永遠の0のクチコミ・レビュー

クチコミ・レビューFilmarks

3.8

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投稿者:おーちゃん 2019年06月27日

アルキメデスの大戦に向けて監督作品再鑑賞。

山崎監督の戦争映画と言えばこの映画だが、
けっこう内容が辛くて何回も観る元気が無い。
アルキメデス…は戦艦大和が舞台なので、「YAMATO」か「宇宙戦艦ヤマト」の方が良いかな?

ともあれ、今作だが実はあまり好きではない。
泣けるけど。
たぶん、リアリティが無いからだと思う。
戦闘シーンの緊迫感が無いことや主人公の思想があまりにも時代の現実からかけ離れていて、むしろ共感が持ちづらいこと。
戦争の残酷さや戦後の生活の苦しさが中途半端なので、どこを楽しんだらいいのかわからない。
それなのに、現代人が当時の人の話を聞きながら、親戚の人となりを知るということは修学旅行で戦争体験者の話を聞くくらい退屈だ。

ただ、ラストの岡田くんの顔には鳥肌が立った。

投稿者:みゆう 2019年06月26日

スタディスキルセミナーのクラスで永遠の0読むっていう鬼畜課題が出て、活字アレルギーの俺は3週間前から出てたこの課題を前日の夜までほってたの。一晩で読みきれるわけないからネットでブックレビューでも見つけて丸写ししたろって思ってちょこっと読み始めたこの作品はアレルギーの俺が一晩で爆読破してしまうほど面白かった。その日の学校の帰りに電車の中でこの映画を見た。
結論: 電車の中で見るべき映画ではない。(号泣してしまうから)

特攻のことましてや戦争のことについてほぼ知識ゼロのワシやったから正直衝撃しかなかった。その時代であったからこその愛の表現はもうすこ。
次ハワイいくときにパールハーバー行ってみたいなぁとか博物館に零戦あるんやったら是非見てみたいとかいう新しい興味を与えてくれた作品。

投稿者:ちょうべい 2019年06月25日

戦争物は苦手ですが、評判がよかったので観賞。でも、やっぱり面白いとは思えなかったです。

戦争は悲惨だけど、その中には家族愛や友情もあったんですという、悲惨の中の美談を取り上げるスタンスがあわないのだと思います。

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クチコミ・レビューTSUTAYA DISCAS

祖父(特攻隊員)のルーツ

投稿者:カマンベール 2019年04月11日

2013年。百田尚樹原作。山崎貴監督作品。

大変に有名な評価の高い映画ですが、今日はじめて観ました。

特攻、特攻隊員に付いて、詳しく知る事が出来る映画でした。
司法浪人生の佐伯健太郎は、亡くなった祖母・松乃の死から暫くして、
祖父・賢一郎が実は本当の祖父ではなくて、宮部久蔵が本当の祖父だと知ります。

宮部は1945年終戦間際に、海軍の特攻隊員として戦士していたのでした。
健太郎は出版社勤務の姉・慶子とともに、祖父・宮部久蔵の死の真相を調べる作業に取り組むことになります。

生き残りの特攻隊員に次々と面談することによる浮かび上がる祖父の言動と人となり。
それは意外なものでした。
ある人は「宮部は、根っからの臆病者、海軍の恥さらし・・・」
そう吐き捨てます。

しかし調べを進めるうちに、宮部久蔵はたしかに、「妻と娘の元に生きて帰る」それを命題としている兵士でした。
教官として生徒に「無駄死にするな!犬死にするな!!」
公言はしませんが、胸の内は「特攻反対!!」なのでした。

それがなぜ、自身が特攻を志願して死ななければならなかったか?

映画は宮部久蔵の考えた事を、ありのままに再現していきます。

戦時中の敗戦も濃厚な中、
(特攻隊は1944年10月12日大西中将という人の発案で、実際のカミカゼ特攻隊が本格的に始動したそうです)

特攻隊の戦死者は4400名(うち学徒動員の兵士が半数でした・・・この事は映画の中でも語られています)

そこで私が疑問に思ったのは、日本軍の中枢にいるエリート・宮部久蔵が、半ば公然と特攻に懐疑的で「犬死にのような攻撃法」と批判する事が可能だつたのでしょう。

資料を読むと特攻に批判的で任を解かれた軍人が何人もいたのです。
それに映画のシーンにも何度もあるように、特攻は志願して出撃するのです。
拒否権があったのか?また軍隊の周りの雰囲気から、拒否する事は、簡単な事とは思えませんが、あくまでも志願なのです。
しかし宮部久蔵が最後に決断した行為・・・それは私にも納得できるものでした。

