海棲獣のクチコミ・レビュー

クチコミ・レビューFilmarks

3.2

観た人
16

観たい人
60

投稿者:爆裂BOX 2021年06月23日

カリブ海に浮かぶ静かな島で住民が次々惨殺される。警察はサメの仕業と疑うが、サメの研究にうちこむ海洋学者のチェイスはそれに疑問を呈し…というストーリー。
「ジョーズ」の原作者であるピーター・ベンチリー原作のモンスターパニックです。3時間近い収録時間ですが、元はTV映画で前後編で放送されたようですね。そのため途中で一回エンディングとオープニング迎えます。過去に勝手にD.N.A.シリーズとして、「D.N.A.Ⅲ」のタイトルで2時間に編集されてビデオリリースされています。今は原作と同じ「海棲獣」のタイトルで完全版がDVDリリースされています。原作は未読です。
3時間近いだけにちょっと冗長に感じる所もありますが、丁寧に語られる主人公一家と島民たちのドラマは中々楽しいですし、次々と犠牲者を出す犯人の正体を探っていくうちに普通のサメではないことが明らかになっていくサスペンスフルな展開も次第に見入ってきます。助手のノッポやこの事件の真相に関わりある狼男、頑固だけど責任感ある警察署長等、魅力的なキャラがいるのも良いですね。島に来た主人公の息子と署長の娘との恋愛模様も良かったな。
本作に登場するのは大戦中に米軍がサメとイルカともひとつ遺伝子をかけ合わせて戦闘兵器として開発されたサメ人間、そのデザインはスタン・ウィンストンが手掛けただけあってカギ爪の生えた手足を持つ筋肉質でヌルヌルとした造形は妙にカッコよくて非常に秀逸ですね。最初は手の生えた全身シワシワのサメから、脱皮して歩けるように進化していく所もモンスター好きの心をくすぐってくれるギミックですね。目でその知性を表現する所も好きです。CGではなくしっかりした着ぐるみとアニマトロニクスで表現されている所もグッときますね。全身像しっかり映してくれるのもいい。ドラマ重視の為、サメ人間の出番は多くないですが(特に前半)、のっそのっそと歩きながら暴れまわる見せ場はインパクトあって楽しいです。特殊部隊を次々襲っていく所はもっとじっくり見たかったな。
最後の研究所での戦いも中々ハラハラさせてくれますし、伏線活かした倒し方も良かった。
長尺ではありますが、海洋モンスターもの好きならかなり楽しめる作品じゃないでしょうか。

投稿者:悪魔の毒々クチビル 2020年05月25日

とある島でサメとイルカと、少量のアレを加えて出来上がったクリーチャーが襲ってくるお話。

本編の長さが180分近くありますがそれもその筈、こちらはアメリカで放送されたTV映画でございます。
なので内訳としては、前後編それぞれ90分弱ほどですかね。

TV映画というのもあってか犠牲者はそこそこ出るんですけど、基本水中でバシャバシャするかチラッと甘噛みされる程度で、そこの残酷描写を期待する人には全くオススメ出来ません。
が、このクリーチャーを手掛けているのがスタン・ウィンストンなので、ルックスは滅茶苦茶良い。
サメベースの生物ですが、やがて陸上での環境にも順応していき途中から普通に陸地で主人公達を追い掛けてきます。
そこからサメらしからぬ筋肉質かつヌメヌメした肉体美を手に入れ、その姿がまぁヌメ格好いい。
頭上から涎を垂らしながら襲ってくるという、エイリアンみたいな一面もgood!
前編はそこまで出番はありませんが、後編はその姿を惜し気もなく披露してくれるのでそこもポイント高かったですね。

お話自体も登場人物の掘り下げや、ちょっとずつこの怪物の正体を探っていく流れ等で最低限退屈しないように色々工夫しているのも好感が持てました。
主人公の助手のノッポとか、結構好きなキャラがいたのも大きいかな。
地味に島に来たばかりの主人公の息子と、島の警察署長の娘との恋愛が微笑ましかったです。

