キンスキー 我が最愛の敵のクチコミ・レビュー

クチコミ・レビューFilmarks

3.9

観た人
142

観たい人
317

投稿者:riekon 2020年07月14日

ヘルツォーク監督が
一度観たら忘れない
怪優キンスキーについて語る
ドキュメンタリーです
自分中心ですぐキレて神経質
共演していた部族の人達や
監督が彼に殺意を抱く
それでも何作も一緒に作る
監督とキンスキー
分かりあっている?んですね〜
共演した女優さんには
優しかったそうで☺️
キンスキーのことも知れるし
映画の裏話も楽しかったです
「ノスフェラトゥ」観たいな‍♂️
《図書館》

投稿者:狂王キシリトールヴィヒ2世 2020年05月23日

とても良い思い出とは言えないようなエピソードで故人をしのぶ。憎悪と畏敬と親しみのからみあった関係性の一端を感じさせる。

投稿者:おさかなはフィッシュ 2020年05月08日

『キンスキー、我が最愛の敵』は、キンスキー×ヘルツォークファン、必見の一作 キンスキーの狂いっぷりを堪能できるのはもちろん、そんな彼と対等に渡り合うヘルツォークに「こいつも実はかなりやばい奴だよね…?」とじわじわ気づき始めるのが楽しい

キンスキーの“計算する”クレバーな一面が、とても興味深かった いきなりカメラの真正面に立つのではなく、カメラの真横に立ち、端から画角に入り込み、正面に向き直る“キンスキーのひねり”(これにより映像に立体感が生まれ、俳優の存在感も際立つ)には感服だった 紛れもないプロの俳優である

『フィツカラルド』は当初、ジェイソン・ロバーズとミック・ジャガーの共同主演の予定だったというのは、話には聞いていたけれど、実際の映像を見ることができたのも、とても面白かった

比較された教会の鐘を鳴らすシーン、二人が夢に対して抱くのが希望なら、キンスキーが抱くのは異常なまでの切迫感だった まるで違うシーンになっていたし、キンスキーが主演になって、絶対によかったよ〜



鑑賞当時の感想。点数は適当。

K's cinemaの「誕生!ヘルツォーク ヴェルナー・ヘルツォーク特集2017」にて鑑賞。

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蝶になった怪優

投稿者:まみもぉ 2010年06月25日

「フィツカラルド」を観て随分経ちますが、
主人公を演じたキンスキーの凄まじく強烈な印象は、
色あせてから、さらに鮮明…不気味に残っています。
打ち上げ花火がバーンと開いて、
そのまま夜空に停止しているような…
ありえない狂気すれすれの美しさです。

この「キンスキー…」を楽しむために、
観たくてみそびれて観ることも忘れていた「アギーレ神の怒り」を
ようやく観ました。
でも、そこにいたのはキンスキーではなく、
アギーレでした。

役になりきるとか、
演じるとかというのでなく、
キンスキーから生まれ出たアギーレが、
幼虫が生まれ出た卵殻を食べるように、
彼、キンスキーを食いつくし、
その全てを体内におさめてしまった…
そんな狂奇な体現です。

このキンスキーとの関係をヘルツォーク監督は、
互いを補い合ったと言われていますが、真逆と思います。
ぶつかり合いです。
プラスとプラスがぶつかって、突出したそこが砕け散り、
マイナスな部分はさらにくい込み、歪み破裂し、
一周遅れで逆転し不自然に引き合うふたつの磁場です。

暴行奇行のフィルムや証言は、生々しく狂っています。
ケーブルが切れて流される船は圧巻。
原住民族の話しはリアル。
怒鳴りまわすキンスキーを理解できず、
「彼を殺そうか?」と監督に打診したそうで…
実際の映像の中、食事をするフィツカラルド(キンスキー)を
取り囲む原住民の異様な雰囲気は、
頼むと言われたら殺すつもりだったその殺意だったんですね。

最初はジェーソン・ロバーズ主演でミック・ジャガーが助手役だったそうで、
そのパイロット版?、面白かったです。
激しい彼の女性に対する優しさ、そのエピソードにはほっとさせられました。

91歳、老衰で死去。
”自分を使い果たした”そのあとも、
最後の最期まで命を自らから解放することは許さなかった、
彼らしい去り方でしょうか。

鋼の羽でふらふらと乱舞する蝶を見つけたヘルツォーク監督、
捕まえようと、悪戦苦闘して生まれた5つの作品。
ラストの映像、蝶々と遊ぶ怪優の笑顔。
今頃はほんとうの蝶になって、
誰かの肩にとまって狂気な怒涛を吹き込んでいるのでしょうか。
”怒鳴る”生きた蝶を、ヘルツォーク監督、
ぜひ見つけて下さい。

ヘルツォークが語る怪優キンスキーの真実の・・・ホラ話!?

