戦はない西部劇は好きではあまりないですがこの作品はドラマ性があってよかったです

イーストウッド監督の最高傑作!!

投稿者:Tom Montblanc 412 2011年03月10日

クリント・イーストウッド集大成「最後の西部劇」。すでに3回観ましたが飽きません。豪華キャストと脚本の素晴らしさ、そしてクリント・イーストウッドの監督と言うことでとてもよく出来ていて質の高い作品であるのは間違いないと思います。
また「人殺し」というのが人々に与える影響などのメッセージを昔に人をたくさん殺したマニーの過去と初めて人を殺したキッドの今によって上手に伝えられています。
音楽もいいです。

心に重き業を担いし・・・。

投稿者:無敵艦隊 2010年05月13日

19992年度のアカデミー作品賞受賞作。20世紀最後のウエスタン映画と言って差し支えないだろう。
かつて冷酷なガンマンとして恐れられた男、マニー。足を洗い隠居していた彼が、ひょんなことから再び銃を手にした結果、ただひたすら自らの業と対峙する羽目になる。
主人公マニーの内面に沈降するかのように、ストーリーは重々しい。流れは滑らかでないし、驚くような仕掛けもない。勧善懲悪の爽やかさとも無縁だし、カタルシスを拒否しているかのようだ。誰もが引き金を引くことをためらい、思い悩む。かつてあった西部劇とは一味違うリアルさが、ここには感じられた。本当の“許されざる者”とは、十字架を背負ったマニーのことだったのかもしれない。
悪徳保安官ダゲットを演じたジーン・ハックマンの存在感はさすが。助演男優賞受賞も納得の悪役ぶり。雨の中のクライマックスに象徴されるように、主演のイーストウッドのここ一番での集中力にはゾクッときた。映像では、最初と最後に挟まっている、夕焼けに浮かぶシルエットのロングショットが印象的。

ハリウッドへの挑戦状

投稿者:サム・ミイラ 2010年05月09日

ハリウッドで芽の出なかったイーストウッドはイタリアに渡りマカロニウエスタンで成功。その後「マンハッタン無宿」で故郷に凱旋するのですが、その複雑な思いがこの作品には反映されています。これはズバリ正統派ウエスタンへのアンチテーゼ。保安官が悪人で普通悪役の強盗犯が正義を貫く主役という、掟破りな物語。しかし非常に説得力をもって観る者をくぎづけにする魅力ある映画です。イーストウッド監督の高笑いが聞こえてきそう(笑)この作品を機にウエスタンの流れが変わりました。

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