硫黄島からの手紙のクチコミ・レビュー

クチコミ・レビューFilmarks

3.6

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投稿者:やまと 2019年06月25日

映画"父親たちの星条旗"とか特にそうだけど、製作国側の視点によって1つの実際の戦争でも偏った内容で描かれたりするよね。この映画は日本人の視点だけじゃなくて戦勝国、敗戦国、両国が中立に描かれてると思う。勝っても負けても戦争は残酷だって伝わった。

投稿者:楓 2019年06月24日

「靖国で会おう。」

戦争映画を見ると、ありのままの人間を見ているようで平成生まれの自分は、どよんとします。武士道の精神と御上への忠義、生きる事よりも恩義が尊いとされる歴史を持つ国です。

生き延びる事の方が、よっぽど苦しく覚悟のいる事だったと戦争が終わった今は思います。

結局のところ、いつの時代も己の信念に従って生き、自分の人生に責任を持てる者こそ真の強さではないでしょうか。しかし、それは生涯をかけて孤独と寄り添っていくという事でもあります。

戦争と芸術というのは、対極にあるように見える。しかしそこに深い結びつきがある。
戦争のように力と生き延びる事が全てを支配する狂気と、芸術のように人の心の奥深くの機微を読み取る繊細さと。獣としての本能と、人間としての感情と、人類とは全く不思議な存在である。

投稿者:カレン 2019年06月23日

先日、“父親たちの星条旗”を観たので、こちらも観賞してみました。
“父親たち…”は硫黄島においてのアメリカ側からみた作品。
片やこちらは日本側からを描いたもの。

アメリカの戦争映画では、日本の兵士は往々にして滑稽に描かれていることが多いが、この作品にはごく普通の、もしくはかっこいい日本人が登場するのは嬉しい。

“星条旗…”では、硫黄島に上陸したアメリカ兵に向けて、どこからともなく火を吹く銃弾が、
日本兵の顔が見えない描写と相まって不気味に描かれていた。

今作品は撃っている側の日本兵を映し出す。
そして“星条旗…”において、洞窟の中で死んでいた日本兵は、こういうことだったのかが、この作品を観てわかるようになっている。

時代は下り2006年、硫黄島においての「強者共の夢の跡」
調査隊が掘り起こした物は…
明らかにかつてこの地で戦った兵士たちの生きた証しだった。

今作品中においての日本人キャストは渡辺謙以外は、そうそうたる俳優たちにもかかわらず、全員オーディションで選ばれた人達とのこと。
制作者側の意気込みが感じられる。

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クチコミ・レビューTSUTAYA DISCAS

優しい映画だと思います。

投稿者:kuroyagi 2018年02月03日

もしくは、優しい人達が関わった映画、と云うか。
出来るだけ公平、公正な作品にしたかった。
出来るだけ公平、公正、冷静に、「戦争」、そして「戦争を経験しなければならなかった人達」の事を見て欲しい、と云う、優しい気持ちを感じました。
この映画を、米国人が創ってくれた事は、日本人として感謝します。
私は戦争物には興味は無かったのですが、昨今、そんな鈍い人間にさえ、戦争を経験して無い人達の、余りにも一方的で勝手な物言いに疑問を感じ、遅まきながら観てみました。
過去の戦争、そして死んで逝った人達の事を、私利私欲(お金)の為や、政治利用して居る人間の多さには本当に怒りを感じます。
しかし、こう云った映画を観ても、冷静、公正な知識や思考が無い人間には、きっと意味は無いのでしょう。
日本国内はもとより、もう米国でも冷静、公正な人間が減って、こう云った映画は出来無いでしょう。
そう云えば、今流行ってる「ミーツー」に対して、仏の往年の大女優さんの一部が、「一方的だと」警鐘を鳴らしてますが、この作品の監督のイーストウッド氏のように、やはり昔の俳優さんは、本当の芸術家、人格者が居るんたんだなあと思いました。

是非見てください

投稿者:ちびた 2015年09月14日

父親たちの星条旗と 硫黄島からの手紙の二作品は
二部作と言うよりは 二つで一つの作品であるように思えます
太平洋戦争末期に行われた硫黄島の攻防戦を 異なる二つの視点から描くことで
一つの世界観というか 戦いの絶えない世界の ある根本原理を示したと思うのです

