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2657人
観たい人
3507人
想像していた話と全く違った
沢山の思いが複雑に交差して一体何から説明して良いのか全く分からない
私はこの映画の良さを分かちあえない人とは例え家族でも恋人でも友達でも、深く親しくなるのは無理だろうなぁなんて思った
尊厳死
もし大切な家族に
「死にたい」とか言われたら
なんて答えるだろ
尊厳死は本人以外理解し難いものに思えるけど
受け入れたこの家族、
それは尊重だったのか、何なのか
こちらも"死"についてのテーマだが、ずっしり重くもない。
老いたり、自由が無くなったり、身体中痛かったり、行きたい場所へ1人で行けなかったり。そうなると大半の人が"死"を選びたいと考える。きっと、私自身もそう。
けれど、家族が其れを直視する事はとても困難。いくら「死にたい」と言われても「いいよ」とは言えない。
それでも尊厳死を訴えた92歳の女性は素晴らしい。実話であり、娘が母親の事を小説にしている。息子も元首相って、凄い家族だったんだね。
正解のない難しいテーマです
最近多いですね。
『尊厳死』を題材にした映画が。
老いのために自分で出来なくなってしまったことが多くなり
家族の世話にはなりたくないと自ら命を絶つ日を決めるマドレーヌ。
そのことを打ち明けることで、当たり前ですが、家族は動揺します。
息子は最後まで反発します。
でも娘は母親の気持ちを痛いほど理解し次第に受入ていきます。
非常に難しいテーマでしょう。
日本ではまだ馴染みはないでしょうが
実際にスイスでは尊厳死が認められていて合法なのです。
遺された人々の悲しみを思うと、こんな決断をすることが
果たしていいのかどうか、非常に悩みます。
自分だったら、どうするでしょうか?
確かに管を繋がれたままベットで口を利くことすら出来ず
死を待つだけだったら・・・
私の父親の最後はそうでした。
でも、母親は『息をしていてくれているだけでいい』と言っていました。
家族にしてみれば、そういう思いなのです。
それでも、いざ亡くなってみれば、『本音を言えばホッとした』とも言っていました。
金銭的なことや、介護の心配がなくなったことへの本音でした。
誰もが老いることは仕方がない。
そして医学が発達した今、老いてもなお生かされ続けていくという現実。
いざその時がきたら、私はどんな選択をするでしょうか・・考えてしまいました。
ジョスパン元首相の母親がモデル
庶民レベルの話ではない・・・そういう感想を持ちました。
でも、身体が弱って自分の身体を自分で動かせなくなる・・・
それって、絶望しますよね。
そこには共感しました。
しかし、住宅事情が最悪ですね。
アパートにはエレベーターがありません。(何階なのか明かさないのもミソですよね)
古いお風呂。タイル貼りの滑りそうで、古いトイレ。
もう少し便利に改装するというのも、生活のレベルを上げるし、
実際に、私の母親は、室内エレベーターとバリアフリー、それで室内を歩行器で移動してましたので死ぬまで歩いてトイレに行けました。
手すりも工夫すれば、トイレの立ち上がりや、転倒の危険が減るのです。
「92歳のパリジェンヌ」のマーガレットさんはプライドが、非常に高いですね。
介護されることに耐えられないタイプの方とお見受けしました。
「母の身終い」より明るく、
「ハッピーエンドの選び方」より真面目で、
「終の信託」よりは悲痛では、なかったですね。
最近、尊厳死がテーマの映画が多いのは、高齢化社会を映して、
「普遍的テーマ」のひとつになってるのでしょうね。
死の迎え方は千差万別。
選べる人は幸運です。
身勝手すぎる
単なる自殺者の映画。人間でも動物でも老いるのは当たり前。それが、嫌だからって自ら人生の幕を降ろすなんて、呆れた。自殺なんかしたら、地獄におちて、長生きした人生が台無し。家族もかわいそう!寿命が尽きるまで、人間努力して生き続けなきゃ!気分の悪い映画でした。
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