ナチスの墓標~レニングラード捕虜収容所~のクチコミ・レビュー

クチコミ・レビューFilmarks

2.9

観た人
47

観たい人
56

投稿者:無 2018年11月12日

トーマス・クレッチマンとダニエル・ブリュールが共演してしまう自分だけが楽しい映画。
もうちょっとマシなタイトルは考えつかなかったのかな…?というこの邦題。
てっきりロシアの女性兵士にイビられるドイツ兵の捕虜たちの話かと思いきや、なんだかんだで囚人生活をエンジョイする彼らの姿がそこにありました…
トーマス・クレッチマンが登場する時点でストーリーが突然、昼顔的展開(見た事ないけど)になるのは偶然ではなく必然!?
それにしてもダニエルがどの映画でもひどい目に遭ってるような気がしてならないw

投稿者:千 2018年01月19日

「戦場のピアニスト」で気になったトーマス・クレッチマンが出ていたので鑑賞。

戦争の映画ってどうしてもびくびくして無駄に疲れるんですけどこれはそこまで残虐なシーンは無かった。いやあるんですけど、というか戦争ってだけでとても残虐なんですけどね……。これはまだ大丈夫な方でした……。

「戦場のピアニスト」の続きみたいな感覚で観たのですが、結局どちらも同じ事をしていますよね…。
戦争って何も良いことは生み出さない。どちらかが許さないと永遠と続き、始まってしまうと終わりはない気がします。でも一刻も早く無くなってほしいです。“無“しか残らない何も意味の無い事だと思います。

そういえば女性が主人公のこういう映画って初めてみた気がします。男性目線しかあまり見てこなかったのでまた探してみたいと思います!

もちろんこれを観て感動するとか明るい感想は当たり前のようにないです。暗くなるばかりです。ですが実はこれも本当にあった実話のようです。しっかり見ておかないとな、と私は思いました。

しかしトーマス・クレッチマン、とても良かった。「戦場のピアニスト」で出演は少しだけでしたので非常に嬉しいです。もっと見てみたいと彼の出演作を調べてみたのですが、ナチス関連の作品がかなり…。

しばらくは楽しい映画みよう笑。

あ、あとジョン・マルコヴィッチさん、個人的にGoodでした。

投稿者:bunbukubun 2017年02月18日

戦後ソ連で捕虜になったドイツ軍兵の話。

キャストはとっても豪華〜。
全部英語なのは変な感じ笑

"戦争!破壊!恨み!"というよりは、もうちょっと落ち着いててそれがまたリアルに感じる設定。女性もたくさん登場。

戦争の違った意味でのむごさも感じる映画。

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素晴らしいソ連軍女兵士たち

投稿者:趣味は洋画 2013年09月16日

率直に良質作品です。 特に捕虜収容所のソ連軍女兵士たちの演技が皆素晴らしく、軍医ナターシャに扮したV・ファーミガをはじめ、タチアナ・ヤコヴェンコ(オルガ大尉)、インゲボルガ・ダクネイト(ヴェラ伍長)、テクラ・ルーテン(エレナ中尉)らの表情が、極寒の収容所の雪景色と相まって、何ともいえない情感を醸し出している。 前半は‘強面ロシア女’のイメージで展開するが、ドイツ軍捕虜の一人で、寡黙なマックス(トーマス・クレッチマン)とナターシャの恋模様が描かれるあたりから、‘優しいロシア女’も見え隠れする。 収容所の料理人で若い娘ジーナ(ナタリー・プレス)と、やはり捕虜の一人ペーター(パトリック・ケネディ)が本気で愛し合うが、やがてジーナが自殺する場面などは、悲恋の映画と思いたくなる流れだ。 後半のダンスパーティーへの展開はマイナス要素に映るが、それをもカバーしているのが、パブロフ大佐に扮したジョン・マルコヴィッチである。 彼の演技力については言うまでもないが、何を考えているのか分からない怖さは、09年「イングロリアス・バスターズ」のクリストフ・ヴァルツに共通するところがある。 それはさておき、ドイツ兵の戦犯を見つけ出すためには手段を選ばないパブロフ大佐には、マルコヴィッチは適役で、強面のロシア女兵士たちをも圧倒する迫力である。 派手な戦闘シーンやアクションシーンがあるわけではないが、戦時下の兵士同士、上官と部下、ドイツ兵とソ連兵、捕虜と刑務官の関係などの、人間対人間の心の微妙なふれあいや変化が、見事に表現されている。 その意味で率直に良質作品である。 // 作品を非難するのは簡単だが、映画を心から愛し、支持する私としては、多くのスタッフやキャストが集結して完成させた汗の結晶に、拍手を送らずにはいられない。

