ステージドア・キャンティーンのクチコミ・レビュー

クチコミ・レビューFilmarks

3.4

観た人
14

観たい人
20

投稿者:Tatsu 2021年07月24日

この時代に量産された所謂戦意高揚映画であり、その思想や描写に違和感しか覚えないのは大前提。ボーゼージは確かに他作では、戦争によって奪われてしまう人間の尊厳についての話を描いていた。話としては、その後のアメリカ青春映画と殆ど変わらない。

投稿者:チッコーネ 2021年07月01日

UA版のキャンティーンもので、国揚映画の特異な様式が確認できる(ワーナー版もいずれ観てみたい)。
キャンティーンは実在の施設だったらしいが、働く女性たちは心の慰安婦といった趣で、実際にはどんなドタバタがあったのか興味深いところ。

ジプシー・ローズ・リーが出てくるという記述をどこかで観たような気がしたのだが、ステージ場面はなくてがっかり。
個人的にはザビア・クガート楽団やカウント・ベイシー+エセル・ウォーターズのライブにワクワクした。

ロシアや中国といった共産圏の兵士の歓迎場面があるのは、冷戦以前ならでは。

投稿者:R 2021年05月06日

キャサリン・ヘプバーンが自身役で出演している「ステージドア・キャンティーン」を観た。
(※ 「ステージドア・キャンティーン」記載欄が無いので、こちらに記載し、評点は無し。)

この映画は、アメリカで作られた戦意高揚映画であり、ノーギャラで有名人がたくさん出演している。
キャサリン・ヘプバーンもその一人であるが、他の女優たちに比べて、格が違い過ぎる。
しかし、登場シーンが短い時間であるが、やはり堂々としている。見事。

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クチコミ・レビューTSUTAYA DISCAS

ひどくカットされています。

投稿者:さえぼー 2017年11月02日

おそらくこの映画で一番有名な場面であると思われるジプシー・ローズ・リーのショーの場面はカットされていて入っておらず、大変失望しました。132分の映画なのに1時間50分ちょっとしかないので、他にもカットされたところがあるものと思われます。

時間を超えたエンターテインメントに拍手

投稿者:レイモンド・ウダ 2013年03月24日

 第二次世界大戦に参戦したアメリカ、祖国を守るぞ!と張り切って出征する兵士たちに無償で料理とエンターテインメントを提供しようという粋な計らいを実際にやっていたニューヨーク44番街のレストラン「ステージドア・キャンティーン」。しかも出演するアーティストたちは、それぞれの出し物をこなしながら、兵士たちに食物・飲料のサービスまでするという、最盛期の経済を謳歌していたアメリカならではの企画。残念ながら、1943年当時のブロードウェイの舞台俳優たちが中心に出ているので、現代の我々が見て、あっ!あの俳優は!という機会は限られているけれども、もてなされる側の兵士たちの反応を見ていると、いかに大物たちが多数出演しているかが伝わって来る。

 物語はここで出会う若い3組の男女たちの恋の駆け引きやその結末を軸に進んで行くが、やはりこの映画の醍醐味は、次々に出演する大物俳優たちの芸や司会、そして兵士たちとの交流の場面を味わうことに尽きると思う。

① ブロードウェイの舞台「ロメオとジュリエット」のジュリエット役が長く当たり役だった偉大な舞台女優、キャサリン・コーネル。主人公の一人の青年将校ダコタ(ウィリアム・テリー)が食事を給仕するキャサリン・コーネルに気づき「高校の演劇でロミオを演じました!」と声をかけると、キャサリン・コーネルは「どのセリフが一番好き?」、ダコタが答えるとそれに続くジュリエットの名せりふをキャサリン・コーネルは情感豊かに朗々と語る。まるでその空間が一瞬舞台になったように思わせる名演。映画に一度も出演しなかった彼女が唯一残した貴重な映像である。

② 「オズの魔法使い」(1939)のカカシ役を演じたレイ・ボルジャーは、ここではスーツ姿のボーイだが、独特な見事なタップダンスを披露。特に片足立ちのタップはユニークでコミカル、見ていてこちらまで楽しくなってしまう。しかもその技術は一部の隙もない。フレッド・アステアともジーン・ケリーとも違う個性。巻き戻して繰り返し何回も見てしまった。

