雨の日は会えない、晴れた日は君を想うのクチコミ・レビュー

クチコミ・レビューFilmarks

3.7

観た人
20103

観たい人
38203

投稿者:R 2019年04月21日

ナイトクローラーでもそうだったけれど、ジェイクギレンホールの演技、特に狂気的な演技に圧倒される。

この話の解釈というのは言ってしまえば簡単で、
突然妻を亡くした男性が悲しみを始め色々な感情や体の感覚を感じないようになり、周りの物を分解・破壊していくようになる。何かを破壊することによって、失って気づく大切さというものを身をもって知り、ようやく妻を失った悲しみを感じることができる。

だけど、これをみて感じることというのはなんだか言葉にできない。
台詞のないシーンが多くて、人の目線のカメラワークが多かったからか、物語を見ているというよりは、ドキュメントを観ているような感覚になる。そしてその演出だからこそ彼の心と一体化できる気がするのかも。
普通は愛し合っているシーンも見せるけど、結婚生活のシーンがほとんどないからこそ、妻の死のシーンで観客も彼と同じ「無」の立場で居られるのかな。

原題はDemolitionで邦題になると「雨の日は会えない、晴れた日は君を思う」になったのも私は個人的にすごい好き。
製作者は破壊行為に視点を置いたのかもしれないけど、私はそこで終わらずに愛があったあったことに気づくところが好き。
実際に台詞でも「愛はありました。おろそかにしてしまったけど」って言ってるしね

投稿者:こ 2019年04月20日

壊しても壊しても、答えがそこにあるわけじゃなくて、自分の壊れた感情と同じみたい
喪失って一生あるもので、イコール悲しみとは違うのかなと思う

投稿者:Momo 2019年04月20日

あの時寝ずに最後まで観てたら何か変わってたのかな〜
壊すまで大切なものに気づかないっていうテーマ、解釈は難しいけどきっと本当。

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クチコミ・レビューTSUTAYA DISCAS

見ていて考えさせられました

投稿者:スヌーピー 2018年07月24日

雑誌で作品の紹介がされていてそれを読んで興味をもち借りました。でも想像と違って少し驚きました。
もっと静かな作品でセンチメンタルなのかなと思ったら狂気的な部分もあって驚きました。
でも主人公のディヴィスは亡くなった奥さんに悲しみを感じない感じだったけど本人は気づいてないだけで感じてるんだなと思いました。感じてるからあんなに暴走したり、機械を分解するんだろうなと思いました。
ストリーより主人公の感情を丁寧に描いてあるので見ていて抽象的に感じました。ジェイク・ギレンホールさんの演技力は毎回すごいなと思うけど今回もすごいなと思いました。

タイトル詐欺

投稿者:colonpan博士 2018年07月12日

いい映画かも知れないが、想像と違った雰囲気で個人的に好きではない。
愛の切なさを思わせるメランコリックな邦題に反して飄々と生きる妻を失った男。
クレーム担当の女と恋仲になるというありえない展開。
大きな事件が起きることもなく淡々と時が流れる。
そして唐突な破壊。
原題通りの破壊行動を起こすのだが、ただの器物損壊であり、そこには何の意味もない。
終盤で妻の秘密が明らかになるが、その時点では何を今さらの話。
後々まで印象に残ることもなく、1ヶ月もすればストーリーを忘れる程度の映画。
実際忘れたのでwikiで再確認。ああ、そうだったと思い出す。
つまらなくはないが感動もないし面白くもない。

悲しみのエアーポケットに入った話・・・かな

投稿者:なつ 2017年12月09日

ジェイクの映画は、結構面白いので(興味深いので)観てしまいます。
空虚感漂う彼の演技は素敵だな、と思う反面、4分の3くらいで残り断念しそうになりましたが、急に止まっていた車が動き出したみたいに面白くなりましたね。
そこまでは俳優陣の演技を観ているのが楽しかった感じです。

そこから最後まで観て、逆にすっごく心に残る映画になりました。
脚本もそうですが、おそらくこの監督さんの感覚が自分に合ったのだと思います。
他の作品も観てみたいと思いました。

日本語タイトルも上手で、見終わっても、映画の公式サイトのプロダクションノート(?)を読んでも、しばらく考えてみても、???が解消されませんが、それでも頭で理屈を考えるより、そのまま受け止めて漂ってみると、なんだかいいなぁ、と思える映画でした。

配偶者を突然失うと、あまりの突然さに悲しむところまで心が追いつかないのかもしれません。彼の場合は、それまでの日常もあまり自分の感情に向き合わずに過ごしてきたために、身の回りの人々に対して、自分がどんな思いを抱いていたのかを、また自分自身そのものを、長い時間をかけて見つけていくプロセスだったのかな、と思います。

または、やんわりと閉じていた心を、少しずつ、痛みを伴いながらも開いていく、周りを受け入れていく、というプロセスなのかもしれません。

妻の死の直後、自分がショックを受けないように、傷つかないように、ほんわりとした雲のような膜で自分を包んでしまって、だから周りの痛みもわからない、自分以外の人や物事が遠い遠い世界のように感じていて、そこから少しずつ雲を払って、現実を見つめ受け入れいく、そうしたら、その現実は、雲の中の世界より温かく愛に溢れて、ちっとも悲しいものではなかった、とそんな感じなのかな、と思いました。

常識的な義理の両親や、傷つきやすいシングルマザーのそばで、一人光を放つような15歳がとても美しく見えた映画でもありました。

誰かを失って自分自身をも見失いそうになっている人を家族や友人に持つ人たちに観てほしいな、と思う映画です。

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