観た人
209人
観たい人
38人
一応役者がキャスティングされてますが、実写じゃなくてフルCGに見えます。
ある意味超実写。酷いので途中で止めたけど。
「世界侵略ロサンゼルス決戦」のパチもんとして出してきたが、内容的には今更ながら「インデペンデンス・デイ」のガチパクり!
こういうB級作品お決まりのクソCGが作品を盛り上げます!
マジでインデペンデンス・デイ好きが俺も頑張ってこんなん作りました!っていう作品
2011年(アメリカ)
原題:BATTLE OF LOS ANGELES
監督:マーク・アトキンス
脚本:マーク・アトキンス
出演(日本語吹替):
ケル・ミッチェル(鶴岡聡)
ニア・ピープルズ(五十嵐麗)
他
製作:デヴィッド・マイケル・ラット
製作総指揮:デヴィッド・リマゥイー
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超簡潔に紹介するとしたら「インディペンデント・デイ」の超劣化版。
とりあえずエイリアンが巨大円盤に乗って地球に侵略してくるって展開がもろ被りだし、それだけならまだしもミサイルのかわし方や、反撃の際にエイリアンの戦闘機に乗り込んでマザーシップに攻め込むっていう細かいところまでとことん「インディペンデント・デイ」でわろた。
そしてホントに2011年作か!?と言いたくなるほどCGが酷い。笑
他にも米軍将校がふつーに日本刀で戦いはじめたり、兵士が空飛ぶUFO的戦闘機に当たり前のように拳銃で立ち向かい始めたり。
とりあえずツッコミどころしかなくて驚いた。
愛しのB級SF映画
1942年、第2次世界大戦が勃発して間もない頃、夜空に現れた光を、日本軍が襲撃に来たと勘違いしたアメリカ軍が、対空放火を浴びせた――。
ところが、日本がロサンゼルスに空襲を仕掛けた事実はなく、あれは未確認飛行物体=UFOだった、というのが、まことしやかな都市伝説として広まっている。(らしい)
知ってはいたが、たいして面白い話でもないので気にもとめていなかった。それが、こんなB級映画で“再会”するとは、思ってもいなかった。(笑)
そんな嘘のようなマコトの話しをバックボーンに、本作品は作られている。あの時のUFOの親玉がやって来て、人類に攻撃を仕掛けるというストーリー。いろいろ辻褄が合わなかったりするのだが、何だか、それが愛おしくなる作品だった。(私だけ?)
監督は、駄作『アバター・オブ・マーズ』を撮ったマーク・アトキンズ。だいぶ腕を上げましたね。(笑)
下手は下手だけど、スピード感もあるし、カメラが多彩だったのには驚いた。だいぶ勉強したらしい。
やや自己陶酔っぽいが、スタイリッシュなロング・ショットやハイスピード撮影も自信を持って使っている。
単に、覚えたてのスキルを使いたいだけなのかも知れない。
面白いのは、クリストファー・レイが、ライン・プロデューサーとしてクレジットされていること。クズ映画の巨匠フレッド・オーレン・レイ監督の息子で、低級映画『スカイ・ファイター』の監督さんだ。
どんな仕事をしているのだろう。気になる。(笑)
――或る日、ロサンゼルスに巨大な宇宙船が飛来する。迎撃に出た米国空軍はあえなく壊滅。基地も破壊され、残された兵士たちは、反撃のチャンスをうかがう。
そこに現れたのは、1942年の“ロサンゼルスの戦い(バトル・オブ・ロサンゼルス)”で行方不明になったロジャース大尉だった。
兵士たちは、本部の命令を受け、彼を“マジェスティック12”に連れて行くことになる。
……というお話し。
マジェスティック12――、これがまた、好事家が大好きな都市伝説。12人の専門家からなる秘密組織。ハリー・トルーマンが作ったと言われている。胡散臭いこと極まりないのだが、なかなか面白い。
このMJ-12 の戦闘員(?)として登場するのが、ニア・ピープルズ。もっと若いかと思っていたら、意外とお歳を召されていたので驚いた。考えてみれば、ショーン・S.カニンガム監督の『ザ・デプス』から22年後の作品だもんね。それにしては、体型も維持してるし、お尻もキュートだった。(笑)
話が横道に逸れたが、MJ-12 の施設が後半の舞台なのに、設立メンバーの12名について言及されなかったのは、残念だった。面白いエピソードを披露して欲しかったな。(笑)
そう、ローランド・エメリッヒ監督の『インディペンデンス・デイ』では“エリア51”が反撃の拠点となった。その模倣である本作品では、MJ-12 が登場し、墜落した宇宙船を研究したり、宇宙人を捕虜にしたりしている。
墜落から60年以上、随分と長生きの宇宙人だ。長寿の秘訣を聞きたいものだ。(笑)
考えてみれば、本作品は『ID4』と、よく似ている。宇宙人の宇宙船でマザーシップを倒しに行くところまで同じ。
タイトルから推して、てっきり『世界侵略:ロサンゼルス決戦』の劣化コピー版かと思っていたが、違った。(苦笑)
まぁ、これだけいろいろと詰め込まれると、無条件で楽しいから善しとしよう。
宇宙船と戦闘機の空中戦、対空迎撃からヘンテコなロボットや小型マシンとの地上戦、タイムスリップ、秘密組織に秘密の施設、捕獲されたエイリアンと宇宙船、カタナを振り回す女性戦闘員、口の悪い女性パイロットも出て来るし、リボルバーで宇宙船を撃ち落とす司令官……。本当にオモチャ箱のようだった。(クライマックスのCGは、かなりチャチいけどね)
B級映画マニアの方にだけ、オススメ!
刀
たまには、こんな笑える作品を観るのもいいものです。ようここまで笑わせてくれたなあ、と思うくらいストーリーがぶっ飛んでますし、出てる役者さんたちもわざとやってるのか、真面目にアホなことやってくれます。こういうおバカ映画や、と分かって観たら、90分は苦にならないはずです。
ニア・ピープルズは40歳くらいのはずですが、アクション頑張ってました。綺麗でセクシーでした。
何も考えたくない時、頭を空っぽにしたい時など、本作は効力を発揮するのではないでしょうか。
サムライ・ガール?
突然現れましたね。
なんの伏線もなく。(笑)
ロジャース大尉が人間でなくなっていたところまではよかったのですが、それ以降はドタバタし過ぎてなにがなんだか…。
誰かが殺られて、誰かが犠牲になってはお約束。
可もなく不可もないB級は、当然、とりえもなく、きっと観ても忘れてしまうでしょう。(笑)
まぁ、分かりやすいってことを除いてはとりえがないかもしれませんな。
残念
あまり期待はしてませんでしたが予想以上にひどい出来でした。CGもストーリーもロサンゼルス決戦とは大違いです。