キェシロフスキ・コレクション 1 偶然のクチコミ・レビュー

クチコミ・レビューFilmarks

3.7

観た人
216

観たい人
239

投稿者:きむら 2019年04月30日

最初のチャプターはヴィテク視点のカメラワーク
全部見たあとにここだけもう1回見た
列車での分岐からどう生きるか、最後同じストライキが起こった日にどう過ごしているか
使い回しかと思った浮浪者にぶつかるシーンが微妙に変わっていて驚き
当時のポーランドの社会情勢をちゃんと理解していればもっと楽しめたと思う

冒頭の叫びが全く理解できないまま進んでいき最後に分かってしまった時に呆然とした

投稿者:ENDO 2019年04月17日

党に入って犬になろうが、レジスタンスとして気高くいようが恋愛の失敗が人生の暗転へと繋がる切なさの果てに!結局医師としてどちらにも与せず妻と子供を持ち充実な人生万歳!とはならず強制幕引き!別の軸の人物が意外と近くに存在していたり。人と知り合うことの尊さよ。

投稿者:m 2019年03月30日

卒業写真の取り方が最高

毎日全部が選択の連続だけど、そうしなかったときのことを想像することにどれぐらい意味があるんだろうな

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クチコミ・レビューTSUTAYA DISCAS

良く締まったプロット、勉強系かな。

投稿者:リリアン 2011年09月17日

人間の運命なんて、日常の些細な出来事で大きく変わってしまいますよね。それを、激動の1980年頃のポーランドの政治運動とか社会の背景の中に、力強く描き切った作品です。
プロットに力があって、ヴィテックなどの人たちが自然に描かれているのに驚きました。さすがにカラーは渋いですね。

あんまりプロットの中身を書いてもなんだけど、ポーランドの地方都市の医学生ヴィテックがワルシャワへ向かう電車に乗れるかどうか。僅か1-2秒の差。ビールのおじさん、そこどいて!

それで、中のプロット3バージョンあるんですが、ある意味、ポーランドの政治にどうかかわったか、を問いかけているような。
体制側で偉くなる?反体制に突っ込んでみる?ノンポリ生活が可能かな?
当時のポーランド。パスポート取って飛行機に乗るのって大変だったんですね。

最初の方、うっというシーンがあります。やっぱり大人向けで子どもには見せられないと思いました。

音楽はごく少ないですが良いですね。言葉がわからない(ポーランド語か日本語字幕しかない)のが残念。登場人物が、この人前出てきたっけ?と時々わからなくなりました。
この作品を見るとトリコロール3部作(この作品と比べると洗練されていますね)の雰囲気の荒削りだけれど、すばらしい原点に触れることができます。

トリコロール3本から入って、知らない間に、この偉大な監督さんの作品を計5本も鑑賞することができました。
娯楽作品としてはそこまでおすすめではありません。でも、芸術性、1970-80年頃のポーランドの雰囲気を知るには大変有意義な作品です。

人間の運命を表現した傑作

投稿者:マッコイ 2009年08月13日

精神的支柱だった父親を失った主人公が自らの人生を再出発させようとしてある列車に飛び乗ろうとしたそのとき・・・飛び乗れた場合が第一話、飛び乗れず駅員ともめるのが第二話、飛び乗れずあっさり諦めるのが第三話。そしてそれぞれのストーリー、即ち主人公の人生がそれぞれ異なった展開となっていくという非常に面白い設定の映画です。

・・・がしかし・・・単に面白いでは済まされない展開になるのがキェシロフスキーの凄いところです。結論を言ってしまうと面白みが激減してしまうのであまり詳細には書きませんが、要はどの展開になっても主人公は大きな失望や疎外感を味わうことになり、決して幸せとはいえない生涯を送ることになるのです。

政治や宗教に身を委ねるのは言うまでもなく愚かしくそこに救いがあろう筈もないのはよくあるタイプの物語ですが、最もショッキングなのは主人公がどこにも何にも属さないでいようとする第三話で、個人としてどう存在しようとするにせよ人間はなんらかのカテゴライズから逃れることは出来ないということを描いているように思えました。そしてそうこうしているうちには必ず社会から犠牲を強いられることになる・・・即ち人間はどのような生き方をしたとしても現代社会において救いを得られる術が一切ないという風に受け取れてしまいました(ちょっと絶望的な視点で観すぎかもしれませんが)。


ヨーロッパ映画通信というブログやってます。
ameblo.jp/antonioni/

キェシロフスキー

投稿者:toto 2009年04月11日

久々にみたこの監督の作品。
若い頃に挑戦したときはただただ退屈していただけだったが、自分が年をとり、少しかしこくなったのか、内容を理解することが出来た。
この手の映画は理解しはじめると大変おもしろい。
テンポとしては娯楽映画のように無意識に乗って行ける物ではないが、淡々とながれる、それこそ、ありふれたストーリーの中に、あえて人生を少しだけ振り返ることができるような、そんな作品。
そういうときにみてください。

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