観た人
176人
観たい人
165人
「ふーん、かつらってこんな漢字書くんだ〜」くらいの低い期待値で観たんだけど超絶怖かった。話はベタなのに演出が怖い!
明らかにうまくいってない姉妹がお化け鬘に振り回されるんだけど、白血病のガリガリ坊主妹が取り憑かれるところからしてかなり不穏。その後は来ると分かっててもかなりギョッとするシーンの連発だった。
ホラーは理不尽で不可解な方が好きなのでこれは大好物!
韓国ホラーならではのどんよりバッドエンド…
ていうか完全なとばっちりじゃない?姉妹が可哀想。あと過去の回想が分かりづらい…元カレが二股してたとしたらそれが分かるような解説が必要。そうでないとすれば被害に遭う意味分からないしね。
この手のホラーにはもうちょっと明確な理由が必要な気がする。
癌治療で毛髪が抜け落ちた妹に姉が鬘をプレゼントする。
呪いの藁人形ならぬ、呪いの鬘の恐怖話。
韓国映画は暗い雰囲気に重く哀しい人間模様を乗せるのが上手いが、やはりサスペンスには敵わない。
ホラーテイストな作品ではサスペンスで活かし切れているリアリティ、生々しさがホラーという題材に負けてしまって薄い気がする。
あ、薄いって髪の話じゃないよ?
髪の良さ(怖さ)活かせず
ああああ、あれ?
確か面白かった(怖かった)と思っての2度目借りだったのだけど!?
あれれれれ?勘違いだったようだゎ。
「髪」が関わるお話なので、
そこはかとなく怖いことは怖い。
あと、白血病の妹(鬘の持ち主、憑りつかれる人)の
鬘を装着する前の病的な不気味さが本域入ってて怖かったなぁ。
にしても、
髪の本来の持ち主だったり、
曰く付になる理由だったり、
設定バラしが唐突感あって、ちょとついていけないなぁという気持ち。
ちょっと気になったのは
「鬘」を欲しがった姉の友人。
鬘を付け、別人のように健康的に、美しく変貌した友人の妹を見て、
曰く付の鬘に魅了されて欲した(妖刀みたいな感じ)てことだけど、
そこんとこの表現が、魅了されたというより、
「他人の持ってる良いものは欲しいの、だって私が持ってる方がふさわしいでしょ?」
って風に見えるというか、
国民性(悪い意味では決してなく!)?のように見えてしまう点。
別作品だけど『赤い靴』の時も同様の感覚になったなぁ。。
「魅了」表現の方法が軽い為に
『鬘』の恐ろしさが上手く出てなくて残念。
あとは、
病気の妹が、鬘をつける前は、病気のことがありちょっとヒネてて、
鬘をつけた後は、生意気になり、姉の想い人を誘惑したり、姉をバカにしたりして、
始終、妹に肩入れできずってのも、面白さ半減の一因かな。
???・
呪いのカツラ?長寿のカツラ?
個人的には貞子そのもの?きっと貞子の永遠の命はカツラに秘密があるのか?てバカなことばかり考えている俺
ちょっと残念
韓国物のホラーって事で、楽しみにしていたのですが
ちょっと残念な内容でした。
「黒い家」とか「箪笥」の方が断然怖かった。
主人公のお姉さん(?)役の女優さんが、
だんだんと内田恭子に見えてきた…。(笑)
レビューを書いてみませんか?