盲獣VS一寸法師のクチコミ・レビュー

クチコミ・レビューFilmarks

2.6

観た人
341

観たい人
365

投稿者:ブタブタ 2021年01月15日

映画として見たらモノすんげー駄作(笑)
しかし!この作品の価値はそんな所には全くない。
乱歩の大ファン大槻ケンヂ氏は「乱歩の世界って基本バカ。映画は芸術とか変にそっち方面でやろうとして失敗する」と言ってましたが、本当にその通りで乱歩世界の映像化として『畸型人間』と『盲獣VS一寸法師』は極北であり、これ以上の映像化はもう現れないと思う。
そしてその両方の監督が石井輝男監督。
石井輝男監督の『江戸川乱歩全集 恐怖・畸形人間』は長らく未DVD化作品で見る為には名画座に見に行くしか無かった。
そして『畸型人間』を定期的に上映していたのが今は無き「大井武蔵野館」だった。
単に映画を見るだけでなく、いわゆる今で言うところの「応援上映」に近いイベントだったと思う。
昔レイトショー1回のみ上映見て終電で帰った思い出。
『畸型人間』のクライマックス、原作の『パノラマ島綺譚』での犯人が花火で自らを打ち上げ壮絶な最後を遂げるシーンが「お母さ~ん!」ドカーン!!というシュール且つ爆笑シーンになっており場内爆笑&拍手するのがお約束だった。
『盲獣VS一寸法師』も大井武蔵野館で見たかった。
江戸川乱歩の『盲獣』と『一寸法師』を同時進行の事件として描く。
しかし両者が交わる事はなく話しはとっ散らかり、一寸法師のパートは明らかに余計で話しを破綻させてる。
三文小説家・小林紋三(リリーフランキー)は人妻(スゲー棒読み)から行方不明の娘の捜索を依頼される。
その頃、名探偵・明智小五郎(塚本晋也)は帝都を揺るがす連続殺人事件を追っていた…
との導入部だけなら凄いワクワクする江戸川乱歩の大活劇怪奇探偵談が始まる予感に満ちているが中身はグタグタ。
踊り狂うニューハーフのお姉さん軍団。
地獄大使ならぬ地獄女史。
コントみたいなチープな背景。
そして無駄に豪華なキャスト。
石井輝男監督リスペクトの映画監督達が大挙して出演。
公園の酔っ払いが園子温(笑)
江戸川乱歩は明智小五郎が大活躍する大衆向け通俗物(つまりエンターテインメント作品)、『蜘蛛男』『黄金仮面』等で探偵と怪人犯罪者が対決する探偵小説のパターンを作り大人気作家となるも、後期になってくると明智小五郎の役割はどんどん小さくなり、異常犯罪者の異様な活躍を描く内容に作品が変化していく。
『影男』『悪魔の紋章』の後期作品になると明智小五郎は最後に唐突に現れて事件を解決(というか説明だけ)する「デウス・エクス・マキナ」になってしまう。
異常な犯罪の羅列と唐突なオチとすら言えない適当な結末。
探偵小説というよりもエログロ・エンターテインメントで前衛・実験小説だと思う。
『盲獣VS一寸法師』は江戸川乱歩のこの探偵小説としては破綻してしまってる後期作品の映像化と言える(かも知れない)
近年益々、実験的な内容の映画になってる劇場版・仮面ライダーの「オールライダー」物みたいな、それぞれ作品別の主役である盲獣と一寸法師の共演、破綻した脚本、適当なオチ。
そしてラスト、唐突になんの脈略もなく登場する丹波哲郎演じる丹下博士が明智小五郎の役割。
「こんなものは芸術ではな~い!」
と盲獣の人間石膏像を破壊する。
畸型人間が「江戸川乱歩全集」なら盲獣VS一寸法師は「江戸川乱歩前衛実験映像集」とも言うべき作品。
つまり傑作。
橋本麗華さんキレイ。




投稿者:oVERSON 2020年11月07日

スクリーンの世界の中では、丹波哲郎だけが正解を持っているのである。
贔屓目なしに観るのは俺には無理。
2020-509

投稿者:かおり 2020年10月23日

20年を経てなお、良きに悪しきにかくも語り継がれる石井輝男作品です。現在、活躍されている方々が多く出演されています。キャストの一人としては、酷いセリフまわしをレビューで叩かれても、それも勲章かと。

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クチコミ・レビューTSUTAYA DISCAS

丹波はん、ミッチーいつでるんやろ?って観てたら…

投稿者:ホボ・ぶらじる 2015年06月21日

終盤のチョイ役やったんすね。製作費が少なかったのでしょうか?
ホボ残念な“自主映画”になってました。

カルトですね

投稿者:ちか 2011年05月22日

まさに。
自主製作のような空気も当然だと思いました、特典映像にメイキングがありますが。
なるほどね、ああ、まあ、いっか。という感じでした。

エログロ・・・とは思いませんでした。
女性の裸より、及川光博のキスシーンの方がエロを感じました。
”一寸法師”のアテレコが残念な感じになっていました。
「ぐるりのこと。」を観た後だったので、リリー・フランキーの演技は大根とも思えなかったし、むしろ好きです。なんとなく。
有名(?)映画監督が多数出てますね。
塚本晋也氏は、普段もっと良い演技をしますが・・・あれ、わざとか?

「素晴らしい!」作品とは、私は感じませんでしたが、あの空気は嫌いではありません。
好きな人は好きで、嫌いな人は大っ嫌いでしょうね。

絶対見てはイケない!!

投稿者:レビュー書く気は… 2009年12月25日

見ると「120%損!しマス」。脚本・編集・キャストなどドレをとっても、見るべきモノはアリません!!

近年、コレほどの「ク○映画…ビデオ映画」を見たコトはアリません!

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