ムード・インディゴ~うたかたの日々~のクチコミ・レビュー

クチコミ・レビューTSUTAYA

おもちゃ箱のようだ

投稿者:ぶつを 2013年11月06日

監督さん、アイディアがあふれて、どれも捨てられないから、たくさん盛り込んで楽しく創っただろうな、それに尽きる作品。
残念ながら、それが観る側の楽しみと一致するかといえば疑問。少なくとも私は呆れ顔で最後までお付き合いした。
私が観た回では、最後までお付き合いしない観客もいらした。

この作品はおもちゃがあふれている大きな箱だが、ぐちゃぐちゃに投げ込まれおもちゃたちも苦しそう。のぞきこんでも楽しいおもちゃ箱というよりガラクタを詰め込んだ箱の様相。
よく見ると楽しいアイディアなのに作品への取り込み方が雑。繊細さ≒思いやりが感じられない。取捨選択が甘い。

監督さんが自分のアイディアを愛して、楽しんで創っていったことは感じられたが、作品や観客への愛は感じられない。監督さんに忘れられた観客としては淋しささえ感じた。
いっそアニメ作品だったらよかったか?
この有名なラブスト-リ-じゃなかったらよかったか?

同じように監督さんの創る喜びが感じられた「アイアンフィスト」や「地獄でなぜ悪い」は観ていて気持ちがよく晴々した。
残念な作品との違いはなんだろう?
考えてみよう。

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