ザ・ヤクザのクチコミ・レビュー

クチコミ・レビューFilmarks

3.4

観た人
517

観たい人
342

投稿者:映画漬廃人伊波興一 2020年08月10日

高倉健をして(義理)を(重荷)と言わしめた。

シドニー・ポラック
『ザ・ヤクザ』

この方の監督作品のほとんどを、欠伸を禁じ得ないまま観終わってしまう不謹慎な私です。
中でもタイトルからして一番観る気かしなかった『ザ・ヤクザ』が皮肉にも一番面白かったりします。
意外なところで、意外な形で、意外な時に
私たちが期待していたものを運んでくれました。
(義理)は実は(重荷)である事。
日本人のほとんどが思っでいてもなかなか口に出せない。

それを健さんの口から聞けるなんてアメリカ映画でなければあり得ません。

投稿者:Hazuki 2020年07月24日

開始数分で英語字幕のフォントのミスマッチ感に笑ってしまいパターゴルフのホールに突っ込みそうになるもこれはこれで期待を裏切らない感で個人的には好き。
セットの色味とか家具とか(能楽堂ハウスは除く)英子花子のお洋服とかもめちゃ好み。単純に時代的なことかもしれないけど。
田中とか言う普遍的ジャパニーズネームあてがわれてるのにすら笑っちゃう(田中さんごめんなさい)けど、笑わない男こと健さんの一人勝ち映画ではあった。鍛え上げられた身体に、閻魔様はともかく、菊の紋章は違和感なく映えるしアタシも淫紋入れよかな♪ってなっちゃう。あと股下長すぎ。
剣道場で真剣出しちゃってるんだからDon't expect to win./Don't expect to lose./Expect nothing.は英語で発語してくれても良くない?と思ってたらアイムノーロンガーヤクザで無理だった。なんやねんアイムノーロンガーヤクザて!ずるいの。
ちょこちょこツッコミどころはあるもののハリウッド映画なのに割と淡々と進むので高まりはさほど無い。単調な日々への刺激を求めてヤクザ映画をチョイスしてる身としては、特段ブッ飛び要素の無い一連の流れにムニャっちゃったけど、その延長線上にあの指詰めがあるからいいのかもしれない。猫好き悪趣味能楽堂おぢさんことオリバーと花子への憐憫が生まれる2時間であった。

投稿者:だいすけ 2020年07月12日

ありがちなトンデモ要素は少なく、真剣なハリウッド版仁侠映画でした。高倉健さん、岸恵子さん、待田京介さん、岡田英次さん、郷鍈次さん、皆さんノリノリで楽しそうでした。まず言いたいのは、高倉健さん、表情力が凄い!これは世界共通!岸恵子さんの美しさ!これも世界共通!この映画、もっと知られても良いんじゃないかな。

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クチコミ・レビューTSUTAYA DISCAS

今はなき古き任侠の世界

投稿者:ひとこと言いたい 2017年01月25日

高倉ケンちゃんとロバートみっちゃんの、渋い男の魅せあい、なんですが、
健さんが精巧で生硬な古い男の美学を魅せるのに成功(性交はなかった)しているのに対し、
ロバートみっちゃんはヨレヨレ・萎れたおっさん感満載。まるで刑事コロンボのコートみたいである。演技か? 地だろ。
ともあれ、この二人と岸恵子さんの演技で、まぁ、時間を忘れて映画空間に浸れる作品。
鼻の穴の大きい娘役のお嬢さんもがんばりましたな。(あの花子という名前はもうちょっとなんとか変えられないものか)

基本、ワタシは893映画なんぞ大っキライなんである。
なんでボスとはいえ、ヤー公があんな英語うまいねん?
ま、こりゃ一応893ではなく「古い任侠道」だということにしておこう。
でも、ラストは「空港へ向かうタクシー」でエンドマークだしても良かったかも。

あ。
京都の国際会議場が出てきた。
ちょっと前に見た同じパターン(ガイジンが来日してチャンバラする)の映画「最後のさむらい/ザ・チャレンジ)でも京都国際会議場がラスボスの本拠地として出てきた。
ガイジン映画には欠かせないものなのか?

