バッジ373のクチコミ・レビュー

クチコミ・レビューFilmarks

3.2

観た人
44

観たい人
42

投稿者:Yuzo 2020年05月31日

NYのプエルトリカンを扱ったアクション映画を観たのは初めてかも。確かに70年代前半ならサルサの黄金時代か。彼等の生活や政治活動のシーンにプエルトリコ独自の描写があるのだろうが、劇中飛びかう卑語のニュアンスと同様に充分理解出来ないのが残念。

投稿者:ropi 2020年05月14日

「フレンチコネクション」でジーン・ハックマンが演じたポパイ刑事のモデルであるエディ・イーガン刑事の実話を映画化した作品…と言っても「フレンチコネクション」は未見なのですが…。

ロバート・デュヴァル演じる復讐に燃える中年男性が、己が信念のために無茶しまくります。バスジャックして暴走した挙句ボコボコにされたり…大勢のチンピラに囲まれて逃げ場がないという大ピンチの中、ふわっとした体当たりで切り抜けるデュヴァルにはツッコミの嵐。笑 ちょっと無理ありすぎたかな。

後半からおじさんパワー発揮!貫禄なさすぎるお爺ちゃんボスを倒すために恋人とあれこれ頑張る。画も展開も地味でシビィです。ロバート・デュヴァルとB級映画がお好きな方は是非。

投稿者:yaaa 2020年05月01日

アクション・ロバート・デュヴァル(組織もよかった)

フレンチ・コネクションの原作者の実話?の映画化ということで人種差別トーク連発の入りで70年代やなぁと堪能してちょっとダレた頃に「なに?!なに?!これは笑うところ?」とストーリーに不必要なカーチェイスから硬派な刑事物を裏切るようなのほほん(馬鹿な)な描写がちょいちょい出現しだす。移民問題チラチラさせながらかろうじて硬派な刑事物を保つ。
そんなことより腹だしながら息切らして疾走するロバート・デュヴァルさんとか、美男美女でないロバート・デュヴァルさんカップルのイチャイチャとか観てるだけでなんとか映画はもつ。そんなおおらかな所はやっぱりよい意味での70年代アメリカ映画でした。

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クチコミ・レビューTSUTAYA DISCAS

42歳のロバート・デュヴァル 暴れまくる!

投稿者:趣味は洋画 2019年07月13日

バッジ373(1973年・アメリカ、カラー、116分)

玄人受けする映画です。
ジャジーなスコアをはじめ、クルマ、ファッション(トレンチコート)など70年代の匂いがプンプンするのが心地よく、私のなかでは「もっともB級らしいB級映画」に君臨しています。

ニューヨーク市警のエディ・ライアン刑事(ロバート・デュヴァル)は、麻薬捜査の過程で大物売人の手下とダンスホールの屋上で格闘中、その男が足を滑らせて墜落死した。元々、越権行為が目立つエディは停職処分となり、バーテンとして働くことに。そんなエディのもとへ、元相棒だった刑事のジジ(ルイス・コンセンティノ)が訪れる。ジジは新しい相棒のディアズ(チコ・マルティネス)を連れていた。事件の核心を掴んだような態度をみせるジジ。翌朝、エディはスカンロン警部補(エディ・イーガン)の電話で起こされ、ジジが惨殺されたことを知る。冷静さに努めるエディは、未亡人となったジジの妻マリーを訪ね、ジジに女がいたことを聞かされる...。

敬愛するレビュアーの「ちゅく」さんと「カマンベール」さんが、この映画について書かれています。
ちゅくさんは、ロバート・デュヴァルを ‘仙人のような名俳優’ と表現され、カマンベールさんは演じたデュヴァルの役を ‘タフガイ警察官’ と表現されています。

ロバート・デュヴァルが72年「ゴッドファーザー」で演じたコルレオーネ・ファミリーの顧問弁護士トム・ヘイゲン役は、いかにも聡明で策略家といった、いわば ‘静かな男’ でした。
その翌年に公開された本作でのデュヴァルの役柄ですから、そのギャップに驚きと歓喜を覚えます。

特に、スーツにネクタイ姿のデュヴァルが大型バスを運転するシーンは圧巻です。
これはジャケ写の上半分にも載っていますね。
悪漢たちに追われるエディ(R・デュヴァル)が大型路線バスをみつけるや、運転手に ‘出発しろ!’
運転手 ‘35セントです’
エディ ‘警官だ’
運転手 ‘バッジがなければ料金を’
エディ ‘うるせえ~!!’
と、ついにブチ切れのエディがバスの運転席を占拠し、ニューヨークの街中を、悪漢たちの乗る乗用車を相手に暴走しまくるのです。この映画の見せ場の一つでしょう。

エディの恋人モーリーンを演じたヴァーナ・ブルームですが、本作と同じ73年「荒野のストレンジャー
」でクリント・イーストウッドと共演しています。
調べてみたら、そのヴァーナも今年1月に亡くなられていました。

主人公エディ・ライアンのモデルとなったエディ・イーガン氏は、本作ではスカンロン警部補に扮し、ジャケ写の下半分(向かってロバート・デュヴァルの右側)に写っています。