つまんねえ

投稿者:ホヨマックス 2009年09月29日

女兵が捕虜を次々と銃殺するかと思いきや・・・
捕虜らは軟禁状態で
しかも一般市民に選ばれた捕虜らは女の家に行ってSEXまでしちゃう自由行動あり?
アホかってだあああ(怒)
戦争の悲惨さの欠片もねえ

見るのはマジで時間の無駄

★★☆ 悲話なのか美談なのかはっきりしないっす

投稿者:カポーン 2009年09月24日

 第二次世界大戦終了後の1946年、ソヴィエトのレニングラードを舞台に、捕虜収容所に収容されたドイツ兵捕虜と看守役のロシア人女性兵たちとの騒動と交流を描いたサスペンス風ラブロマンス。日本兵のシベリア抑留でも著名だが、ソヴィエトは戦後も長く捕虜を違法に抑留酷使し続け、残酷な仕打ちの末に多大な死者を出している。本作ではドイツ軍捕虜に対する残忍な仕打ちを描きつつ、ほのかに香る淡い恋を交えたストーリーとなっている。
 本作中に「実話に基づく」と言う標記が見られるので、何かベースになる逸話があったのだろうが、本作中からどこが実話でどこがフィクションなのか判別できる要素はなく、全般に作り話の印象が強い。ただ、原作者がナターシャで、主人公のロシア人女医もナターシャなので、もしかもすると作者の自伝なのかもしれないが。まあ、それにしても余りに出来すぎのストーリーなので、相当脚色はされているような気はするが。
 それにしてもロシア・イギリス作というのは珍しい。映画的にはソヴィエト映画の叙情的系譜もイギリス映画の生真面目さも余り感じられない。どうも制作会社はカナダの新興者らしいので、なるほど納得。

 全般にサスペンスものとしては悪くない緊張感を保てるのだが、いかんせんストーリー自体に起伏がなく、起承転結のバランスが偏っているために後半から終盤にかけてのインパクトが薄すぎる。
 本作では、過酷な捕虜酷使、殺人などソヴィエト赤軍の残忍さと、何よりもソヴィエト軍やNKVD(秘密警察)の内部密告、粛正の恐怖感がじわじわと迫り来るだけに、密告者(スパイ)の謎をもっとじっくりと描ききっていたら、ラブロマンスとのバランスで絶妙な出来になり得たかもしれない。
 また、不出来の理由として人物の性格付けが浅すぎた。サスペンスものとして人物背景を早くに描くことは避けたかったのかもしれないが、結局最後まで謎のままで終わったり、深みがまるでないままに終わってしまった。特に主人公の一人である女医ナターシャ、その夫で精神病のアンドレイ、鍵を握るドイツ兵のボルトやクラウスなど、主要な人物であるにも関わらず、人物背景や性格がはっきりしないままだったのは、人物に対する思い入れを思い切り阻害した。その結果、終盤のクライマックスもあっけない尻切れとんぼ状態の印象。

 撮影はサンクトペテルブルク(旧レニングラード)その地で行われているようだ。広場シーンなどはその片鱗もあるのだが、主な収容所シーンや廃墟シーンなどはロケセットのようだ。せっかくのレニングラードロケもさほど生かされていない感じ。映像も妙にコントラストが強くてちょっと見にくい。カメラワークも決して上手とは言えず、テレビドラマのレベルだ。

 役者では女医ナターシャ役のヴェラ・ファーミガが特筆できる。目と憂いの表情で様々なシチュエーションを演じきっているのが良い。もちろんナタリー・プレスとともに年齢を感じさせない美ヌードも披露している。一方、トーマス・クレッチマンはドイツ兵ボルト役を演じるが、役柄の設定にも問題があったようだが、今ひとつ存在感なし。ジョン・マルコヴィッチはソヴィエト軍大佐役だが、目が怖い・・・。

 全般にもう一歩という出来だったが、密告の恐怖というものは堪能できるだろう。近年の日本も政権交代などで揚げ足取りや内部告発が美化されつつある状況の中、旧ソヴィエトや北朝鮮のような密告世界の恐怖を味わっておくのも、悪趣味でいいかもしれない(笑)。
 なお、ソヴィエト抑留ものとしては「スターリングラードからの医者(1958独)」「9000 マイルの約束(2001独)」などがあるが、日本のシベリア抑留もの映画がほとんどないのは非常に残念なところだ。

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