ソフィーの選択のクチコミ・レビュー

クチコミ・レビューFilmarks

3.8

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投稿者:kurakuma 2019年07月17日

終戦後の物語。
戦争が終わってよかったね~と能天気に言えない経験を、多かれ少なかれ人は持つ。心におった傷とどう折り合いをつけるのか、その痛みを忘れたフリをしても過去は追いかけてくる。

罪の意識に苛まれ続けながら、日々を過ごすことは出来ない。

あの時、私だったらどう選択するだろうか…想像しただけで叫び出したくなる。

投稿者:けーな 2019年06月22日

昔、今作を観て、かなり衝撃を受けたことを記憶している。しかし、忘れていたところもあったので、今回、見直して良かったと思う。

今作は、ホロコーストを扱った作品だ。ホロコーストを扱った映画は、どれも重く辛い物ばかりだが、今作は、その中でも、かなり衝撃的な映画だと思う。

今作の秀逸なところは、ホロコーストを扱った映画だけれども、戦時中の映画ではないということ。第二次世界大戦中のポーランドやアウシュビッツが舞台ではなく、戦後のアメリカが舞台なのだ。そこで、作家の卵であるスティンゴが、同じアパートに住んでいるソフィーとネイサンというカップルと出会い、友情を育むと共に、ソフィーの壮絶な過去と、ネイサンの真の姿を徐々に知っていくというストーリー。そのストーリー展開が、この映画独特のもので、とても惹きつけられた。ソフィーの過去の話と、スティンゴが遭遇する今の出来事、その2つが同時に描かれていることが、今作の素晴らしい所だろう。

タイトルにある、ソフィーの選択とは、過去にソフィーが下した、あまりにも悲痛な選択を指していることは、周知なのだけれども、最後にソフィーが選んだ人、ソフィーが選んだ生き方(死に方)、その選択も、とても哀しく、胸に響いてくるものがあった。

投稿者:ナガ 2019年06月20日

メリル・ストリープがとても美しい
人間はどうしても生きる時代に翻弄されてしまう。やるせなさ、悔しさを感じた。

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クチコミ・レビューTSUTAYA DISCAS

実は的確なソフィーの選択

投稿者:蒼緑ももえ 2016年11月11日

彼女がナチスの迫害を語るシーンは、少し飛ばしてまた戻ったり、音を消して恐る恐る観たり。後半は大泣きしてしまった。本当に許せない事だと再認識した。
ソフィーは半生の中で、何度か究極の選択を迫られるが、実は的確な選択だったのではないかと思う。逃避できない状況の中、勇気と知性と愛情で、的確な他には求められない厳しい判断をして来たのだ。
友情を育んできた青年に求婚され、「私の恋人」とまで言いながら、一夜を共にし去っていくのも、共感できる選択。スティンゴとなら、幸せな未来があり、明るい将来を生きられたのかも知れないのに、なぜ病んでいるネイサンの方をを選んだか・・。嘘が無いソフィーだったからこその選択。
生き抜くうえで「たくさんの嘘を重ねてきた」と言いながら、本当はとてもまっすぐに生きた人だと思う。

友愛と男女の愛とは違う。愛していたのはネイサンだった・・・あるいはスティンゴに対する男女を超えたもっと大きな愛だったのかも。
彼女の背負ってきた荷物が重すぎて、スティンゴには背負いきれないと判断したのだ。
ネイサンとソフィーは背負ってきた荷物が重すぎる。
ネイサンとでは未来が無い・・・と分かりつつも、ソフィーがネイサンを選択したのは、悲しいけれど彼女ならではの適格な選択だったと思う。
スティンゴと一夜を共にしたのは、ソフィーの深い優しさ。いつかスティンゴには愛の本質が理解できる未来が有るでしょう。

スティンゴが愛を告白し求愛した時の、ソフィーの表情が素晴らしく感動した。
友人としての愛情を温めあってきたふたり。
その彼からの求愛を受けた時のソフィーの「ささやかな失望」さえ感じられる目の色。喜びと動揺。
複雑で深い感情を大げさでなく、リアルに演じたメリル・ストリープ。
ああ、やっぱり彼女はただものではないなと衝撃さえ受けた演技だった。

ソフィーとネイサン・・・(傷を舐め合う耽美的な愛)

投稿者:カマンベール 2016年10月20日

20年前に観た時の印象とずいぶん違いました。

まず第一に、主演の2人(メリル・ストリープ、32歳とケヴィン・クライン、36歳)が、最高に美しい。
映像がまた、すこぶる美しい。音楽も壮大なクラシック音楽が、
効果的です。
上質なメロドラマの面持ち・・・なのですね。
ソフィー(メリル・ストリープ)はナチに、父親、夫、ふたりの子供、
そして愛人・・・と、家族全員を殺された悲劇の女性です。
1947年に始まる映画は、ホロコーストを生き延びてアメリカに渡ったソフィーが、ネイサンに、拾われ病を治してもらい、
ふたりは同居してます。
情緒不安定なふたりの蜜月と、ネイサンの傷をえぐる言動に、
ソフィーは翻弄されています。
そこに南部から同じブルックリンのアパートに越して来た、
22歳の作家志望の男性が、狂言回しの様に、ふたりの人生に割り込んで来ます。
ソフィーがした「究極の選択」は何だったのか?
ホロコーストを生き抜くとは、人にどんな傷を残すのか?
メリル・ストリープの美しさを堪能しつつ、運命に翻弄された
女性ソフィーの生き様を、悲しく見届けました。

文字訂正します

投稿者:趣味は洋画 2016年10月17日

投稿レビューの文面の「Choise]は、「Chioce」でした。
訂正します。失礼いたしました。

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クチコミ・レビューTSUTAYA

青春映画として傑作

投稿者:四谷 2012年07月13日

この映画は青春映画として傑作なのだ。主人公であるスティンゴに感情移入してみると若さ故の希望と無謀、勇気そして哀しみが胸に突き刺さってきて一生忘れられないものになる。
ソフィとネイサンを巡る悲劇は現実の巨大な壁であり、若さだけでは抗えないものなのだ。
ホロコーストの悲劇だけではない、青春の光と影がこれほど残酷に描かれている点でも傑作なのだ。
いい加減過去のわだかまりは捨ててこの映画の封印を解いてくれ。日本だけだよ封印されているのは。
つまらない逆差別はもう無しにしよう。

ネイサンとソフィーの悲劇

投稿者:ぽん 2012年04月20日

スタイロンの代表作の映画化。1947年、作家を志し、ニューヨークに出てきたスティンゴはネイサンとソフィー(ストリープ)のカップルと知り合う。魅力的な彼らは若いスチィンゴにとって憧れであったがやがて二人をめぐる残酷な真実を知ることになる・・・。ストリープの超絶的な名演技はもちろん(アカデミー賞受賞)、ソフィーが強いられた「選択」の過酷さは言葉にならないものがあります。一方ネイサンの「悲劇」がより一層身近には感じられる方もおられるでしょう。才能溢れる若者ゆえたどる悲劇。ぜひ見てください!人生の財産となる映画です。

名作

投稿者:ゆうこ 2010年02月22日

私が一番素晴らしいと思う作品です。ピュリッツァー賞の原作で始めは断ったものの原作の素晴らしさにメリルストリープは日参して役を得たとか。重い話ですが、心にずしんと響く傑作です。

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