ハリー、見知らぬ友人のクチコミ・レビュー

クチコミ・レビューFilmarks

3.2

観た人
62

観たい人
94

投稿者:のんchan 2021年03月06日

まず、この作品をレンタルした動機が全く思い出せない。
誰かのお勧め?という感じではないし、知らない監督だし、私が常に好む感じの内容じゃない

観ながらも何故?どうしてこの作品に行き着いた?本当にキツネにつままれた状態なんだけど...
ミステリー・サスペンスにジャンルされているけど、ダークファンタジー?とかコメディホラー?とかでいつもなら好まないんだけど

怖いかと思いきや、笑いそうになる場面も...犯罪もあるけど、恐怖感があまりなくて...きっとこーいうのを好む方いるだろうな〜と思うけど、上手くお伝えできないのがなんか悔しい...
 
題名のハリー役のセルジ・ロペスは私の好きな『タンゴ・リブレ君を想う』に出ている人だけど...


ミッシェルとクレアの夫婦は古い別荘を購入し、幼い娘3人と夏を過ごしている。
ある日、ヴァカンス先へ向けて高速道路を走っていたミシェルは、立ち寄ったICのトイレで見知らぬ男に声を掛けられる。
「以前も会ったね」とその男は言うが、見覚えがない。男はハリーと名乗り、高校の同級生というのだが、ミッシェルはハリーのことがどうしても思い出せないのだった...
お色気ムンムンの彼女と気ままな旅を楽しんでいるというハリーは、折角の再会を祝し、一緒の時間を過ごそうと提案する。
それから始まったのは、あまりにデンジャラスな“ハリーの親切”だった...


たぶん...
ハリーはミシェルの中に存在している本能の自分自身であって、本心で思っている事、やりたい事が別個体で現れたと言う設定なのかな?
ハリーが仕出かす様々な出来事は、結局、ミシェル本人がやりたかった事なのかもしれない


観終わって、なかなかの逸品なのかも?という感じです
セルジ・ロペスの気持ち悪さとフランスのサパッとしているようで粘着的な部分がよく出ている。
でしか評価されないのがもったいないかも?

投稿者:みむさん 2021年01月02日

これ面白かったな。ドミニク・モル監督 x ローラン・リュカ、セルジ・ロペス。

セルジ・ロペスが演じるハリーが不快指数高くて、かなりイラっとする、だから面白い。

家族で旅行に行く途中で立ち寄ったサービスエリアのトイレで話しかけてきた男。
こいつ誰?状態のミシェルをもろともせず空気読まずにグイグイ来るハリー。
もうここからコイツなんなんだと。見てる方もムカつく。

それだけならやりすごせば済むことだけど、ハリーの粘着力がもう…。

ミシェル夫婦が人が良いのか、断りきれないのか。どっかではっきり断って離れておけばいいのに…。
ハリーは一体何がしたいんだ!?どんどんおかしな方に暴走するハリーをどうにかしてくれ。

つきまとわれたミシェル周りの人たちが予想以上に悲惨だけど終わりだけは爽やか。



投稿者:Cem 2020年10月18日

開始4分で見知らぬ友人ハリー登場!テンポいいな〜
『俺だよ!俺』『は?誰だよw』みたいな流れ最高に笑えるw高校の同級生だけど主人公は全く覚えてない。こういうザ・ギフト的なお話は大好きだし、この不穏な空気が堪らんかったフランスの田舎道が長閑で素敵だし、ピンクのバスルームも可愛い
そして詩が大好きハリーおじさんの狂気が炸裂!!と言いたいけど、最後までようわからん人だったw

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クチコミ・レビューTSUTAYA DISCAS

夢をかなえてくれる友人?

投稿者:レビュアー名未入力 2011年04月15日

映画の始まりは、田舎道を走る車。真夏の暑い日にエアコンのないボロ車に幼児3人と夫婦が乗って、妻は汗で髪の毛が顔に張り付いてイライラケンカ腰。子供は運転席をガンガン蹴り付けるし、赤ん坊の泣き声がわんわん響いて、めちゃくちゃ。

途中パーキングエリアのトイレに立ち寄ると、昔の友達に声をかけられる。友達はそのままバカンス先の別荘についてくる。
高校時代の文集の話をして、「君には才能がある。絶対書くべきだよ!!」と力説する。言われたほうは、そんな昔のことは忘れていて、そんな気もなくて、うっとうしいな、と思っている。

なのにお金持ちのその友達は彼の書く環境をどんどん整えて行く。(含む殺人)

サイコなのかな。人間ドラマというには友達の心情がよく理解できなかった。最後主人公は友達と決別して、家族そろってさわやかな表情で、快適な車に乗って別荘をあとにする。映画のはじめと終りで場面が呼応しているのが、なんとなくすっきりした気分。

ゴリ押しの正論

投稿者:Plan_B 2008年07月05日

たまたま同監督の『レミング』のほうを先に観たんですが、、、内容的な薄気味悪さは、断然あっちのほうがキツいんだけど、こちらは、生卵で今日も元気なハリーちゃんのお節介が、なんだか現実的で怖い。。