僕なりにそれを短い言葉で言い表せば
国家=組織と 兵=個人が 鋭く対立する宿命的な構図です

第一部とされる父親たちの星条旗では
事実が国家の都合によってねじ曲げられ
そのために傷つき壊れていく者がいても
国家はそれを見向きもしない という
国家=組織が宿命的に持つ 欺瞞性を暴いています

プライベート・ライアンが
いかなる犠牲を払っても最後(四人目)の息子を生きて帰らせる という
母=個人に対する国家の誠実さを描いたのとは 正反対のテーマであり
フユーリーで描かれた
凄惨な戦闘を強いきずなで乗り越えたヒーローたちも
硫黄島には存在しません

第二部にあたる硫黄島からの手紙の冒頭では
岸信介(現総理大臣安倍晋三の祖父である)の書による
硫黄島戦没者顕彰の碑 が映し出されます

援軍も補給もなく 純軍事的に見てさえ正当性のかけらもない玉砕戦で
死んでいった兵=個人に対する謝罪=鎮魂ではなく
顕彰の碑がここにあることは
日本という国が
未だに満州事変・日中戦争から拡大していった太平洋戦争を
未だに清算=総括できていないことの 象徴にほかなりません

また この戦争を描いた日本の映画のほとんどが
国を守り 家族を守るために死んでいった英霊 という捉え方=姿勢を捨てられず
あるいは 戦闘において全くその用をなさなかった戦艦大和を懐かしむような
センチメンタリズム一辺倒の表現でしかないのに対し
硫黄島の(ほかのあまたの)戦闘がどれほど愚劣なものであったか
またいかに低級な指揮官のもとで兵たちが死んでいったかを 鮮明に描いています

必見です
どうか二編続けてごらんください

評価
戦争と それを始めた国家に対する
厳しい 根本的な批判の精神に貫かれた
良心的な作品
反戦 と言うよりは 蔑戦(戦争をさげすむ)映画とも言えそうです
ポイントはプラス2.0 星五つ

硫黄島からの手紙

投稿者:片山刑事 2014年12月07日

 小笠原兵団旅団長の栗林中将と一等兵の西郷を軸に、戦車隊のバロン西や憲兵隊などがそれぞれ米軍上陸までどのような気持ちで戦いに挑むのかを開始1時間、丁寧に描いていきます。今までの水際での上陸を阻止するという作戦を覆し地下要塞を構築する戦術をとる栗林に反発する部下がいたり一枚岩にならないまま戦いに突入していくのも興味深く見れましたし。パン屋を営んでいた男が、召集され嫌々戦う様子なんかも面白く見れました。

 開始1時間後に米軍が上陸してきて1ヶ月の戦いを残り1時間20分で描くので、あっという間にやられていく日本軍のような印象ですが。アクション映画ではないので、個々の戦いをあまり深く描いてはいないです。それより、しだいにやられていき追い詰められる中の極限の人間関係を描いてくれます。自決する者、投降しようとする者。それを西郷という男の目線でいろんな出来事を一緒に見ることができました。

 モノクロのような色を落とした映像に爆発する炎だけカラーになるという映像がカッコよかったです。

 ただ、重厚なお芝居をみんなしているのに。1人だけ平成の男の子が混じっているような感じになってしまっているのは残念でした。

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クチコミ・レビューTSUTAYA

平和

投稿者:まーる 2012年04月08日

この映画はすごい。戦争映画は避けていたのですが、二宮和也さんが出演するということで見ました。 でも、見始めた途端、映画の世界に引き込まれ、最後まで見ました。 戦争を知らない私にとって、目をつむってしまいたくなる場面もありましたが、とても勉強になりました。 平和な時代、平和な国に生まれたことに感謝しなければならないと思いました。

感動

投稿者:ニノ 2012年03月22日

私は、映画で泣いたことなかったけど…この作品は感動して泣いた

深い作品

投稿者:レオ 2012年03月20日

クリント・イーストウッドが、日本人の心理状況や心をよく描いている作品だと思います。戦時中の話なので、ストーリー的には、とても重く、胸が苦しくなるような場面も多かったですが、なかなか良く出来ていたと思います。

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