観た人
120人
観たい人
426人
起承転結がはっきりとしていて、展開に無駄がない。
カラーということもあり、古臭さを感じずに楽しむことができた。
リメイク版は2018年のものしか観ていないが、大まかな展開は同じだった。
2018年のものには出てこなかった祖母の存在の大きさが、この作品の中で役割を果たしていた。
祖母の言葉一つ一つに重みがある。
他のリメイクのものも観てみたい。
スタアをふみこえてこそのスタアなのよ! 『イヴの総て』のような敗者への憐れみと割り切りではなく、とにかく西部劇魂で「勝つものが勝つ」ウェルマン。
田舎出の素朴なハリウッド夢見る女の顔が大活躍アル中男優の陰で半分隠されるラブシーンから、夕陽に溶けたその男優(失脚しアル中になった)を乗り越えて照明に耐えるオスカー女優へ。生き残ったものが生き残り、夢を勝ち取っていく過程を、脚本的にはスピルバーグのようでありながらとにかくドライにドライに描いていく。傑作、大好き
アル中の男が療養所を出て断酒に失敗し、自分が女のキャリアの邪魔になっていることを自覚する……というところまではまあいいんだけど、そこから自殺を思い立ってから実行するくだりを撮るときの温度のなさにウェルマン印を感じる。銀幕のメタファーであろう嘘みたいに綺麗な夕暮れの海へ飲まれていくあっけない死。男のウォークオブフェイムを乗り越えてのスタア誕生!!も完全にノリがホラーだった。なんでこんな怖い映画撮っちゃったの。
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