ヒマラヤ杉に降る雪のクチコミ・レビュー

クチコミ・レビューFilmarks

3.2

観た人
671

観たい人
373

投稿者:おとりさん 2020年11月25日

過去鑑賞。

イーサン・ホーク主演、ビターなラブストーリー繋がりで思い出したのが、この作品。

あらすじ等はフィルマークスにお任せしますが、見るたびに映像の美しさに感動し、主人公の葛藤に胸苦しくなり、時代背景も含め考えさせられる映画です。

イーサンの父親を演じるサム・シェパードはじめ、周囲も渋い役者さんばかり。主演の2人をがっちり支えています。

ただ、工藤夕貴以外の、日本人役を演じているのが、日系や中国の役者さんで、日本語が覚束ないのが残念。
1999年のハリウッド製作作品であれば、しょうがないのかな、とも思う。

許しがテーマでもあるので、クリスマスシーズンにも合ってそう。

書きながら、また見たくなってきた。

投稿者:daisy 2020年06月17日

ワシントン州の小さな島で起きた殺人事件の容疑者として日系人のカズオが逮捕され起訴される。

ただの真相を突き止めるミステリーもの……かと思いきや!?!?

そこには第二次世界大戦当時の白人社会における日系人の扱いなど、歴史的事実も描かれていて胸が締め付けられるような人間関係が見えてくる。
カズオの妻、ハツエは裁判をきっかけに幼馴染で戦争前は恋仲だったイシュマエルと再会し……?
当時の白人と日系人の恋愛模様なども描かれている“ヒストリカルフィクション&ロマンス&ミステリー”です。

原作も読ませてもらったけど、なんといってもワードチョイスが美しい。雰囲気が美しい。タイトルも美しい。切なさで胸が締め付けられるような映画です。

投稿者:花芽 2020年03月30日

自分用


日系アメリカ人への大戦後の偏見がテーマの映画。
日系と白人間の軋轢に挟まれた淡い恋なのがよかった…
めっちゃもどかしいけど終わり方がすごく好みでした

主人公のイシュマルの少年時代を演じてるリーヴさんを目当てに見ました。
今と変わらんな…とびっくり

あとオン眉好きなのでハツエちゃんが大変可愛いかった

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クチコミ・レビューTSUTAYA DISCAS

「正義」の鉄槌は、誰が下せるのか

投稿者:クロ 2015年04月02日

 「法は正義である」(なべっち)。

 人々が「正義」だと思うことを、明文化したものが法である。法によっていったん明文化された「正義」は独立して、人々を規制する。

 法を操る司法は、「正義」の衣をまとい、人々を断罪する。しかし、「正義」の頃をまとっているだけで、裁いているのはあくまで「人」である。だから、差別と偏見、思い込みによる判断のゆがみを是正できない。「疑わしきは被告人の利益に」。これは「人」が「正義」の名を借りて「裁く」限界を自覚したための原則である。だが、時として、「人」は傲慢になり、この原則を守らない。そして、冤罪がおこる。

 本作は、こうした「法」の弱点を浮き彫りにしている。とかく人々がもつ偏見、差別意識はぬぐいがたい。「法とは正義である」。ならば、「『正義』とは何か」。「正義」を人間が決める限り、常に弱点を自覚し、謙虚でなければならない。「正義」はある特定の集団、人間を収容所・刑務所にぶち込む力を持つ。しかし、それが歴史的、空間的に共通する普遍的な「正義」であるとは限らない。

誰に向けての映画なんだ?

投稿者:Yohey 2012年08月23日

よく分からんまま観てました。主題がなんなのかがよく分からず、話が流れていきます。日系人差別の話なのかなと思いながら長々と話が進み・・・・法廷もの?戦争とは??とか色々描こうとしていましたが・・・結局のところはイーサン・ホークと工藤夕貴の物語でした。まぁ、変な日本描写は少なかったし、工藤夕貴さんは嘘ではないほんまもんのハリウッド女優さんになっておられて、素晴らしさを感じました。

