トリコロール 青の愛のクチコミ・レビュー

クチコミ・レビューFilmarks

3.7

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投稿者:masa1 2019年04月09日

名作と言われた1993年ラブロマンス仏映画クシシュトフ・キエシロフスキー監督
「ショコラ」の演技が印象的なジュリエット・ビノシュ主演

【トリコロール 青の愛】

現代音楽作曲家の夫と6歳の娘を交通事故で同時に亡くし、自暴自棄になっていたジュリー。

そんなおり、亡き夫の子供を身ごもった愛人の存在が発覚。
愛した夫の分身であるその子の為に未完成の欧州統合組曲の完成と夫の資産の譲渡を決心して自身も生きる力を見出す。

フランス映画ぽい、セリフを抑えた綺麗な映像が印象的。
やっぱり映画は映像に凝って欲しいな。
トリコロール三部作の1作目。

投稿者:がく 2019年04月04日

トリコロール三部作の一作目、過去の愛からの自由がテーマの作品でしした。

これは、、愛・・・。
寛大な愛なのでしょうか。
これだけ愛した人に恋人がいて、子供までいて、夫にいい人だったって言われててそれを許してあげられる・・・
こういうのを愛というんですかね・・・
フランスチックな愛とは少し違う愛だな〜と感じました。

ジュリーがとても魅力的でしたね。
美しく強い女性でした。
壊れやすい感じもあったのですが、芯がぶれないといいますか、かっこいいなと。

音楽も素晴らしかったし、プールや洋服、家具など至る所で青色が使われていてやっぱり過去から抜け出すのは難しいんだろうな・・・と感じました。

彼女が選んだのは過去から自由になることではなく、それを受け入れながら前に進んで行くということだと感じました。

投稿者:nknskoki 2019年03月25日

主人公の女性は夫と幼い娘を交通事故で一度に亡くす

ビノシュが綺麗すぎる(ビノシュって言うな)
ほんま透き通るようやなビノシュ(気になるって)
ビノシュ1人でもうこの映画は成り立ってるもんな…(だから呼び方気になるって)

あー!気になるねん!さっきから!ジュリエットビノシュのことをビノシュって言うなや!!友達か

【自由】を象徴とするフランス国旗の「青」

印象的な青色
あの青いシャンデリア欲しすぎる
音楽が良い

未練を断ち切るというのは、一切の過去を全て捨てゼロの状態から未来へ出発するというわけではない

過去に未練を残しすぎることなく、かといって未来に期待しすぎることもないそのバランスは自分で見つけなければならない

そういう意味で「自由」と言うことなのだろう

必要な時は過去の引き出しから思い出を取り出したい時もある
行き詰まった時はあてもなく未来に賭けてみたくなることもある

二元論は常にバランスを意識しなければならない
どちらに偏ることもなく振り子のように行ったり来たりし、そして僕たちはそれをさらに俯瞰できると尚良い
孔子は論語でこれを「中庸」と説いた

ラストシーンの余韻がとても心地良くて好き

「好きなの。誰でもセックスは好きよ」

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クチコミ・レビューTSUTAYA DISCAS

娘アンナは、なぜ死んだきりか?

投稿者:いてお 2016年07月24日

完成度の高い作品ですが、ヒロインの夫が事故死してからもジュリーの生を支配するのに、同時に死んだ娘アンナは、その後一切触れられません。これはいったいどういうわけなのか、どなたか教えてくださいませんか。

愛への観察、その映像詩と詩奏曲

投稿者:N 2013年01月08日

第一コリント人への手紙 第13章
… 愛がなければ 無に等しい
… 最も大いなるものは愛である

この愛は、人の愛ではないけれど、
この世界で、人を介して交わされる、愛の眺めによる観察、
哲学的な考察と試みがあり、それを映像は詠い、音は奏でる。

映画として、全くあるべき姿のように思えるのに、
こんな映画が、探さなくてはならないほど少ないのは不思議だ。

詩的ではあっても、決して難しくはない。

とても自然に物語は流れて、
散りばめられた青い光は神々しくキラキラと輝き、
映り込み、覗き込み、遠く、近い視線に、
人の温もりや息づかいを、そして止められた呼吸と心拍を感じさせる。

深い眼差しと丁寧な感性の表現によって、
様々な問いと、それぞれの答えを、静かに残してくれる。

青、白、赤、の試みの中では、映像詩として最も好き…
キェシロフスキーの素晴らしさが伺える作品だ。

描写がきれいでした。

投稿者:miki 2011年09月25日

ひとつひとつのシーンが繊細で、一秒でも見逃すところがないと極端な話思いました。

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クチコミ・レビューTSUTAYA

自由な愛

投稿者:かおり 2012年03月17日

とても上品な映画でした。上品すぎて、見ていたら、たまらない気持ちになります。高級なレストランにいると気持ちが高ぶるみたいに。 シリーズ三つとも大好きです。女優の選び方も大好きです。私の好みと一致している。

It’s a blue world alone

投稿者:saya 2005年03月01日

喪失、絶望、失意…そして無。カンテラの中の頼りない小さな青い炎のように虚しさに漂う。痛みも苦しさも向き合わなければ逃れることができない。ビノシュの淡々とした強さに魅かれる。人は生きている限り、日々、再生してゆく。必要とされる場所を、愛を求めて…。全編ブルーに彩られた映像、キェシロフスキの描く世界は切なく美しい。

微妙な感情を・・・

投稿者:ヒッチコック 2001年12月19日

 あとからじわじわと染みこんでくる映画、体調や気分によっても変化する映画だなと思いました。画面が青みがかっていて淡々と人物やことを描写するのかなと思っていたんだけど、最初から裏切られたね。車が事故を起こすんだけど、理由をセリフで言わないんだよね、カメラで見せるそれが立派だなと思う。彼女(J・ビノシュ)が急に寂しく哀しくなるシーンも画で見せる。思い出の青い飾り物をちぎるんだけど、捨てられなくて部屋に飾っている。そういう微妙な感覚をセリフではなく画で見せる。立派です!!

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