マンチェスター・バイ・ザ・シーのクチコミ・レビュー

クチコミ・レビューFilmarks

3.9

観た人
23807

観たい人
38801

投稿者:くらげ 2019年03月22日

なにひとつ前向きになっていないように思えるけど、またこれから時間をかけて
少しずつ、乗り越えていけるのかもしれないって思えるラストだった。
辛いとき、無理して笑ったり乗り越えなくちゃと焦ったりするけど、
まだむりだと認めて歩くことも必要なのかもしれない
わずかな、微かなあったかいものが感じられてよかった

投稿者:cazfornia 2019年03月22日

29(2)
「密室で混乱すな」
この人めちゃくちゃ口悪いなと思ったけどこんな過去があったらそりゃそーなるのか、、、

投稿者:おじいさん 2019年03月22日

観てるあいだ中、「淡々とした感じに撮れてるでしょ?」ってなんども聞かれてるような感じがしたけど、まあいいや。

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生きる刑

投稿者:ビンス 2019年03月18日

彼はなぜ
それほどまでに
彼はなぜ
頑なに心を閉ざしているのか
寡黙に最低限のコミュニケーションで
仕事をこなし
日々を過去へ追いやっていく主人公
そこに届けられる訃報
兄の死により
舞い戻った故郷
そこにあった未来
兄の息子の後見人となる未来
時折過去のシーンが挿まれながら
主人公が抱える闇が徐々に姿を表す
その闇が、過去が照らされたとき
その衝撃にこちらの心に影が落とされる
闇へ引きづり込まれる
あぁ、主人公は「生きる刑」だったんだな
その罪を罰してもらえず
死ぬことも奪われて
生きる刑に処せられていたんだな
全てをなくし
全てを放棄し
ただその罪に喰われていたんだな
自らの意志で喰われていたんだな
たらればが通用しないことの
どうしようもない残酷さに切り刻まれていたんだな
答えなんて出ない
そこに答えはないから
そんな主人公が
故郷での甥との時間を通して
全ての過去と向き合うのではなく
今できる自分の精一杯で
彼が背負ってきたものと少しだけ向き合い
自分の日々に意味を見出し始める物語
自分が苦しみ
自分に関わった人々も苦しみ
それでもそこにあった優しさと赦しに触れる時間
生きる刑を全うしていた主人公は
いつのまにか生きていた
刑(けい)が茎(けい)となり
後に咲くであろう花を支えるために生きていた

人間はどれほどの哀しみと苦しみと過ちを背負えるのだろうか
主人公の夫婦の演技が印象的でした。

マンチェスターバイザシー
こんな地名があるなんて
てっきりイギリスのお話しだと思っていました。


くらーくなります

投稿者:たえにゃん 2019年02月19日

みなさん概ね高評価してますが、とにかく暗い。
予備知識なしにみたのですが、まず、マンチェスターというから英国映画かと思ったら違った。
「マンチェスター・バイ・ザ・シー」という名前のアメリカの町のお話です。
ケイシー・アフレック はうまいと思います。
でも、最初から最後まで、街の風景暗い、お話も暗い、どよーんとした陰鬱な気分になります。
救いが全くないわけではないですが、ハッピーな気分になりたい人は見ないほうがいいでしょう。

辛すぎる過去

投稿者:こうさま 2019年01月13日

自分の故郷で時間が経っても消せないほどの辛すぎる過去を背負った男リー、全てを捨ててそこから逃げ出し離れた場所で後悔に苛まれながらもひっそりと生きている。
その過去が彼の性格を変え、ぶっきらぼうな態度と突然暴力的になるところが情緒の不安定さを表しているのだろう。
兄が急死、2度と帰りたくない町マンチェスター・バイ・ザ・シーに戻った彼に待っていたのは兄の息子パトリックの後見人になるという兄の遺言。
勿論この町から逃げ出したい彼にとっては迷惑な話、でも他に選択肢はなさそう。
果たして彼は失意の中からなんらかの再生への道を見いだせるのだろうか。
パトリックとしばらく暮らすことになったリー、一生懸命甥のパトリックの面倒をみてやるのだが、パトリックも高校生でなかなか難しい年頃、父親を失った悲しみを紛らわそうとしているのかガールフレンドとのデートに忙しい、それも二股。
この町に残りたいパトリックと出て行きたいリー、そんな二人の日常を中心にストーリーは淡々と流れて行く、ときおり挿入される過去の回想場面がその冗長さを和らげてくれる。
不愛想なリーではあるが女性にはモテそう、ボストンで配管修理の依頼人から色目を使われたり、バーで女性からナンパされそうになったり、パトリックのガールフレンドの母親にも興味を示されるが、決して心を開こうとはしない。
元妻と再会し彼女の涙の謝罪にも彼の心の傷は癒えない。
別れた母親とのこともあり、やはり心に傷をもつパトリックと反発しあいながらもお互いを必要としている二人の関係はなんとも切ない。
やはりリーの辛すぎる過去は永久に癒されないのだろうか、ハッピーエンドではないところに深みを感じる作品である。

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