孔雀夫人のクチコミ・レビュー

クチコミ・レビューFilmarks

3.7

観た人
36

観たい人
97

投稿者:Qちゃん 2019年01月28日

ウィリアム・ワイラー監督の初期作品であるが、『人間の本当の愛とは…』に気付かされた時には、鳥肌が立ち、感動の涙!
素晴らしい映画だった。

自動車会社を20年間経営してきた男ダズワース(ウォルター・ヒューストン)は工場を他社に売却し、巨万の富で余生を妻フラン(ルース・チャッタートン)と愛する暮らそうとしていた。そして二人で豪華船に乗ってニューヨークからヨーロッパに行くのだが、この妻フランというのがトンデモナイ浮気性。次から次に男性と恋愛関係を持つ。しかし、夫ダズワースは、そんな妻を許しながら「君を愛している」と言い続ける。
そんな折、豪華船の中でダズワースは、イタリア在住の女性コートライト夫人(メアリー・アスター)と知り合いになる。夫人といっても独身女性である。この女優、なかなか気品があって、綺麗!
……私、女優に惚れやすい性格です(笑)

そしてそして、怒涛のクライマックスでは、感動チョチョ切れて、もう大変(^^)
見応えのあるウィリアム・ワイラー監督作品であった。

投稿者:ほーりー 2018年12月14日

淀川先生も大好きなウィリアム・ワイラー監督の戦前の代表作。

この方は「ローマの休日」「必死の逃亡者」「大いなる西部」「ベン・ハー」「コレクター」「ファニー・ガール」と有りとあらゆるジャンルの映画を手掛けるけど、やっぱり本領を発揮するのは、本作をはじめ「月光の女」「偽りの花園」「女相続人」などのドロドロとした家庭劇だと思う。

邦題の「孔雀夫人」の意味がよくわからないが、原題は主人公の苗字「ダッズワース」。

主演はウォルター・ヒューストン(ジョン・ヒューストンのパパさん)とルース・チャタートン。

自動車会社社長のダッズワース(ヒューストン)は経営権を他社に譲って引退する。長年連れ添った妻(チャタートン)のためにヨーロッパの船旅に出る。

ところが妻は船内や旅先で次々と男たちと浮き名を流す。

内心は煮えくり返るような思いのダッズワースだったが、男と破局するたびに自分のところにすがってくる妻を見ると何も言えなくなってしまう。

しかし、ウィーン滞在中、若い貴族と出会った妻は再び恋に落ち、今度はついに夫に離婚を申し出る。

離婚手続きが完了する間、妻をウィーンに残した傷心のダッズワースはナポリに立ち寄る。そこで彼はかつて船内で出会った未亡人(メアリー・アスター)と再会する。

まずファーストシーン。社長室で窓の外から見える自社の看板をひとり眺めるダッズワースの後ろ姿が映し出される。
その表情はわからないが、後ろ姿からは寂しさが伝わってくる。

といったように本作は奥行きを意識した絵作りに徹底している。この辺りが通好みされる由縁だと思う。

ただそれにしてもチャタートンの悪妻ぶりが本当にイライラさせる。

最後の最後でヒューストンもついに感情を爆発させるからやっと溜飲が下がるのだが、個人的にはそこに至るまでが観ていてキツかった。

今でいうと「スカッとジャパン」のようなものかも。

ちなみに脇役に若い頃のデヴィッド・ニーヴンが登場する。この時まだ26才ぐらいなのだがほぼルックスが変わっていない。老け顔だったんですねぇ。

■映画 DATA==========================
監督:ウィリアム・ワイラー
脚本:シドニー・ハワード
製作:サミュエル・ゴールドウィン
音楽:アルフレッド・ニューマン
撮影:ルドルフ・マテ
公開:1936年9月23日(米)/1937年11月(日)

投稿者:yadakor 2018年10月17日

この女性はたしかにわがままで人の悪口をずっと言っているダメな妻かもしれないけど、したたかではないというか、非常に素直に思われたので、ムカつきはしなかった
とは言うもののストーリーはわりとどうでもよくて、カメラワークが凝っていてそちらが見どころだと思う

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