特典映像に“ハリーちゃん語録”みたいなのがあります。
どうも彼の主張は、呆れるほど乱暴な極論でありながら、なんだか妙に納得できる部分もある。・・・なので、そんな彼の主張に賛同してる自分も正常じゃない!?みたいな感覚に襲われるんですよ。あぁ怖い。

え~、この作品と『レミング』では、真面目ゆえにいつも魔物の餌食になるローラン・リュカと、ぷるぷる不安定に飛ぶラジコン機が共に登場してます。普段は申し分ないのに、少しでも制御が狂うとトコトン墜ちていくってものが好きなのかな、この監督は(笑)



友情・・・え?もしや愛情? うぎゃ~~っ

投稿者:Loge 2008年05月18日

あの過剰に親切なハリーがホント、たまらんですねぇ。
公衆トイレで偶然会ってしまう時点で、ソッチ系なのかと
かんぐってしまうのもありますが。

 ヨーロッパ映画を観ていると、のどかな風景の中に
ふとした時にうそ寒い隠れた恐怖を感じる事があります。
 周囲には全く人がいないヴァカンス用の田舎の家。
 乾いた空気、明るい太陽と田園風景。
 登場するのは家族と「信用できる」ごく僅かな人だけ。

アメリカ映画でも似た場面設定はあるわけですけれど、
ヨーロッパ映画の、印象派的な明るい色彩に隠れた
ほの暗さというのは独特な気がします。(気のせいかも?)

このハリーの怖さは「友達」の線の引き方の感覚でしょうか。
アメリカはよく知りませんが、欧州のあの「友達」「家族」
の取り扱い方のアツさ(要はコネ社会)、日本人から
すると、ちょっとビックリするような羨ましいような。

「友達」だと思っていたものが実はトンデモない化け物と
気づく、そのじわじわとくるキモチワルサ満々の映画です。
結果、身を滅ぼしちゃいますが・・・




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クチコミ・レビューTSUTAYA

今心がとても揺れている人は見ない方がいいでしょう。

投稿者:柊 あつ 2004年03月25日

ハリー、気持ち悪いです・・・。なんだかんだ言って引きずられていく主人公の気持ちが伝わってきて、歯がゆいようなもどかしいようなもやもやした気分になってくる。その気持ちが恐いです。

「ずっと不機嫌で悪かった。」(ミシェル)

投稿者:Cafe Europa 2002年02月15日

その詩はMがベントレ高校時代に書いたもので、内容は抽象的かつ潜在的。またMは「空飛ぶサル」というSF小説も書いており、それがHが読んだ物で一番素晴らしいと。夜。台所にHが一人裸で椅子に座っている。卵(LES OEUFS)の殻を見せながら「いつもの儀式」だと。またHの経済的な面での援助等に対してMは「問題は自分で解決する」と言いながらも次第にHに操作されていく。Mの父親は歯科医でHを診療したことがある。HはMの親への不満はないかと聞き出す。「バランスは大切だ」と言うMに、Hは「崩すんだ。アンバランスの中でこそ才能は花開く」と。電話で両親が死んだと、事故で。夢で魘された後Mは小説を読み返してみる。そして続きを書き始める。Cが娘達を連れてHを訪ねる。Mがとても混乱していると。あなたの影響だと思う。浴室に籠もって一晩中書いてる。両親の家で何をしたの?何が目的?と。あの人はまるで別人。そしてエンディング。ヒッチコックやハイスミスからのインスパイアと言われるも、演技・音楽・映像には納得。M役のリュカは「ポーラX」でも強烈な印象を残し、今後の活躍が期待される俳優の1人となった。

「彼はゆっくり近づいた。」(詩の一節)

投稿者:Cafe Europa 2002年02月15日

ミシェル(リュカ)と妻クレール(マティルド)、3人の娘ジャンヌ、サラ、イリスのこのごく普通に見える一家は夏の休暇を利用して彼の両親の家に行く。途中立ち寄ったSAで彼の元同級生でハロルド(ハリー)と名乗る男(セルジ)に出会う。だがMはHのことを憶えていない。しかしそのまま一家とHとその恋人ブリュンヌ(ギルマン)は予定を変更する形で、彼の別荘に向かう。そこで夕食時にHが、前にブサックに会った。7年前だ。大きな犬を連れてた。シェパードとラブラドールの雑種で、リマッスという名の雌。元気がないなと言ったら、半年前に女房が出て行ったと。奥さんはギリシア系のイタリア人で、メリッサという。キプロスで2年間一緒に暮らしてたそうだ。だから犬の名がリマッスかと言うと、彼が何故だと。メリッサの字を並べ替えたんだろと。本人気付いてなかったんだ。僕の指摘に驚いてたが、彼は「犬の方が女房より言うことを聞く」と。また昔付き合ってた赤毛のアデルの話で、Mのことを優しくて感性が豊かで、と。さらにブリュンヌがHのことをディックと呼ぶのは彼のセカンドネームがリシャールであることからなど。そしてHはMの詩を暗唱し始める。

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