投稿者:KASPAR 2010年06月15日

キンスキー×ヘルツォークの作品は『ヴォィツェック』が観れてないのと、ドキュメンタリーっつーことで躊躇ってキチンと観て無かった『キンスキー、わが最愛の敵』を、とうとう観ることにしました!!!(日本で『ヴォイツェック』が観れることも無さそうやしね)

うわぁ~むちゃくちゃおもろいやん!!!もしかしたら実際のヘルツォークを見たら失望してしまうかも?っつー不安があったんやど、全然杞憂やったっすねー!!!逆にもっともっとヘルツォークが好きになってもーたっすよー(°∀°)b

ああ!これは買ってまうなー♪DVD買ってまうなーш(`∇´*)шやばいなー『ノスフェラトゥ』と『フィッツカラルド』も最近観てないから一緒にDVD買ってまおかなーш(`∇´*)ш(あ!ちなみに『カスパーハウザーの謎』と『アギーレ神の怒り』の傑作2本は既に購入済みです♪)

□■□■□

【ここからネタバレ含む内容に触れます♪】

さてと、この映画のどこまでが真実なのか?っつー部分なんすけど、どーも怪しいっすよねー(」°□°)」<アヤシスギルヨ!

※あ!これはあくまでも自分の妄想ですんで、適当にスルーしてください!真実と思って観たほうが圧倒的に面白いっすから!!!

どー考えても怪しい!そしてヘルツォーク自身もちょっとこの作品の中にヒントを散りばめてくれてる感じやね!

「さぁ、みなさん!ドキュメンタリー映画監督としてのテクニックを全て使って、クラウス・キンスキーという俳優を"伝説"にまで昇華させますよ!」っつー裏の声が聞こえてくる作りになっとるっすよねー♪

キンスキーの自伝の内容を否定しつつも、自らも自伝に手を貸してたというエピソードを入れて、この作品が同じであることを暗に匂わせてたりとかね((φ(・д・。)

さすが狂人かつ天才かつ変態のヘルツォークやね!作品に対するアプローチの仕方が完璧に壊れてますш(`∇´*)ш褒めてるんすよー♪

□■□■□

しかしまぁ面白い!!!間違いなくヘルツォーク監督はイカれてる!!!で、イカれてるんやけど紛れもない天才!!!

そしてこの作品は、紛れも無く傑作だ!!!!!!!!!!

(」°□°)」<傑作だ~!!!!!

個人的満足度 97点!!!・・・でもオススメ度は 50点(『アギーレ神の怒り』と『フィッツカラルド』は観ておかないと良くわかんないと思うんで・・・)

ずっと観たかった作品

投稿者:neko 2009年05月06日

「アギーレ・神の怒り」「フィツカラルド」を観て、ずっと気になっていたこのドキュメンタリーをやっと鑑賞。
そういえば監督としてのヘルツォーク、俳優としてのキンスキーしか知らない私にとって、撮影現場での演じていない素の姿や、キンスキーについて語る極めて紳士的なヘルツォークなど、それはそれは大変興味深い内容。

人と人、個性と個性との壮絶なぶつかり合い。
こんな風に極限の状態(ジャングルの奥地という撮影場所!)で映画が作られていることにとても感動。
「アギーレ・神の怒り」ではその自然の神秘、脅威、壮大さに感動で言葉を失ったほど。
私の中では「アギーレ・神の怒り」「フィツカラルド」もキンスキーを通して狂っているのは監督のヘルツォークだと思っていたので、このドキュメンタリーでキンスキー自身がそういう人物であったことにとても驚いた。
2人とも似たもの同士?きっと強烈に個性的(crazy)で、最高の同士だったに違いない。

“自分を使い果たす”
こんな表現がピタリと当てはまる人物はそういませんね。
そしてどうやら女性には優しかったのだなぁと伝わってくるその作りに、幾度と悪態をつきながらも(原住民による殺害計画…!?)、とてもキンスキーを愛していたのだろうと伝わってくる。
写真を見ながら撮影の思い出を語るスタイルも何だか好き。

DISCASには今のところ、ヘルツォークとキンスキーの作品がなくてとても残念。
他の作品も観てみたい、そして迫力ある壮大な映画を作り上げるヘルツォーク監督自身のことをもっと知りたいと思った。すごく面白かった。

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