監督はハワード・W・コッチ。米アカデミー協会の会長も務めた名士でもありました。


「バーテンダー、スコッチを」 仙人のような名俳優

投稿者:ちゅく 2019年06月18日

「バッジ373」(1973年)。監督はハワード・W・コッチ(1916~2001)です。

「映画データベース」(http://www.allcinema.net)によると、ハワード・Wは、多くの映画に関係していますが、監督作としては、作品名も知らず、未公開でレンタル未見の作品が多いです。
製作者としては、J・フランケンハイマー監督「影なき狙撃者」(1962)、ヴィンセント・ミネリ監督「晴れた日に永遠が見える」(1970)、「いくたびか美しく燃え」(1975)など、注目作をいくつか作っています。

この作品の主役は、ロバート・デュバル(1931年生)です。

彼を認識したのは、「ゴッドファーザー」第1作(1972)の「トム・ヘイゲン」役です。アイルランド移民の孤児で、コルㇾオーネ家の長男「ソニー」(ジェームズ・カーン)との友情で、父「ビトー」(マーロン・ブランド)がファミリーに抱え、「マイケル」(アル・パシーノ)の代になって番頭役、弁護士になり、冷静な腹心になります。一貫したキャラクターを演じていました。
僕が最も好きな役は、「ディープ・インパクト」(1998)の「スパージョン・“フィッシュ”・タナー」艦長です。宇宙船で小惑星に最期の体当たりをする前、失明したクルーにメルヴィル「白鯨」を読んで聞かせる場面。

仙人のような役者で、数え切れない映画に出演しています。

この「バッジ373」では、警官の「バッジ」を取り上げられ休職中で、バーテンダーをしている男「エディ・ライアン」を、質実かつ危険に演じています。
こういう、普段は静かな男を怒らすのは怖いというのを、上司も知っていたから、休ませ、職場復帰もさせたくなかったかもしれない。
彼の相棒警官「ジジ」が首を切られて殺され、葬式のあと、「ジジ」の妻から、夫が「リタ」という女と会っていたことを聞き出す。
「リタ」の居場所を訪ねると、彼女は麻薬中毒で朦朧としていて、なんの手がかりも得られなかった。
「おれはルーベン リタの兄だ」と言って探ると、死んだ相棒「ジジ」や麻薬で昏睡状態になった「リタ」が、一つの大きな犯罪組織に巻き込まれていたことが分かってくる。
決してアクション俳優ではないデュバルが結構なアクション・シーンを見せてくれることが楽しい。

ヤバい奴らを走って追跡中、派手な公営バスに乗り込んで、運転手から「バッジは?」と詰問され、ないので運転手を追い出して、自分で運転して追跡。
パトカーよりも、ヤバい奴らの集団車両がそれを追跡。どうなってるんだ。やっとパトカーもそれを追尾。「イカれてる」とバスの同乗者から声が掛かる。
結局、ヤバい奴らは、「エディ」に麻薬を奪われたと思って追跡していたのだ。エディが追っていた「真にヤバい奴」は消えた。
利き腕の右腕を骨折したエディは、恋人モーリン(ヴァーナ・ブルーム)とともに山小屋に籠り、修行する。思考するエディは、相手が自分を殺しに来る前に、麻薬と銃の密売をする中南米系の親分の基地に殴り込みをかける。
ひどいストーリーです。荒唐無稽で、一線だけ筋が通っている。死せる友と恋人のための復讐です。
馬鹿な男の仁義や欲で、無防備な女が巻き添えで撃たれて死んでしまう場面はほかにもありました。
今、思い出せません。カレン・ブラック……。



ロバート・デュヴァルの《タフガイ警察官》

投稿者:カマンベール 2019年04月22日

1973年(アメリカ)

ジーン・ハックマンの当たり役「フレンチコネクション」のポパイ刑事。
そのポパイのモデルになったと言う・エディ・イーガンの実話の映画化作品です。

ロバート・デュバルのアクション刑事物と言うだけでも珍しい!!
デュヴァルは「地獄の黙示録」や「ゴッドファザー」の名脇役。
脇役と言うより助演する渋くて癖のある役者。
なぜに今頃TSUTAYAに新作枠でこの映画が入荷したのでしょうね。

お話は、ニューヨーク市警の刑事エディ(ロバート・デュバル)が、
相棒と恋人を殺したプエルトリコ人の犯罪者の帝王を、ほぼ単独行動で追い詰めて、復讐を果たす物語です。
デュバルは40歳を超えていて、頭髪も寂しくなりお世辞にも
タフガイには見えません。

単独行動をする理由は、停職処分を受けてバッジ373は不携帯なのです。
しかし、そんな事は何処吹く風!
プエルトリコのボス・スィート・ウイリアムを追い詰めて、彼の大仕事を阻止するのです。

夜のシーンが多いのと、乗り合いバスをジャックして悪者とのカーチェイスを繰り広げるなど、古い映画なのに、見せ場もあります。

映画のモデルになったエディ・イーガンもスキャロン刑事役で出演。
エディはこの映画のアドバイザーも勤めています。
ラストに大掛かりな捕り物があり、デュヴァルにも見せ場があります。

古い映画を懐かしむには、手頃な映画でした。

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