そんじょそこらの雑過ぎるサメ映画を2本観るくらいなら、今作を観ることをオススメします。
原作が「ジョーズ」のピーター・ベンチリーだし、こっちも読んでみたいなーって思ってAmazon見てみたら1円で売っていたのでさっきポチっちゃいました。
久々にがっつり読書しますか。

投稿者:よしま 2019年07月06日

サメ人間が主役。
わりとしっかり作られていて、ビジュアル的にもいい感じ。
テレビ映画の前後編だけあって、人間ドラマもボリュームあっていい。
ラストもちゃんと頭使った駆け引きあるのもいい。

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クチコミ・レビューTSUTAYA DISCAS

面白かった

投稿者:テツロー 2011年02月10日

最初は失敗したかなと思いましたが、クライマックスの頃には
見入ってしまいました。

長!

投稿者:mahiro_papa 2008年10月23日

これ、原作は面白そうですね。
突飛ではありますが。
そもそも魚類とほ乳類の合の子はできないでしょ? 多分。
それは置いといて、その怪物の出来ったら噴飯ものです。
ラストはギャグにしか見えん。
いいとこバロム1や仮面ライダーの怪人です。(サメゲルゲとか言うのかしら?)
原住民と白人の確執なんていうテーマは、途中からどっかに行ってしまいます。
力技のラストは「黒い太陽731」を思い出しましたが、
ま、それほど大したものでもありません。

1枚分の値段で3時間も観れて“得”というべきか、
3時間も時間を費やして“損”というべきか。
いずれにせよ、暇が売るほどあるなら、まあ観てもよいでしょう。
何かの時間を割いてまで観るほどのものじゃあありません。

ピーター・ベンチリーの幻想

投稿者:みなさん(退会) 2008年02月22日

映画『JAWS』の原作者として有名なP.ベンチリーは、幾つもの著作が日本でも紹介されている。いずれも平易な文章と程ほどの長さで個人的には好きな作家だ。(余分が多いけどね)しかし、映画化となるとつまらない作品が多い。『アイランド』然り、本作『海棲獣』然りだ。巨大なイカをモンスターにしたB級映画にも名前が冠してあったっけ。つくづく変な作家だ。思うに、ベンチリーは、いまのマイクル・クライトンの路線を狙ったんだろうなぁ。

クライトンは『アンドロメダ…』から始まり、『ウエストワールド』のヒット、そして満を持して『ジュラシック・パーク』で不動の地位を築いた。きっとベンチリーもそんな路線を歩みたかったに違いない。つまり、本作はある意味で、ベンチリーの幻想だ。大いなる勘違いと言える。

とはいえ、作品そのものはそう悪くない。出演者も手堅いところを集めている。なんなく最後まで鑑賞することが出来る。(テレビ映画の常で内容以上に尺が長いが、何とか飽きさせないくらいの演出はなされている)

随分と昔に原作を読んだので覚えていないが、確かドイツ軍が秘密裡に開発した生物兵器という設定だった。遺伝子操作によって生み出されたそれは、Uボートともに沈んだはずだった。しかし、長い時を経て、その生物兵器=怪物が復活する、という話しだった。印象的だったのは、怪物が復活するや、その海域のエビ漁が壊滅的な打撃を受けるというエピソードだった。「そうか、怪物は伊勢海老を食べるんだぁ」と思ったものだ。モンスターは施設を破壊したり、人を殺したり寄生したりするというイメージはあるが、“食事”をするとは思ってもいなかった。記憶が確かなら、怪物の一人称で語られていたと思う。そこが読んでいて新鮮だった。

本作がそんな原作に忠実であったかどうか定かでないが、何か重要なモチーフが失われているように思える。まぁ、楽しく観られたのだから、あまり細かい事を言わない方が良いだろう。

時間を持て余している時にオススメ!

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クチコミ・レビューTSUTAYA

おもしろい

投稿者:ヒロ 2011年08月22日

長いですがその分見ごたえがあります。クリーチャーの出来はいいですしストーリーも良く出来ています。

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