ベジャール、バレエ、リュミエールのクチコミ・レビュー

クチコミ・レビューFilmarks

3.9

観た人
88

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126

投稿者:tulpen 2021年06月19日

モーリス・ペジャールを追うドキュメンタリー。


静岡シネギャラリーにて。
2004.8/29 53本目

投稿者:のんchan 2021年05月28日

たまにダンスものを挟んで心を浄化し、原点回帰したくなるんだよね✨

2001年2月、ベジャール・バレエ・ローザンヌでは新作『リュミエール(光)』の舞台準備が進行していた。6月19日に初演の幕が上がるまでを、モーリス・ベジャールの生い立ちなどを少し入れつつ、意欲的なベジャールの姿を追うドキュメンタリー

14歳からバレエを始めたベジャールだったが、同時に映画も好きでシネマテークにも通い詰めていたらしい"本当は映画監督になりたかった"と告白している☺️
まあ、振付家はダンサーを操るので、役者を操る映画監督のようなものかも。

内から途切れなく溢れ出す創造性、想像力は生まれながらにして卓越していたのだろうが、クラシックバレエから抜け出して、独自の感性で表現したモダンバレエの先駆者である。

メモなど必要なく、頭に浮かんだ一瞬一瞬で面白いように振りは作られていく。
若い頃はとてもイケメンで、カッコ良かったけど...この当時は74歳。強面でお腹も出ていて、一見バレエを踊るの?とイメージが湧かない人もいるだろうけれど、自ら動いてダンサーへ指導する姿は美しかった。一振りの手の動きですら全然違う
今やった振りを「あれ?どうだったっけ?」と若いダンサーに確認するお茶目な面も見れた

日本人ダンサー小林十市さんの活躍も見られ、世界各国の優れたダンサー集団で、肌の色も国民性も違う中、違うからこそ尊重し合い高め合っているダンサーたちの姿は素敵だった✨

トップダンサーが食堂で前に座ったベジャールに訊ねる「ダンサーを引退しようと思った時はどんなタイミングでしたか?」
そうすると「私は引退はしていないよ。ただ(過去の)〇〇公演等は出てもいないし、〇〇の時はただ座っていただけ。」と意外にもトップダンサーを続けていたのではなかったと気付く。それはダンサーと同時に、他の人には無い長けた才能、振付家として若い時から活動していたから‼️


これは貴重品

投稿者:かえってきたやもり 2020年11月20日

スーパーテレビ、観てたなー。今だと情熱大陸みたいな?

むかしむかし書いた感想です。

===

ラッキイ池田さんあたりから始まって、南流石さんや、夏まゆみさんや、ジャニーズのサンチェ先生や、KABAちゃんや、意外に注目されている「振付師」という仕事ですが、その世界最高峰に立つ人が、モーリス・ベジャール!

そんなすごいベジャールさんを追ったドキュメンタリーです。カメラをまわしっぱなしにして、後で編集だけした、みたいな。

んーと、この映画に限ったことではないのですが、自分は「スーパーテレビ」などを好んで観ているのですが、その影響か、ナレーションのまったく入らないドキュメントって、とても、頼りなく感じてしまう。と言ってもそれは、好き好きの問題で、人によっては、何にもない方が臨場感が出ていいんじゃない?なんて思うかもしれません、わかりません。

バレエのシーンは、ひとことで言うと「感嘆」。

バレリーナの人々は、神に選ばれし人々なんです。みんなかっこいいです。舞台の上では勿論なんだけど、舞台裏でも、稽古場でも。違う世界の人。素直に憧れてしまいます。

最後に思ったこと。振付は考えるんじゃなくて感性みたいです。

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クチコミ・レビューTSUTAYA DISCAS

test

投稿者:桃花いろ 2010年10月27日

test

涙無くしてこのオッサンの振付け姿を観ずにはいられません

投稿者:レビュアー名未入力 2010年07月22日

ベジャールのB。というタイトル。ターゲット層は明確で、それに十分応えたドキュメンタリーだと思います。

素の姿を見るのは初めてで、かなり面白かったです。ベジャールって、もっと神格化された人かと思っていたが、事務所での彼の扱われ方(秘書とか女性スタッフとかの)はまるで「実務はできない人」という扱われ方で、用事を告げる女性スタッフの態度もなんだか突っ慳貪(つっけんどん)なのには衝撃を受けました。可笑しいです。「ただのオッサン」です。


一方、スタジオでの彼の姿はもう何と言ったら良いのか、神々しいです。ただのオッサンが「あなたいつ帰るの。せめて帰るとだけは言って。」なーんてバルバラのシャンソンに本気で(当然だが)、体をクネクネ、手をヒラヒラさせながら振付けをしている姿は感動モノです。素晴らしいです。ゲージュツとは作り手の見かけなんか関係無い。オッサンの姿をした乙女がそこに立っているのです。


つねづね、私は「儚いものを本当に理解できるのは実際に儚い時季を過ごしている青春まっただ中の乙女と、それが決してもう手に入らない事を知っている、乙女と対極にいるオッサンだけだ」と思っています。乙女とオッサン。括れます。同じものです。ベジャールの姿はその事を追認させてあまりあります。涙無くしてこのオッサンの振付け姿を観ずにはいられません。


オッサンとして、創り手として、極めて共感しました。しばしば途中で茫然となりました。ベジャールを知っている人しか観ないと思いますが、オッサン層に最も訴える作品であると、断言できます。乙女とオッサンに推薦します。

魔術師、ベジャール

投稿者:Gardenia 2009年07月24日

夕食を食べながらベジャールのバレエ公演が出来るまでのドキュメンタリーフィルムを観る。
タイトルが『ベジャール、バレエ、リュミエール』。
リュミエールというのは2001年当時ベジャールのバレエ団が取り掛かっていた新作のタイトル。いきなりタイトルロールでボレロが掛かって、美しい男女のダンサーを中心に作られた二つの円陣で強烈な群舞とソロの競演。

ダンスを見るたびに思う。肉体を使った表現ほどに豊かなものはないって。これは完全に私的な見解で、読むと不愉快に感じる人もいるかもしれないけれど、私自身は、もしかすると至上の表現は舞踊かもしれないと思っている。私が人形に入れ込むのも、それを形作りたいのも、ひとつには舞踊への憧れ、肉体一つを使っての表現に限りなく憧れているせいかもしれない。だから手ひとつ作るのに一週間かかったのを壊してまた作り直したりなんて馬鹿なことを繰り返すのかもしれない。

ベジャールがあのスリムとはいえない身体でときどき滑稽とも思える動きをダンサーに振り付け、それをダンサーが実際に動きにした瞬間に、ベジャール自身の頭の中にあったものが、ダンサーの肉体を通じて見ている人間に直接伝わってくるような。本当に不思議な感覚。肉体をつかった言語。「私の道具はダンサーの身体だ」というような言葉がこのドキュメンタリー中にあったけれど、まさに崇高なる道具としてダンサーの身体を思うままに操る、ベジャールの魔術師ぶりが際立ったドキュメンタリー。

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