YAKUZA

投稿者:趣味は洋画 2016年02月11日

いきなり個人的なことで恐縮ですが、私のハンドルネームは「趣味は洋画」。
何の変哲もない、いかにも野暮ったい名前にしているのですが、日本映画を観ないわけではありません。昔は東映の任侠映画や、東宝のスペクタクルもの、松竹の人情ものなど、よく劇場に通っていました。ただ、昨今の日本映画はまったく観ていません。(なぜか興味が湧かないのです)

...というわけで(長い前段に自分でも呆れます)この「ザ・ヤクザ」です。
文字どおり日本の任侠社会を真正面からとらえた作品ですが、私の中では「洋画」のジャンルです。
昔、テレビ放映もされたと記憶していますし、VHSビデオでも観ました。

何といってもシドニー・ポラック監督ですし、キャストにこれだけのメンバーが揃えば、映画ファンならずとも胸躍ります。結果は期待どおりでした。

高倉健はいうに及ばずですが、岡田英治、郷英治、待田京介、汐路章といった、往年のヤクザ映画のスターが出ているのは魅力です。
対する米側からも、ロバート・ミッチャムを筆頭に、リチャード・ジョーダン、ブライアン・キース、ハーブ・エデルマン、ハワード・キール等々、一癖ある俳優が揃ってます。
この米日俳優の対抗軸に、岸恵子、クリスティナ・コクボの女優陣が絡む展開...

ストーリーも任侠路線の王道をまったく逸脱していませんし、かつて東映のヤクザ映画を観まくった吾輩としては、実にスンナリ受け入れられました。

終戦直後の混乱によって生じた人間関係や、日本独特の‘義理と人情’も、分かりやすく描かれています。おそらく外国の人が観ても、ある程度理解されるのではないでしょうか。

高倉健43歳、岸恵子42歳、岡田英治54歳のときの作品でした。

「殴り込み」と「指詰め」

投稿者:カマンベール 2016年02月03日

ロバート・ミッチャムと高倉健という日米2大スターが共演。
巨匠シドニー・ポラック監督1974年公開作。

日本文化と「ヤクザ」の「しきたり」に真正面から取り組んだ、
変に真面目な作品でした。

何と言ってもラスト15分間の高倉健とロバート・ミッチャムの
『殴り込み』のシーンですね。
料亭で酒席と賭博を開いている20人位のヤクザたち(他に接待の芸者などがいます)
遠野組長(岡田英治)の『お命頂戴いたします』
という訳で、健さんは日本刀一丁、
ロバート・ミッチャムは短銃と猟銃(多分?)を両手に
『殴り込み』です。
高倉健は慣れた感じです。
寡黙で冷酷で様式的に殺して行きます。
ロバート・ミッチャムは終始居心地悪そうです。
(1973年出演の『エディ・コイルの友人たち』のやや下っ端のギャングの悲哀・・・こちらの方が似合ってました。)

あまり面白みを感じませんでしたが、日本と日本人へのリスペクトが
感じられるアメリカ版「ヤクザ映画」でした。

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クチコミ・レビューTSUTAYA

高倉健が格好いいけど

投稿者:猫娘 2015年11月09日

高倉健は主役の白人俳優と並んでも霞まず背が高く脚が長いのでスーツ姿も格好よく主役を喰っていただ英子の態度が高倉健より主役に心があるようでそれは見ていてモヤモヤした

健さんと日本刀

投稿者:よすたかず 2013年11月30日

 人間ドラマの健さんは随分みたが、日本刀を手に、群がる敵を斬り倒していく姿をみたのはこれが初めて。これが熱いころの健さんか。男も痺れる格好よさだ。R・ミッチャムも悪くはないが、引き立て役に回ってもらおう。刀を振る音はあるが、人を刺す時の音は無く、本当はそういうものなのだろうか妙にリアル。ラストの健さんの日本刀アクション見れただけでも大満足、ごちそうさま。

ハリウッド製東映映画

投稿者:ゴロウ 2011年07月21日

ポール・シュレイダーをはじめ、ハリウッドのヤクザ映画オタク達が「高倉健」で1本撮りたい!! そんな映画です。東映ヤクザ映画テイストはかなり再現されているとは思いますが・・・・。健さんは相変わらず健さんらしくて良かったです。あと、ロバート・ミッチャムは枯れた感じが良かったですね「さらばいとしき女よ」もそうでしたが、厭世感が滲み出ていて◎

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