でもまぁ、それだけかな・・・映像はとっても良かったですよ。

時代と運命に翻弄される人々

投稿者:ykk1976 2012年06月22日

1954年12月。ワシントン州の小さな島で起こった殺人事件。殺人容疑者として浮上したのは日系二世の元軍人カズオ(リック・ユーン)。
新聞記者のイシュマエル(イーサン・ホーク)は、カズオの妻ハツエ(工藤夕貴)へ忘れられない思いを抱きつつ裁判を見守っていきます。

日系人のヒロイン、ハツエを演じた工藤夕貴さんは、凛とした美しい女優さんです。
よくよく考えてみると、彼女は日本の女優さんですが、わたしはハリウッド映画に出演している彼女しか観たことないです。
しかも、英語の上手なこと。

アメリカ映画にしてはめずらしく日系人を扱った作品ですが、主要な役柄でも日系人、日本人は少なく、ハツエの夫のミヤモト中尉ですら、韓国系のリック・ユーンが演じています。
わたしも、東アジア以外の海外に旅行に行けば、「チャイニーズ?コリアン?」と聞かれますし、どう見たら区別できる??と聞かれても、なんとなくとしか言いようがありません。
(ミヤモト中尉の父ゼンヒチをケイリー=ヒロユキ・タガワ氏が演じていますが、『ラストエンペラー』のイメージが強すぎて、どうしても中国系に見えます)

米国同時多発テロ事件の時に、運輸長官として全民間航空機を緊急着陸させたノーマン・ミネタも少年時代に収容所で過ごした経験を持つ有名な日系アメリカ人のひとりですが、
テロの首謀者がイスラム系であったというだけで、イスラム系全てに偏見を持ってしまう危惧を、自身の収容所経験から語っています。
監督のスコット・ヒックス氏はオーストラリア人ですが、この映画はアメリカ映画なのです。
根強い人種差別というアメリカの暗部を掘り下げた珍しい作品だと思います。

ハツエとイシュマエルの恋のエピソードもせつなく甘酸っぱい雰囲気でよいのですが、なんといってもイシュマエルの父親アーサーのサム・シェパードが最高です。
老齢にさしかかった最近の彼も好きですが、この頃の中年の年頃がいちばんステキだと思います。
細身でメガネのインテリで誠実な雰囲気がたまらんな~と舌なめずりしてしまいました。
『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』でアカデミー助演賞でノミネートされたマックス・フォン・シドー氏が、老齢の弁護士を重厚に演じていて見どころの一つです。

ストーリーは好き嫌いがあると思いますが、法廷サスペンスの側面、恋愛映画の側面、交錯する人間関係、豪華なキャスティングなど、
観る人によって異なる楽しみ方ができる作品だと思います。

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クチコミ・レビューTSUTAYA

AN SUZUKIの誕生!

投稿者:SAKA 2005年01月30日

ぼくは、このような映画が製作されたこと自体を、たいへん感動的な出来事だとうけとめています。鈴木杏AN SUZUKIという本格的な国際派女優が同時に誕生したのだから。さあ、映画史に残るあどけないキスシーンで涙するのにためらうことはありません。あんなにうつくしいラブシーンを世界中が待望していたのだ。

引き込まれる!

投稿者:maco 2004年05月16日

ハリウッドの映画に日本の役者さんが堂々と演技をしてるせいか、主人公に感情移入していました。工藤夕貴がすごく演技がうまくてキレイでした。当時のアメリカでの日本人差別や偏見などが映り出されていて、心にくるものがありましたね。イーサンホークの一途な片思いにもまた切ない!年齢に関係なく見て欲しい作品です!

なかなか深い

投稿者:あおちゃん 2004年04月30日

戦争前から、戦争後の日系移民の苦労が映像化されていますが、工藤夕貴、鈴木杏、マックス・フォン・シドーらの演技が素晴らしい。結局はイーサン・ホークの工藤夕貴への愛の物語ですが、工藤夕貴の旦那さん役の演技が上手くないのでちょっと残念です。ちゃんと日本人を使えよーって感じ。アメリカ人とは当然違うけど、日本人とも違うと感じてしまうので、ちょっと感情移入が出来ませんでした。しかし、そこを除けば、難しい心情風景などを良く映像化し、なかなか深みのある作品に仕上がっていると思います。

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