観た人
207人
観たい人
175人
中国映画。中国で流行ったらしくて観た。中国人の北海道への憧れがつまっている。
中国の観光地もちょいちょいあって、景色が綺麗で女優さんも美しい。
初見の時は軽妙で素晴らしく、脚本が抜群に巧く優しいと思ったのだけど、今見ると結構重苦しい。
でもやっぱり台詞が巧い、イギリス風のちょっと苦味の効いたユーモア、フランスシネマのような粋な会話。話としては、「マイノリティ」と出会い、部分的には理解しつつもやはり一緒にはいられないという挿話と、誰も彼も滑稽なくらい経済に縛られているという挿話が交互にでてくる感じ。これが当時の中国社会の気持ちにどんぴしゃで合っていたのだろう。
(正直、少数民族への描き方は政治的に問題あると思う)
葛優は相変わらず素晴らしい。この朴訥とし飄々とした味を持ちながらリアルな生活感と人としての格好良さを表現ができる俳優は、少なくとも僕は本邦では知らない。
段ちゃんの授業で観た。北海道が舞台!大人の恋愛。ストーリーが好き。セリフも聞き取りやすい。これ観てから葛优のファンになった。
意外と、楽しめた映画♪
普通のオッサンやん… ( ̄へ ̄|||)
何て、さえない主人公なんだろう…、これが、第一印象。
でも、次第に、応援したくなっていった。
(最後まで、かっこ良くは見えてこなかったけど(笑))
メインは、結婚相手探し。
「どんな相手と結婚したいか」…
意外とシビアで、現実的な考えを持つ主人公。
どうなっていくのか…、
見れば見るほど、どんどん続きを見たくなる映画でした。
基本コメディっぽいんだけど、ほんのりシリアスさもあって…
最後の最後まで、飽きなかったデス。
最初に、主人公を見て、テンション下がりきった分、
後は、上がっていくしかなかったのかも???(笑)
見終わってみると、予想外に、楽しめた映画でした♪♪
おっさんの婚活が面白い。
中国語の原題は「ひやかしはお断り」という意味らしいが、
この邦題はちょっといただけないですね。
このタイトルだとラブコメ、しかも20代を想像してしまうから
見るとギャップがあるかも。
だが、この映画の面白いところは
主人公が40代のおっさんであるというところ。
おっさんが頑張って婚活しているから面白い。
しかも見栄がないし、オープンで正直だから
婚活の相手も本音トークで、お互いの損得があえばいいという
非常にドライな会話もまた面白い。
途中から話の筋は見えてくるので結構安心して見られるというのもいいですね。
驚きはないけど。
それから後半舞台が北海道に移ると
山田洋次の映画を見てるみたいになるところが不思議な感覚。
北海道を撮ると、そうなるのかなあ。
まあ、面白かったですね。
後半失速
前半のテンポがよく面白いので、後半、ふたりが北海道に行く辺りから物語が急速に失速するのがとても残念です。エンディングも短絡的だし。
ただ、ネット婚活に必死なニューリッチ、ダサ中年男にge youがピッタリで笑えます。
適齢期の独身男と不倫を引きずる美女
適齢期の独身男チン・フェンと、お見合いで知り合った、不倫を引きずる美女シャオシャオ。
お見合いを繰り返すチンですが、相手は訳あり女性ばかりで、チン自身も理想主義のため、なかなか上手く事が運ばない展開が面白かったです。
又、淡々としたストーリーの中でも、チンとシャオシャオのやりとりがコミカルでテンポ良く見る事ができました。
二人の北海道旅行で、チンが教会の白人神父に中国語で懺悔をするんですが、懺悔が長すぎて神父が困り果てるシーンや、ヤクザの葬式に参加しているシーンには笑えました。
後、チンの友達の同行者ウーさんが、北海道在住とはいえ日本語が上手すぎたのには正直驚きでした。
途中までは面白かったんですが、終盤で恋愛模様がシリアスになったかと思えば、冒頭での紛争解消機をラストで再登場させコミカルに傾かせ、まとまりがなく終わってしまったのが残念です。
中国映画フォン・ショウガン『狙った恋の落とし方。』
愛こそが世界で最も公平なゲームであり、最も残酷なゲームである。
秦奮(チン・フェン)は天才的な発明品を投機資産家に売ったことで、一晩で大金持ちになった。そして、適齢期で独身の秦はそれを元手に「理想の妻」を探す旅に漕ぎ出す。お見合いを通して、様々な背景を持っている人々や、考え方も違う人々に会ううちに、秦には喜劇的な面や悲劇的な面といった人間の様々な面が見え始める。秦奮(チン・フェン)の心はついに笑笑(シャオシャオ)という一人の女性に決まった。しかし、その美しい女性は既婚男性と恋をしていたのである。秦(チン)はどのようにして、笑笑(シャオシャオ)の心を惹きつけることができるのか? また、彼女を追い求めている間に、何か劇的な展開が起こるのか? さらに、最終的に彼女の心を開いて二人で新しい人生の章を開くという結末になるのか?
出演:グォ・ヨウ/スー・チー/ビビアン・スー/宇崎逸聡