祖母・綾乃と再婚した今の祖父・賢一郎のエピソードなど、胸を打たれました。

そして、戦時中にその時代の大義によって死ななければならなかった多くの兵士・戦死者たちの鎮魂の映画でした。

一人一人の戦死者に、この映画のように、数えきれないドラマがエピソードが隠れているのです。

蛇足ながらリアルを楽しむための知識

投稿者:snap 2019年02月05日

原作を読んだが感動を得る表現の点では映像化した事で薄まった感はある。
自分はかなり航空戦記物を読んでいたので、エピソードのいくつかがそれらの戦記からインスパイアされたものだと分かった。
映画ではよくある事だが原作と表現を変えた部分はあった。

零戦の出来が素晴らしく良い。
今までにない最高のものだろう。その説明をここに記したい。
零戦のプロポーションが良い事は言うまでもないがコックピット内の作りや計器盤に至るまで精巧に再現されている。
まず目についたのは風防の作りである、
風防は前部から第一風防、乗降時に開閉する第二風防、後部の第三風防に分かれるが、よく見ると第二風防の右舷端部に開閉時につかむ把手が再現されている。
同じく左舷端部には風防固定ピン捜査把手が再現してある。
零戦は左舷から乗降するが、機体に手掛けや足掛けが内蔵されていて乗降時に出展させる。
主翼の付け根に足掛けがあり、第三風防下部の位置には押すと飛び出す仕組みのピン状の手掛けが二本ある。
主翼上面の付け根に足掛け。(映画では未確認)
コックピットに入る際に機体側面に足掛けが機体から開く形で出る。
それらのものまでもがキッチリと再現されていた。

零戦の座席はタキシング(地上滑走)時の視界を確保するためにゴムロープを利用した反発力で上降する仕組みになっていた。
座席の背後にそのための機構(ゴムロープと左右にある小さな滑車)がキチンと再現されていた。

空母赤城の出来が素晴らしい。
一部の甲板と艦橋をセットで構築したらしいが実に良く出来ていた。
宮部久三が空母赤城に初着任した時のシークエンスで先に着艦した数機の零戦の様子を見て整備員達(白いつなぎ)が大笑いしているシーンがある。
知識のない人は着艦が成功しているのに何故大笑いしているのか分からないはずだ。

空母への着艦は甲板上に張られているワイヤーでできた制動索に零戦尾部に降ろした着艦フックを引っ掛けて制動させるようになっている。
これをしなければオーバランして飛行甲板前端部から海へ転落してしまう。
甲板上には何本も制動索は張られているが、甲板の最後端部に張られている第一制動索に着艦フックを引っ掛けて着艦するのが最良とされる。
その理由は作戦行動中の飛行隊の収容方法にある。
着艦した機体は人力で順次甲板の前端に移動させ溜めて駐機するのである。
その着艦した零戦をプールした様子が映画の中で再現されている。
エレベーターを使用して都度ごとに格納庫に収容するのは時間がかかるためだ。
もしこのプールした機体に下手な飛行機が突っ込めば大事な飛行機に2次被害による損失が出る。
そのためにできるだけ後端部への着艦が不可欠となる。
その二次被害を避けるために滑走制止装置と言うボタンを押せば2.5秒で起立するバレーボールのネットの様なものを予め立ち上げておく。
0.5秒で起立したと言う資料もあり、空母の違いにより都度起立させたともある。
そこに掛かった飛行機は損傷するので実戦中は人力で舷側から海に投棄される。
空母に到達前に海に落ちてしまう失敗機もあるがその搭乗員を救助すべく、空母の後方にはトンボ釣りと言われる駆逐艦が航行している。
映画の中でもトンボ釣りの駆逐艦がキチンと再現されていた。

海軍機は着艦を想定して前後輪を同時に接地させる3点着陸が基本である。
陸上での訓練で皆が同じところに着地するので後輪が着地した地面がへこんでしまったと言う話があった。
それだけ訓練しても空母への初着艦は上空から見ると非常に小さく見え、あれに降りるのか・・と恐怖心を抱いたと言う話である。
映画では宮部久三だけが初着艦で第一制動索に着艦フックを引っ掛けて見事に着艦したという腕の良さを表現したシーンだという事だ。

