花戦さのクチコミ・レビュー

クチコミ・レビューFilmarks

3.5

観た人
3113

観たい人
2315

投稿者:あ 2020年08月06日

侘しさいいな。華美なものが悪いとも思わない。ただ他を受け入れる余裕があるか。

何年もスキップしていくのは、花の持つ季節感をえづらかった。名前や花言葉の説明ではなく、作品として捉えるのが美しかった。

投稿者:接続設定 2020年07月29日

情緒さと豊かさ、ユーモラスさとシリアスさ、胃に来るような辛さもありつつ、軽快に笑い飛ばせる面白みもありつつ、風刺に辛辣に、華やかでわびさびの魅力が際立つ、とても素晴らしい本作。

織田信長、豊臣秀吉、千利休と、誰もが知る歴史上の有名人物と豪華キャストを揃えながら、その中でも静かなる豊かな異彩の魅力を放つ、野村萬斎 演じる 池坊専好。

信長や秀吉以上に個性的で面白いキャラクター性を持ちながら、またある時は、千利休以上に、渋みと静かな魅力を放つ、野村萬斎の演技の幅がとても見どころ。

道化のように滑稽な役柄を演じる場面もあれば、静かなシーンで、表情の僅かな動きのみで、より深い感情や感慨を表現するところが、実に見入ってしまう。

野村萬斎だけでなく、佐藤浩市 演じる 利休の渋みと深みある魅力、市川猿之助 演じる 秀吉の滑稽さと不遜さと屈辱に耐えがたき姿。そして三者三様の関係性や、表側の関係性だけでなく、その奥深くから徐々に滲み出てくる、深なる心のあらわしようも、物語の進展と相まって、とても感慨深く染み入ってくる。

物語の構成も素晴らしく、全体的に穏やかで慎まやかでありながら、テンポや展開がとても明確で、見る者の感情を上手に上下させてくれる実に素晴らしい構成となっている。また、思わぬところでの、これみよがし過ぎない、さらりとした粋な伏線回収のスマートな心地良さにも、静かな喝さいを送りたい。

投稿者:ひみつのメーテルさん 2020年07月23日

"武人たるもの茶と花を
人の心を大事に
それこそが上に立つものの道"
前半の信長様の言葉が
最後にじわじわ響いた。
京都らしい良い意味の本音と建前が織りまぜられていて華道と茶道と日本画いっぺんに堪能できました。
京の都はホンマええどすなぁ

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クチコミ・レビューTSUTAYA DISCAS

お花だらけの作品なれど

投稿者:てんてんまま 2020年06月13日

タイトルからして「花戦さ」ですから池坊専好に野村萬斎がありとあらゆる花を綺麗に生けてくれます。最初は織田信長に呼ばれて岐阜城に行き大好きな松を豪快に生けますが、信長が見事!と扇子をパチンと鳴らした瞬間、継いであった松の枝がバキバキッと折れてしまう。
控えていた池坊専好は冷や汗タラタラだったが飛び出す訳にもいかない。そこで「さすが信長様、扇子1ツ打つだけで松の枝を折っておしまいになるとは!」と秀吉が言って拍手喝采してその場は収まる。
秀吉は信長から「このサルメめっ」と言われてたけど。
次は10年以上経過して世の中が信長から秀吉の時代になった頃。この作品、とにかくポンポンと時代が飛びます。歴史を全く知らない人は見てて頭が混乱するかも?

因みに池坊専好が花戦さを仕掛ける相手は信長では無く秀吉です。

花を武器に

投稿者:こうさま 2019年04月02日

戦国時代から茶道が政治に大きな影響を与えてきたことは間違いのない事実ではあるが、本作ではもう一方の華道に焦点をあてている。
現在も華道の家元として君臨する池坊家の元祖池坊専好が主人公、物忘れが激しくチト変わり者を演じるのは野村萬斎、こういうキャラには秀逸の演技力をみせてくれる。
元々池坊は京都六角堂の如意輪観音に花を供える僧であり、当時の新しい実力者織田信長に請われて岐阜城内で花を生けることで、豊臣秀吉、千利休、前田利家等々との出会いがあるのである。
その後京の町で利休と再会し、彼の侘びのもてなしに大いに感銘を受ける専好なのである。
秀吉の茶道と師として仕えた利休、しかし絶大な権力を持ち出した秀吉は傲慢になり茶道本来の侘びを忘れ、自身の権力を誇示するための道具として黄金の茶室を作ったりする。
身を持って秀吉を正そうとする利休ではあったが、秀吉の側近石田三成の讒言により罪人となってしまう。
ここにでてくる三成は本来の事務官としての聡明さよりもなんでも秀吉に言いつけるイヤな奴が強調されている。
秀吉の暴虐は止まず町民たちは恐怖におののく。
そしていよいよ「花いくさ」利休をはじめとする親友たちの敵討ちとばかりに聚楽第に乗り込み「花」を披露、そして秀吉との命を賭した問答がクライマックスとして用意されている。
「華の力」「華のすごさ」を実感させられる。
中井貴一、佐藤浩市、佐々木蔵之介、市川猿之助など贅沢な豪華キャストでなかなか興味深い作品に仕上がっている。

花戦さ

投稿者:Andriy 2019年03月06日

生け花の表情、野村萬斎の表情、周りを支える役者の表情。
どれも観ていて楽しい。

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