奇談のクチコミ・レビュー

クチコミ・レビューFilmarks

2.9

観た人
445

観たい人
197

投稿者:けんけん 2021年03月15日

なぜかめちゃくちゃレビューは低いけどすごく好みの作品。
ホラーというわけでもなくサスペンスでもない。隠れキリシタンという古い文化にフォーカスを当てた作品。
好みはそれぞれですが私的には大当たり。
全体的に暗く、最後までみても意味がわからない部分もたくさんあったけどそれを含めてよくわからない怖さ?が引きたって、、、語彙力が欲しい。
もっと知られて欲しいなー

投稿者:さすらい農場 2021年01月25日

〈恐怖〉ではなく〈畏怖〉
Jホラーの影に埋もれがちですが、私は本作をホラー映画とは思っておりません。
本作には、幽霊も鬼もサイコパスも人喰い猪とかも出てきません。
あるのは[理解を超えたもの]への畏れ。

諸星大二郎先生の名作漫画 [妖怪ハンター]の実写化作品なんですが、物語の設定といい何やら真面目な[TRICK]を見てるよう(^^)

キリスト教が潜伏するうちに、仏教・神道・土俗信仰と融合した[隠れキリシタン]という独自の混成宗教に変容してしまう…というジメジメした設定が雰囲気満点。
頑ななしきたり、閉鎖的な因習・風習…
怪しいアンダーグラウンドの気配が濃厚です。
[ウィッカーマン][ヘレディタリー/継承][ミッドサマー]等に似た不気味さは有りますが、本質的に全く異なります。

幼い頃の[空白の記憶]を探る旅
50年周期で起こる[神隠し]
東北寒村集落の禁忌[ハナレ]とは?
怪奇ロマンに溢れた、まさに〈奇談〉。

投稿者:せいくん 2021年01月22日

2021.01.22

ホラー映画でもないですが、ストーリーは良くわからないままラストまでいきました。映像の撮り方も好きではなかったです。

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クチコミ・レビューTSUTAYA DISCAS

「神隠し」から帰ってきた少年

投稿者:ちゅく 2020年02月04日

東北の隠れキリシタンの村落で多くの子供が神隠しになっていた。これは、天災(浅間山噴火など)と冷害、幕府・政府の行政の不手際(米の株金化)により、飢饉が起こり、間引かれた子供の霊が戻る話ではなかろうか、と僕は勝手に思っている。
帰らなかった少年は、「ここにいる」と言う。「これから天(はらいそ)に昇る」と。

「奇談」(2005年、日本:ザナドゥ―、カラー、88分)。
小松隆志監督。彼はこの映画のあと、瀬尾まいこ原作、北乃きい主演の「幸福な食卓」(2006)を作る。「父さんは今日で父さんをやめようと思う」と、朝食卓で父が家族に語ることから始まる物語だった。

「奇談」の原作は、コミック作品「生命の木」である。諸星大二郎(1949生)は、独自の伝奇世界を築いてきた作家。彼の原作に「妖怪ハンター」があり、ハンターは「稗田礼二郎」であり、その名は、「古事記」の筆記録者「稗田阿礼」(ひえだのあれ/性別は不詳)にちなむものです。
「礼次郎」を主人公にした映画は、「妖怪ハンター ヒルコ」(1991)が最初で、「稗田」をジュリー(沢田研二)、蜘蛛男を竹中直人が演じ、監督は塚本晋也。これはトンデモない奇作でした。
それから⒕年たって、今度はハンター「稗田」を阿部寛が演じ、原作は別に選び、当作になったのです。
当時、阿部寛は、仲間由紀恵とTVのコミカルな伝奇ドラマ「TRICK」に出演していたので、違和感はなかった。「TRICK」とは別の深い伝奇的な世界でも彼は淡々とハンター「稗田」を演じています。

「稗田」を誘うきっかけになる「神隠し」帰還の女子大生(藤澤恵麻)。「はなれ」という集落の「重太」(神戸浩)が名演。それから、ナレーションの津嘉山正種が、いつもながらすごい。
住職の一龍斎貞水、語り部の草村礼子はこの映画の底をつくっている。
ちすん。清水紘治。柳ユーレイ。土屋嘉男。
地底から歩いて来る三人の「ヨハネ」(洗礼、使徒、黙示録)は、白木みのる、赤星満、プリティ太田。

こんな映画は、滅多にありません。以下、脱線します。
自殺した少年のことを聞いたのです。
この映画の最後近い場面の映像は、ちょっとやめてください、というほど、美しいものでした。
ここで救われるのは、この世の煩いや苦しみに耐え、天命を待ちながら待っていた人です。
ただ、待っているのは、虚しく、時間がもったいない。そこで、自分のことを書くことをお勧めます。
「自分史」という言葉で言い換えましょう。書き終えるまでは、勝手に自分のいのちを放棄してはいけません。自分史を書き終えるまでは、生きるべきなのです。僕もそれで50年以上、死にたい、生きようか、やっぱり死のう、いやもう少し生を伸ばしてみよう、と細々と生きてきました。映画、音楽、小説、演劇、絵画に助けられて、綱渡りのようにいままで生きてきました。自分史という言葉が大仰であれば、映画の感想文を、この広場に書いて、疑問、質問、悩みがあれば、映画にからめて脱線して自由に書くべきでしょう。失敗続きだが、何とか生きてきて、これからも映画を見ながら生きていくために歩くベテランが答えてくれます。僕もこの場所でずいぶん助けられてきましたし、そのベテランの一員です。

★チェック

投稿者:★チェック 2019年12月20日

★チェック

住民を撮影した古いフィルムが気持ち悪くてイイ!

投稿者:コタロウ(!) 2014年09月02日

大学院生・里美と考古学者・稗田が隠れキリシタンの村・渡戸村を訪れる。
彼らの目的は、村人たちから「ハナレ」と呼ばれている集落を調査することだった。

異端のキリスト教を扱った作品。
なんとなくだけど、オカルト雑誌「ムー」とかに掲載されてそうな内容。
本当とウソの混ぜ具合が面白いなあと思いながらも「うぉ!罰当たり…」とも思ってしまった。
神父の「主はお一人だぁぁぁ」という叫びには共感しました。

「ハナレ」の住民を撮影した古いフィルム、これが気持ち悪いくていいです。
聖書とは違う自分たちだけの創世記を誦する住民たちの異常な雰囲気がすごい!
いかにも異端、邪教って感じ。
この作品の中で最も印象に残りました!

住職役で出演していた講談師の一龍斎貞水に存在感がありました。
柳ユーレイも人の良さそうな警官を好演していました。
ヒロイン・里美の演技はちょっと棒読みっぽかったけど、稗田に向ける視線に憧憬が宿ってて可愛かったです。

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