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うわあああ。いい映画を見てしまったな、スタイリッシュなデザイン、世界観、夢のため宿命に抗おうとする強い信念、恋愛シーンもただのコマじゃない、崇高な映画だった、、
あとすごいヒロアカっぽさある。
久しぶりにログインできたので好きな映画をレビュー!!
自然分娩で生まれた子は不適性者
遺伝子操作で優勢な遺伝子を持って産まれた人が適性者という世界で不適合者の主人公が適性者にすり替わり夢を叶えるために適性者と共に奮闘するというストーリー
「神が曲げたものを誰が直し得よう?」(伝道の書)
「自然は人間の挑戦を望んでいる」(ウィラード・ゲイリン)
この言葉を映画を見終わった後にもう一度考える。
科学の進歩は人間にとって本当に幸せなのか?と立ち止まり考えさせられる映画でした。
医療・科学技術の進歩が進み、ついに「命の選別」がより現実的な問題となっている。
「肌の色ではなくて科学が差別を作り出す世界」
たしかに秀逸な設定とストーリー展開。
ちょっとツッコミたくなるところもあるけれど、当時のSFとしては限らなく近未来に近く恐怖すら感じる〜
たまに登場人物がややこしくなって、「アレ、この人とこの人お互いの顔知らないんだっけ?」と混乱した
ユマ・サーマンの美しさはマジで遺伝子操作されてると疑いたくなる完璧さ
イーサン・ホークの浮気モーん
近い未来を予測している
遺伝子操作で生まれた“適性者”が管理する近未来
自然出産で誕生した者は"不適正者”として
差別される社会
優れた遺伝子を優先するために、
人を選別する未来社会の恐怖を警鐘している
近い未来に本当に起こり得ると思える
リアリティがある
現実味を帯びてきた
公開当初観た時はSFとして素直に観ることができたが
現在では完全なSFとは言い難く現実味を帯びてきた。
とにかくストーリーとしては最高の作品の一つ。
都合いいね!
イーサン・ホークとユマ・サーマン、結婚のきっかけ。
民間のDNA検査を受けたタイミングで見たこの映画。
検査自体は結果が曖昧であったせいか、
あまり打たれるものではなかったけれども。
出生前検査を行えばほとんどの障害を排することができるのだろう。
選別は障碍者団体に抗議はされてはいるが、
何を抗議しているのかわからない。しかし、
選別を許せば、選別はエスカレートしていくだろう。
選別に兄弟のライバル感をプラスし、根性努力は好かれる要素。
しかしなにか都合の良いラストには違和感。
アメリカ映画はどうもハッピーエンド過ぎて味わいがない。
都合がよすぎて喜んではいなかったけれども。
工作も手段
遺伝子操作で生まれる子供はデザインされたものだが、可能性や環境や内なるものまではデザイン出来ない。夢を実現するため他人に成り代り、また、存在を生かすために己を焼き葬った。
映像は余計な飾り付けが無く、無機質な世界観を出している。兄弟の展開もひと味出している。
搭乗チェックの粋な計らいは、多くの夢を乗せていった。
仮骨延長法?
本作品から15年後の今なら、もっと科学進歩した内容で展開されたのか?それはノーであるかと思います。この映画で描かれている精神は変わることがないでしょう。らせん階段を登場させたり、映像的なアピールもあります。主人公が不足していた身長を伸ばすのに使用していた器具(技術)は、仮骨延長という外科方法だったのかな?
覚悟
何事も努力が肝心、っていう映画ではない。 何事も【覚悟】が肝心っていう映画だと思う。 身の丈を変えるのも然り、変わりに命を投げ出すのも然り。 目標が大きければ大きいほど、差し出す犠牲は大きくなる。そのへんがしっかり描かれているのに好感が持てる。