フィルム・ノワール ベスト・コレクション 出獄のクチコミ・レビュー

クチコミ・レビューFilmarks

3.5

観た人
21

観たい人
22

投稿者:Rainbow30 2021年03月14日

サスペンス映画とのことで観たのだが、ジェームズ・スチュアートが主演すると社会派ドラマになってしまうあたりは流石!

1932年の禁酒法時代のシカゴで警官を射殺した男たちがいたが、11年後に殺人罪で刑務所に99年の刑で服役している男の母親が「息子の無罪を証明してくださった方に賞金5000ドルを差し上げます」との新聞記事を載せる。
それを見たシカゴタイムズ紙のデスクが「これを調査しろ!」と部下のマクニール(ジェームズ・スチュアート)に記事づくりを命じる。マクニールは「11年も前の事件で刑も確定しているのに取材しても無駄だ…」とイヤイヤながら取材を始める。
しばらくはデスクの言うとおり仕方なく取材していたのだが、途中から「収監されている男は無罪ではないか?」との疑念が浮かぶ。
そうした疑念が浮かぶと、マクニールは人が変わったように、収監されている男の無罪の証拠集めを徹底的に行う。すると次々と真実がわかってくるのだが、決定的な証拠が見つからず……というドラマ。

やはりジェームズ・スチュアートは「アメリカの良心的存在」であり、他の主演作なども思い出してしまった。
素晴らしい俳優であることを、どんな映画でも感じさせてくれるのは本当に凄いことだと思う。

投稿者:葉柏 2021年01月18日

必要以上に長い。
マクニールの奥さん、良いキャラそうだったのにあまり出てこなかったのは残念。
偽証をした人、いかにも怪しげな人はどうなった?トメクはどうなった?などスッキリしない点も。

投稿者:Jeffrey 2020年11月25日

「出獄」

本作は1948年にヘンリー・ハサウェイが監督した作品で、事件の背景となりマフィアや移民問題、警察内部の腐敗にもメスを入れたノワールの秀作として有名だ。この度、DVDにて初鑑賞したが面白い。どこかセミドキュメンタリー的な雰囲気をかもしだし、いっそうリアルな語りの影響が加わる。撮影機材の軽量化や少ない照明で撮影可能になったフィルムだなぁと思える1本である。今思えば40年代後半のノワールにも新たなそういった1連の作品が実際にあった。本作も冒頭に、実話であり、実際の場所で撮られたと観客に教えてくれているし、画面に映る構図、犯人とされる息子が初めて画面に現れる際の場面などは印象的だ。さて物語は、1944年のシカゴタイムスに32年11月に起きたバンディ巡査殺害事件の真犯人情報を知るものに賞金5000ドルを出すと言う広告が出る。記者のマクニールが連絡先のノースサイド777を尋ねてみると、広告主は掃除婦のティリだった。彼女は巡査殺しの犯人として終身刑を言い渡されたフランクの母親で、息子の無罪を証明したいため11年かけて貯めたお金を賞金に当てたのだ。無実の罪で投獄された男を救うために奔走する新聞記者の姿をドキュメンタリータッチで描かれていく…と簡単に説明するとこんな感じで、実際に起こった事件をもとに制作されていて、極力事件が起こった周囲や環境を重視してとられているそうだ。

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