大いなる眠りのクチコミ・レビュー

クチコミ・レビューFilmarks

3.1

観た人
96

観たい人
78

投稿者:ニコライヘル 2020年08月10日

マイケル・ウィナーは全て三流アクションにする。チャンドラーを監督出来るような器ではない。凄いキャストなのに残念。

投稿者:スギノイチ 2020年05月27日

マイケル・ウィナーは好きだが、これは『さらば愛しき女よ』の出涸らし。
ボガートよりロバート・ミッチャムの方がずっと好きなんだけど…

投稿者:キモサベ 2020年04月23日

いゃぁ~、いいですねぇ
何がって、このジャケツだけで借りて来ちゃいましたよ
どです?見ての通り”ハードボイルド“の匂いがプンプンでしょう

しかも開けて(観て)ビックリ‼ 原作はあのハードボイルドの祖レイモンド・チャンドラー
さらに調べると、彼の処女長編小説(39年)という記念碑的作品でした

【追伸】
ジャケツの絵にもどりますが、昔~しの映画館の看板、あるいはポスター・・・こんなタッチの絵、多かったですよね

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クチコミ・レビューTSUTAYA DISCAS

リメイクもいいのよ

投稿者:ひとこと言いたい 2018年06月27日

言わずと知れたボガード&バコール版「三つ数えろ」のリメイク。
であり世間評は前者が優位であろうが、ワタシにはこちらの方が雰囲気づくりとわかりやすさで上としたい。なにしろ、周囲の皆が探せ探すなとうるさい「不明の男」の行方と結末の推理は、
XXXXな妹がXXXXであることで事件が解決する点でコチラの方が理屈でもビジュアルでもオリジナルよりわかりやすく納得しやすい。
下の娘が殺人現場でヤクでラリってというのは現代的で、オリジナルの酒で酔ってるよりも妥当でしょう。

まぁとにかく。
マーロウがロバート・みっちゃんという点だけでも自然と映画空間に入って行けました。
しかも。
邦題はこっちの圧勝!

英国に立ったフィリップ・マーロウ

投稿者:趣味は洋画 2017年07月10日

まず先人のレビュアー、「カマンベール」さんと「ちゅく」さんの後に続けることを誇りとし、初見の「大いなる眠り」を語りたい。

日本劇場未公開のこの作品は、云わずと知れた46年「三つ数えろ」(ハワード・ホークス監督)の舞台を英国に置き換え、サスペンス・ミステリーで傑作の多いマイケル・ウィナーが監督を務めたハードボイルドである。「三つ数えろ」はハイレベルの作品だった。

ロンドン郊外。風光明媚で広大な敷地を走るベンツ。流れる軽快でジャジーなスコア。
冒頭からゴキゲンな‘入り’である。
私立探偵フィリップ・マーロウ(ロバート・ミッチャム)が、大豪邸の前に降り立った。
執事(ハリー・アンドリュース)に案内され、マーロウは退役したスターンウッド将軍(ジェームス・スチュアート)に会った。車椅子に座った老将軍は見るからに弱弱しい。将軍はカーソン警視(ジョン・ミルズ)の推薦でマーロウを呼んだのだ。妻に先立たれ、長女シャーロット(サラ・マイルズ)と次女カミラ(キャンディ・クラーク)の生活に手を焼いている。シャーロットの夫リーガンは、1ヵ月前に突然失踪していた。又、カミラの賭けによる借金がもとで、ブロンディ(エドワード・フォックス)という男から脅迫されていた。そして書店経営のガイガーに1000ポンド支払う約束もしていた。将軍にとっては紙切れ同然の額だったが、将軍は‘誇りの問題だ’として否定し、マーロウは将軍の依頼(脅迫からの解放とリーガンの捜索)を引き受ける...

登場人物が多く、やや難解な筋立てだが、英国らしい格調を感じさせるハードボイルドに仕上がっている。主人公のロバート・ミッチャムをはじめ、リチャード・ブーン、キャンディ・クラーク、そしてジェームス・スチュアートが米国俳優として出演しているが、他は多くの英国俳優で固めている。
特に長女シャーロットを演じたサラ・マイルズ、カーソン警視を演じたジョン・ミルズとロバート・ミッチャムは、70年「ライアンの娘」(デヴィッド・リーン監督)で共演しており、本作でも息の合ったところをみせている。

また、書店の受付係り(重要な役柄)アグネスを演じたジョーン・コリンズ、謎の女モナを演じたダイアナ・クイックなど、演技派の女優陣が脇を固めている。

二転三転するストーリー展開は、やはり46年「三つ数えろ」のほうがスッキリとした演出になっており、視聴者にも理解し易い。
カマンベールさんも仰っているが、ロバート・ミッチャムのマーロウも、ボガートにひけをとらない当たり役と思う。ちゅくさん流の表現では、マーロウの倦怠にロバート・ミッチャムが合うということ。

そもそもこの「大いなる眠り」はずっと観たかった映画で、ミッチャムのマーロウを堪能した75年「さらば愛しき女よ」(ディック・リチャーズ監督)の余韻を求めていた自分があった。


「私はプロだ」と、マーロウが言う。

投稿者:ちゅく 2017年06月17日

マーロウは、ロバート・ミッチャム。
彼の倦怠は、この探偵に合う?
いや、逆です。
マーロウの倦怠に、ロバートが合います。「さらば愛しき女よ」(1975)のミッチャムに。。

「大いなる眠り」(1978年、英国、カラー、100分)。

運転する車は、牧草を積んだ馬車とすれ違い、
マーロウは、南部の大豪邸にたどり着く。
西欧風の城がある。米国には、こんな城はなかった。
移築したものか、模倣したものか……。

家には、当主の肖像画がかかっている。
英国の陸軍の将軍。

その老将軍が、マーロウの前に現れる。

彼は、若い妻(サラ・マイルズ)と、娘たちの行状を見せたあと、ある男の行方を捜してくれと依頼する。

彼が捜索する男が一人いて、それが二つに分かれ、最後に結びつくところが、この映画の決着。

富、誇りが、堕落を抱え、放埓を産み、女は生き、男は埋葬させられる。

マーロウの倦怠は、彼の歌舞伎の所作であり、金になることは敏感に、刻苦するのである。
金がなくなれば? イエスよ! 僕は、盗賊になる。

原作は、米国の作家レイモンド・チャンドラー(1888~1959)の「大いなる眠り」(1939刊行)。

当作の監督は、マイケル・ウィナー(1935~2013)。
映画は、原作の米国から、英国に変わっている。
「ジャッカルの日」のエドワード・フォックスが出ている。

この原作の先行映画版「三つ数えろ」(1946年、米国、モノクロ、114分)は、ハワード・ホークス監督、ハンフリー・ボガード、ローレン・バコール主演。
映画としては、「三つ数えろ」のほうが優秀というか、娯楽的です。

雰囲気は、この映画が良いが、物語の刈り込み方が上手なのは、「三つ」だろうと思います。

「三つ数えろ」については、「趣味は洋画」さんの「殺し文句!」(投稿日:2015/08/05)は、正確な入門編であると思います。


ちゅく

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