大列車強盗団のクチコミ・レビュー

クチコミ・レビューFilmarks

3.3

観た人
89

観たい人
52

投稿者:ニール 2018年09月30日

「大列車強盗」……ではなく「大列車強盗団」

現代イギリスで実際に起こった30億円強奪事件を題材にした強盗アクション映画。

まず冒頭のカーチェイスから引き込まれる。

緊張感と迫力。

自分が幼い頃なら影響を受けまくって無線のやりとりなどのモノマネをしていたことだろう(今もしたいくらいだが…)

イギリス映画だからか、犯罪集団の映画なのに最後までどことなく"上品な下品さ"が漂う。

追い詰める刑事も魅力的。

ラストは思わずニヤッとしてしまった。

投稿者:チーズマン 2018年09月18日

ピーター・イエーツ『ブリット』ぐらい観とかないとな〜と思ってたらジャケ借りでこっちを先に観てしまった。
これもピーター・イエーツだったのね。

それでもがっつり最初にカーチェイスで突っ走って、その後に溜めて溜めて終盤に話もダッシュして楽しい作品だった。

強盗で身を立てていた男が足を洗う為に仲間を集めて最後にでかい仕事をやるという類いの映画だけど、『オーシャンズ8』のスタイリッシュかつスムーズな犯行を観た後だともうこの作品の汗だらだらでドタバタな感じが
味わい深くて。
そもそも集めた仲間を全員集合してみたら思ったより多っ!笑
こんな奴いたっけ?な状態だしね。

それで案の定言う事きかないし、それぞれ利己的に動くしで、いやあリーダーって大変だなあとほんと思った。笑

投稿者:ちゃみろー 2018年08月26日

実録犯罪映画。冷静で知略に富んだリーダーが、郵便列車に積まれた大金を強奪する計画を練り、様々な役割のメンバーを募って実行に移す流れを追った典型的なケイパームービー。オープニングは60年代の英国の映像作品の空気がよく出ている。前半の横断する幼児の列を恐怖のどん底に突き落とすカーチェイスがクール。ピーター・イエーツ監督が描く男女の心の機微は大好き。でもやっぱ地味だよな。これ見た後だと「リスボン特急」がすごいラグジュアリーに感じるもん。
2018.8.25 DVD(字幕)

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ハデなのは冒頭のカーチェイスだけだが引き込まれて観ちゃう

投稿者:なんだなんだ 2018年09月13日

もぅ冒頭から無駄・枝葉末節をなるべく排して、最終目的へと一歩一歩進む強盗団と同じ歩調で演出してる感じ。
おかげで、途中までは倍速で観ても状況が把握できるという…困ったような上手な脚本と演出。
ボスの奥さん、美人でんな。どっかで見てる顔だが…
それに、腕利きの渋い警部もどっかで見た顔だぞ…あっ! 「ツイン・ピークス」のとぼけた詐欺師・ナイルズ”教授”だっ! 今作ではじわじわ追及していく緊迫感を出してます


ピーター・イェーツは饒舌が嫌い。

投稿者:さっちゃん 2018年04月13日

 何だか評判が良さそうなので借りてみました。原則として自分で観る前は他のレビュアーさんのレビューは見ないようにしているので予備知識なしに観たのですが、いやぁ面白かった。
 監督が『ブリット』の人だとは知っていましたが、冒頭からラストまで中だるみ一切なしというアクション映画のお手本みたいな作品でした。
 冒頭の宝石強盗も、犯人たちの会話が少なく、彼らが何をしようとしているのか分からないのが緊迫感を盛り上げました。スマートに犯行を行った強盗団が一転してパトカーとのカーチェイスに移るところなど緩急をつけた脚本と演出が光ります。
 そして、物語が進むにつれて、この強盗が次の大仕事の資金調達のためだったと分かってきます。そこからリーダーのポールが立てた計画に必要な人員と機材を集め、段取りを進める描写は何だか戦争映画にでも出てきそうな場面であります。
 一方、宝石強盗を追っているラングドン警部は一味の一人ジャックを捕えますが、彼は仲間の名前を白状しません。情報屋からの情報などを総合して連休明けの銀行が開くときに大量の紙幣が運び込まれるのを狙う計画だとアタリをつけます。
 こうしてクライマックスに向かって物語が速度を上げていくのですが、その途中に強盗団のメンバーの金の分配をめぐっての対立と妥協があったり、警察側の動きをはさんだりして観客をラストに向けて引っ張っていきます。
 今回、観ていて気付いたのは会話が必要最小限に抑えられていることでしょうか。観客に対して過度に親切にならない、その分、観客の想像力を刺激し、実際に犯行が行われたときに理解ができる。映画とはこうありたいと思います。
 この物語は実際に起きた列車強盗事件を元に作られたそうですが、実話ものという作りになっていないのも気に入ったところです。まぁ、実話を元にしたから、あの時代にあのラストが許されたのかもしれませんが。

余分な要素がないのがいい

投稿者:趣味は洋画 2014年10月05日

1963年8月にロンドン郊外で実際に起こった列車強奪事件を映画化した犯罪サスペンスです。
この映画のいいところは、‘直球勝負!’  事件の経緯と全容が、実にストレートに筋道立てて示されていることです。 余分な要素は一切削ぎ落とされ、犯罪の手口と警察捜査を真正面から捉えています。
スリリングなストーリー展開とカーチェイス・シーンによって、冒頭からラストまで一気に観終えることができます。CG処理など無い当時の映像と演出力は、今日にあってもまったく色褪せることはありません。
最近の犯罪映画の多くは、何かしら‘奇をてらい’、構成が凝りすぎたり、編集に異常に執着したりと、奇抜さが出過ぎている感がするのは私だけでしょうか...
68年の最高傑作「ブリット」は、本作で見せたP・イエーツ監督の切れ味あるアクション描写が高く評価されて生み出されたものでしょう。 特にジャガーが街を疾走するシーンは、まさに「ブリット」の原点ではないでしょうか。
また、スコットランドヤード内のロケも見ものです。
主演のスタンリー・ベイカー、61年「ナバロンの要塞」での‘ナイフの名人、ブラウン無線兵’役が印象深いですが、55年「トロイのヘレン」や70年「栄光への賭け」等、いつも口数の少ない寡黙な役が多いです。
本作では強盗団のボス、ポール・クリフトンに扮し、黙々と‘仕事’に挑む孤独な男を好演しています。
共演はジェームス・ブースで、ロンドン警視庁のラングドン警部に扮し、強盗団を執拗に追う敏腕警部として、作品をぐっと締めています。余談ですが、彼は79年「サンバーン」の脚本にも参画しています。
そのほか、バリー・フォスターやフランク・フィンレイなど、英国の曲者役者も顔をみせています。
いろいろ書きましたが、とにかく久しぶりに肩の凝らない、理屈抜きで楽しめる映画に出会いました。
DISCASさん、そして興味をそそるレヴューを書いていただいた‘ぴよさん’様、‘裸足のラヴァース’様に感謝・感謝です。

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