③ トーキー映画以降の俳優たちは、ルックスだけではなく声も魅力的。我々の時代からは遠い昔のスター女優、マール・オベロン。今も繰り返し放映される「嵐が丘」(1939)の主人公キャサリン役が最も有名だが、ここでは司会者の一人。モダンでハイセンス、易々と司会を務める知的で都会的な彼女の美しい声の語りは音楽を聴いているようである。

 他にも、キャサリン・ヘプバーン、「レベッカ」(1940)の奇怪なダンヴァース夫人役を好演したジュディス・アンダーソン、マルクス兄弟の一人であるハーポ・マルクス、本作中で実際にオーケストラ演奏をするベニー・グッドマン、などなど、現代まで名の残る大スターたちのリラックスした素顔を楽しむことが出来る。名前の知らない名優たちでも、一言しゃべるだけでオーラを発散、すごい俳優だったんだろうなぁと思わせる。残念ながら本作中で主人公を演じた俳優たちはその後大成することはなかったが、本作自体は何年たっても色褪せることはないであろう。

 映画ファンであれば本作中のいくつもの場面が忘れられないものとなることは間違いない。

動くベニー・グッドマンやエセル・マーマンが見られます。

投稿者:ロキュータス 2009年10月11日

第二次大戦中のアメリカの慰問映画。 
ニューヨークに実在したステージ・ドア・キャンティーンを舞台に、平時であればオノボリさんである全米各地から来た新兵たちが、ラジオでしか聞いたことがないようなスターやブロードウェイのスターの芸にふれるというもの。
新兵と女優のロマンスというのは狂言回しのための設定に過ぎません。
ボランティアとして無料出演した当時のニューヨークのエンターテイナーたちの顔見世作品なので、ぼくにとっては初めて動く映像を観た人、顔と名前が初めて一致した人などがいました。
白黒で画像はかなり残念ですが、映像資料としての意味合いが強い。

オッサンのぼくですらそうなので、以下参考までにチャプター別に名前と簡単な紹介を。 

C―3  
料理を運ぶ長身の女性が、伝説のストリッパー[ジプシー・ローズ・リー]
ナタリー・ウッド主演の『ジプシー』という伝記映画があり、エセル・マーマン主演のミュージカルもあるそうです。
日本のストリッパー、ジプシー・ローズの名前の由来の人。

C―5 
めがねをかけたおじさんが[エド・ウィン] 
『博士の異常な愛情』でコカコーラの自販機を撃つ兵隊を演じた俳優キーナン・ウィンのおとうさん。

皿を洗ってるコワモテの男が[ジョージ・ラフト]
ギャング映画のスターで『お熱いのがお好き』にも出ててました。

兵隊にオレンジを配り、『ロミオとジュリエット』のセリフを言うのが[キャサリン・コーネル]
ぼくも知りませんでしたが、当時の舞台の大女優だったらしい。

C―6  
[マーサ・スコット]『十戒』や『ベンハー』に出ていました。

C―7  
当時の腹話術のスターだった[エドガー・バーゲン]
キャンディス・バーゲンのおとうさんですが、動く映像は初めて観ました。

C―8 
箱から出てきて「主の祈り」を歌ったのが[グレイシー・フィールズ] 
知りませんでしたが、最近日本のCMにも歌が使われたことがある往年の大歌手らしい。

C―9 楽団1組目の指揮は、KAY KASAR 知りませんでした。

C―10 貫禄たっぷりでいやみなくらいなのが[ヘレン・ヘイズ]
『散りゆく花』『追想』『大空港』『八月の鯨』などに出てました。  舞台、映画双方で有名な大女優。

C―11 
みごとなタップダンスを見せてくれるのが[レイ・ボルジャー] 『オズの魔法使い』の「かかし男」です。

C―12 
調理場のこの3人組は誰だろう。  三バカ大将かとも思ったが、違うようです。

C―14 
皿を洗いながら服を脱いで筋肉隆々の身体を見せ「アーアアー」というのが、最も有名なターザン役者[ジョニー・ワイズミュラー] パリとアムステルダム・オリンピック、水泳の金メダリストです。
    
電話をかけてる男[ジョージ・ジェッセル] 知りませんが、彼が紹介するのが
[エセル・マーマン] 有名なミュージカル・スターで『ショウほど素敵な商売はない』など
宮本亜門の出世作『アイ・ガット・マーマン』は彼女を描き、捧げられた作品。 さすがの歌声。

C―16 
ルンバの王様[ザヴィエル・クーガ]

(つづく)     

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