パーソン・オブ・インタレスト <ファイナル・シーズン>のクチコミ・レビュー

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vol7 最終話 日本の新ドラマが、本作と同じ設定でびっくり。

投稿者:真 2018年07月13日

vol7

13話 正常終了

ああ。終わっちゃったー。
いいドラマだったよ。

と本題に入る前に一言。
今週から始まった日本の新しいドラマの設定が本作と全く同じ。
パーソンオブインタレストのオープニングで、毎回同じナレーションが流れる。

わたしたちは監視されている。
マシン(AI)によってはじき出された番号は被害者か加害者かは分からない社会保障番号。
犯罪を予知し、未然に防ぐ。

日本の新ドラマは、このくだりをそのまんま使っている。
初めて番宣を見た時、パーソンオブインタレストそのままなのでびっくりした。
内容は違うとはいえ、ワードをそのまま使ってしまっているので
本作のリメイク?と思ったほどだ。

まあ、ぱくったとまでは言わないけれど、それだけパーソンオブインタレストの設定が
今日的で、あり得る話で、かつ面白いということだろう。

9・11のテロをきっかけに、犯罪やテロを未然に防ぐことはできないだろうか。
そう考え、フィンチと親友イングラムが構築したAIが「マシン」だ。
何度も何度も試行錯誤し、人工知能にどこまで任せてよいのか、
悪意を持った人間に利用されないシステムにするにはどうしたらよいのか、
思案に思案を重ね作り上げた。

その実行部隊として最初にスカウトされたのが廃人のようにぼろぼろになっていた
ホームレスのリースだ。
ただの仕事仲間。割り切った関係だったはずなのに、時間が経過するとともに
互いの人生や境遇を打ち明けるに至りかけがえのない友になっていた。

リースに続いてメンバーになっていったのが、
カーター警部、ファスコ警部、人間的な部分が欠如してしまっていたショウ、
コンピューターおたくのルートだ。

彼らの人生、事件解決を重ねるにつれて少しずつ変化していく心情が
丁寧に描かれていてほんとによかった。

やってることはドライなんだけど、関係があたたかくて美しい。

日本ではあまり話題にならなかったドラマだけれど、
良作なので是非色んな人に見てほしい。
いいドラマ。

vol6 人生の選択、どちらを選ぶか。

投稿者:真 2018年07月06日

vol6

11話 対象者
12話 実行

名前を明かせない墓標。
なんて悲しいんだろう。
墓石に刻まれたのは数字のみ。恐らく社会保障番号か。

もしもあの時、別の選択をとっていたなら。

誰もが一度は考える。

一歩を踏み出せずにいるフィンチに、ルートの声を選んだマシンが、
もしもマシンが起動していなければどうなっていたかという世界を見せる。

フィンチ、
リース、
カーター、
ファスコ、
ルート、
ショウ。

AIがはじき出すのって、仮定や推定しうるパターンだと思うんだけど、
ここでのマシンの見せるものは、本当に辿っていたはずであろう
もう一つの現実なのだろう。

そして、マシンは、マシンが存在しなかったとしてもサマリタンがこの世界を
支配しているもう一つの現実をフィンチにつきつける。

ここへきて、過去にターゲットとして1話だけ登場した人物がぞろぞろ登場し、
リースとファスコ、ショウといいチームプレイを見せてくれる。
こういう演出は、鑑賞者へのサービスなんだろうけど、たまらなくいい。

過去は変わらない。
今、自分が最善だと思う選択をするのみ。

終わるの、寂しいなあ。

vol5 AIによる監視社会の結末。

投稿者:真 2018年07月06日

vol5

9話 声の男
10話 完全なる孤立

ショウが戻ってきた!
長期にわたるアメリカのドラマ。
ショウ役の女優さんは妊娠が分かり、脚本を変えたそう。
うーん、いい話。
ショウは途中から加わったメンバーとはいえ、なくてはならない存在。
だって、一番ぶっとんでてかっこいい。

ああ、でも。

ファイナルシーズン。
誰かがいなくなっちゃうというのは想定していたとはいえ、
長いシーズンの中で色々見てるこちらもそれぞれに情がわいてきて、
実際いなくなるとすごく寂しい。

そして、フィンチは辿り着くべきといっていいだろう、
ひとつの結論に辿り着く。
それはシーズン中わたしも何度も感じていたことで、レビューにも書いてきたこと。
正しいとは、何をさすのか。

10人いれば10人それぞれの立場や考えがあるわけで、
1人として全く同じ考え、思想の人はいない。
常識も、正しさも、10人いれば10通りあるのだ。

フィンチらがマシンを構築しようと思い立ったきっかけは、
あのおぞましい9・11の同時多発テロだ。
テロは決して許されるものではない。

ただ、暴力を止めるために、暴力を使うのは、どうなんだろう。
自分も加害者になってしまっているのだ。

フィンチはサマリタンの親玉、グリアに囚われの身となる。

さて、このAIによる世界の秩序の監視の結末は、一体どこへ着地するのか。

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