零戦の形式は当然の事ながら年代による塗装の変遷もまだら迷彩色を含めきちんと考証による再現がされていた。

宮部はラバウルでは台南空に所属の設定だが、台南空の指揮所が当時の写真の通りに斎藤部隊として看板を挙げ再現されていた。
かつての世界的ベストセラー“大空のサムライ”の著者(後にライター別と判明)と同じで部隊である。
実際の写真を見ると台南空司令の斎藤正久大佐は笠智衆を彷彿とする風貌である。
映画の中でガダルカナル出撃前に訓示を与える人物(司令?)は実際とは異なる軍人然とした人物像で軍人のイメージを大衆迎合させてしまった感は否めない。

零戦や空母等の再現でこれまでは不満だったものが解消された出来の良さが際立つ作品になっている。
山崎貴監督作品の “ALWAYS三見丁目の夕日”3部作はマイベスト10入りの映画である。
その監督作品がこれらを成し得てくれたことが非常に喜ばしい。

絶賛

投稿者:ぴか 2018年09月30日

すばらしい。
単純に戦争の賛否を云々する映画ではない。
登場人物それぞれのストーリーが一本の映画の凝縮されている。
最後の場面も全身が震える。

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クチコミ・レビューTSUTAYA

周りの俳優さんに魅せられました!

投稿者:缶バッチ 2015年04月04日

戦争映画は苦手で必ずハンカチを片手に見てきましたが、井上真央さんの演技に大いに泣かされましたね〜。それから染谷翔太くんのにじみ出るような切ない感じがとてもよかったです。現代パートでは田中泯さんの迫力ありすぎのアップに圧倒されました!平幹次郎さんや橋爪さんはもったいない使い方だわ〜という印象。ただ、清子さんは一体何歳で子供を産んだんだ?というくらい吹雪ジュンさんの美しさにとまどいあり。個人的には吹石さん春馬君と母姉弟設定は若すぎ?で混乱するなと思えました。
戦闘パートもいろんな俳優さんが出てますが、濱田岳さんがよかったですね。キラキラお目目と声がセクシーです!それから山口百恵さんのお子さん出てましたけどやはり存在感ありますね〜ほかの重要な役に彼でもよかったかも!上田竜也君は登場は少なかったですけど刹那的な雰囲気醸しててよかったですね。

岡田君は多方面で評価高いですけど、自分の中では、美しい人とは思えましたが、演技が痛々しくて寂寥感いっぱいで近づけませんでしたねえ。

周りの俳優さんたちに魅せられた映画でしたね。

山崎監督のサブリミナルメッセージ。

投稿者:たま 2015年01月13日

いい映画でいい話ではある。ただドキュメンタリータッチで描いたことが問題だ。宮部久蔵も9人の元特攻隊員も事実しないのだから。しかし、これは原作者の責任であって山崎監督の責任ではない。だから、わたしは原作よりこの映画版を支持する。宮崎駿はこれと同時期に「風立ちぬ」で実在する人物を描いた。中味はフィクションだが、主人公は美しい物にしか興味がない人でなしだ。事実だからということではなく、人物の本質がブレなく描かれているのが素晴らしい。しかし、本作では架空の人物なのに宮部久蔵という人物の本質は見えない。原作を読んでも分からなかった。しかし、映画では最期の瞬間、宮部久蔵がニヤリと笑って見せたところで山崎監督の主張が見える。もちろん原作では宮部久蔵は笑って特攻したりはしないが、このシーンのおかげで、「これでやっと自分の能力を出しきって戦えた」という主人公の本音を見ることが出来たようで痛快だった。本来、天才という人種は、自己実現のためなら家族をも犠牲にするものなのだ。それを、ただ泣きじゃくるだけの観客にバレないように忍ばせた山崎監督のしたたかさにこそ感動を覚えた。

勉強になる映画です

投稿者:安芸 2014年11月15日

見てて新鮮です。何せ自分の産まれる十年前の話なんで余計に感じます。
戦争の時代の事を知らない人が多くなった今、あぁこんな事が現実に当たり前だった時代背景だったのか。と思いながら見てました。色々複雑で悲しい気持ちになりましたが、勉強になった映画で面白かったです。

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