ファントム・スレッドのクチコミ・レビュー

クチコミ・レビューFilmarks

3.8

観た人
7519

観たい人
18097

投稿者:健太郎 2019年04月26日

ゼアウィルビーブラッドとマグノリアの監督だから期待してみたけど、ちょっと微妙

ゼアウィルビーに近い雰囲気で
映画というよりオペラや劇を見せられるかのような
1枚1枚のフレームに芸術を感じれる上品な作品となっている

というかゼアウィルビーのおじさんの演技力がおかしかったと改めて思う

そしてヒロイン?の女優もなかなか良かった

MOTHER!のジェニファーローレンスや伊藤潤二の淵みたいな嫌な顔をしている





投稿者:もりや 2019年04月25日

前半のこれぞ英国という雰囲気がいい。パキッとしたスーツ、上品なドレス、アフタヌーンティー。中盤からは展開が予想できなくてなかなか面白かった。

(追記)
後で調べたところどちらが主導権を握るかのマウント合戦という話でもあるらしく、面食らった。

投稿者:ドラてつ 2019年04月25日

レイノルズの愛し方はちょっと歪、アルマは愛は純粋であるが故にレイノルズの愛を手にする為にはこのようになってしまうのでしょうか。

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クチコミ・レビューTSUTAYA DISCAS

 

投稿者:綾奈 2019年02月26日

 

2

投稿者:aa 2019年01月13日

よくわからなかった

最後に溶け合う2つの世界

投稿者:ポッシュ 2019年01月05日

のっけからユニバーサルのロゴの画面が無音で「あれ?」っと思う。なるほど、この世界観にあのパパパパパパパーン!
ってSFチックな音楽は似つかわしくない。物語はもう始まっているのだ。
優美なピアノが奏でるモダンジャズ。身支度をする男。靴下の色がパープルだよ。開巻数分で引き込まれる。
もう、すべてが美しく整っていて1秒たりとも見逃したくないと思わせられる画(え)。

白いハウスのらせん階段を上るお針子たちや、高貴なマダムへのドレス引き渡しのシーンの合間に朝食の場面があり、
レイノルズ(ダニエル・デイ=ルイス)と若い女が痴話ゲンカをして愛が終わったことが示される。
この「シーンの並列」によって、デザイナーとしてのお仕事ぶりも、女との関係も、全てレイノルズという男が
確立している「世界」の中での“ルーティン”なんだなと分かる。
コンビでハウスを運営している姉ちゃんが、淡々と「後始末」について喋りますからね。「10月のドレスをあげて
出て行ってもらうわ」みたいな。
きっと男にとって、自分の「創造」に何らかのインスピレーションを与えてくれるミューズの存在は“常に”必要で、
でも、その効力は束の間、新鮮味が失われると「お役御免」となって追い出される・・・ということを
繰り返しているのだなぁと思われます。

で、そんな男が、今度はアルマ(ヴィッキー・クリープス)という田舎娘をミューズとして迎える。
出会ってすぐ、仕事場に呼んで、ちゃっちゃとドレス試着させて採寸して・・・って、結局この男は
「自分のドレスが引き立つ理想的なトルソー」たる女性を求めてるに過ぎない。
ところが、このアルマちゃんは、黙ってトルソー役に甘んじるタマじゃなかった。
えっらい我が強くて「私は私のやり方で彼を愛します!」ってグイグイ行っちゃう。
レイノルズみたいに「何でも自分の思う通りにしないと気がすまない」人がサプライズなんて喜ぶ訳ないのに、
ムリヤリ決行したりして。
そんなんで、だんだんレイノルズが引き気味になってきたところで・・・例の・・・隠し玉登場となります。

(ここからは、もろネタバレです。未見の方はスルーして下さい)

彼の愛(というか自分への興味や執着)を取り戻そうとして、アルマは毒キノコをお茶に混ぜてレイノルズに飲ませる。
で、具合の悪くなった彼を献身的に看護。ちょうど、どこかの王女様のウェディングドレスを仕上げなきゃいけない
重要な局面で、アルマのおかげで窮地を脱したと思ったレイノルズは、それまで1度も言ったことのなかった言葉を発する。
「愛してる」・・・。

とびきりの美人でもなく、スタイルがイイ訳でもない(レイノルズの好みには合ってた)アルマ。
たぶん自分に自信のなかった彼女が、一流デザイナーたる男に見出された事で、「彼に求められる私」という
一点においてのみ、自分の存在意義を確認できたのではないでしょうか。

周囲の関心を自分に向けるために、ケガや病気を捏造する「ミュンヒハウゼン症候群」という精神疾患があるのですが、
傷つける対象が自分ではなく、近親者に代理をさせる「代理ミュンヒハウゼン症候群」という病態があって、
本作のアルマは、それのようにも見えます。
レイノルズを病気にして弱らせ看護することで、「彼に求められる私」になれる。マッチポンプな自己愛の満たし方。

幼い頃に母親から裁縫を習ったというレイノルズは、今や一流のドレスメーカーとして社交界に君臨している。
スレッド(糸)はそんな「レイノルズの世界」を象徴するものと思える。
そのレイノルズの世界においては、アルマはトルソーの役割でしか存在を認めてもらえない。生身の人間ではなく、人の型。
その意味でアルマに「人体模型」というイメージを付しても差し支えないかと思う。「人体模型」のことをファントムと呼ぶらしく、
母親の亡霊(ファントム)と2重にかけているのかなと。
そしてアルマは、レイノルズの世界における秩序やルーティンを乱し、自分の世界を新たに構築しようとする。
「Phantom Thred」というタイトルには、「レイノルズとアルマ」という「男と女」の対立・拮抗する2つの世界が、
最後には一つに溶け合ってしまう・・・という妖しさが感じられる。

終盤、大切にしてきた顧客が他の店に移ってしまった知らせにレイノルズがショックを受けるシーンがある。
それはデザイナーとしての栄光が失われつつある、「死」を予感させる出来事だったかもしれない。
そうして、アルマの作る、毒キノコ入りオムレツを意味深な表情で食べるレイノルズ。(D・D=ルイスの表情が素晴らしい!)
「全て分かっている」と言わんばかりだ。
レイノルズが自ら「アルマの世界」に絡めとられていこうとする、この最後の展開は、彼の緩やかな自殺行為に見えた。

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