シークレット・エスケープ パリへの逃避行のクチコミ・レビュー

クチコミ・レビューFilmarks

3.1

観た人
201

観たい人
78

投稿者:夏色ジーン 2019年04月13日

感想川柳「現実と 向き合わないなら 拗れるだけ」

予告が気になって観てみました。φ(..)

タラはハンサムで成功した夫を持つ専業主婦。ある日、ふらっと立ち寄った本屋で <貴婦人と一角獣> の絵の本を見つける。その本に夢中になったタラは、夫にアートの勉強がしたいと打ち明けるが、マークは不満顔。ふある日マークとケンカになってタラは全てを投げ出し向かったクリニュー美術館で <貴婦人と一角獣> のタペストリーの前に佇んでいると魅力的なカメラマンのフィリップと出会う…というお話。

成功者である夫に子供が二人、周りから見たら何不自由ない幸せな生活…ではなかったという物語ですね。(;・∀・)



こういう場合夫がどうしようもないくらいワガママ男だったりするわけですが、一応妻の言い分を聞こうと努力していました。(´・c_・`)

でもタラはそれを拒否( ´△`)今までのマークの行動がそうさせるのでしょうか?

夫とのセックスに"何も感じない"or"嫌悪感"に加えて"子供も自分を嫌ってる"と思う状態はもう『ノイローゼ』でしょう。(゜ロ゜;

自分は"悲劇の被害者"と思ってたような感じすらする。(*_*;

こんなこと言ったら『お前に何が分かる?』と突っ込まれそうですが(笑)(´ 3`)

セリフが少なく、表情で読み取ることが多いですが、決まったセリフはなかったみたいですね。


『貴婦人と一角獣』に惹かれて芸術を「勉強したい」と言い出しますが、どう見ても"現実から逃げ出したい"だけにしか思えない。(゜_゜)


でもフィリップと出会って現実を思い知るわけですな。( ´_ゝ`)

たぶん誰が悪いとかそんなことは問題じゃないんですよね。((((;゜Д゜)))

話を聞く限り世間にこれくらいの夫婦は、結構いると思ってます。(゜ロ゜;こうなる前になんとかなりますようにm(。≧Д≦。)m

問題を放置して拗れれば拗れるほど大変なことになります。三 (lll´Д`)


気になるセリフ
『彼に連絡をしたら現実と向き合わなきゃ。』
『でも連絡をしなかったら向き合わずにいられる?』


んでまず(^_^)/~~

投稿者:nico 2019年04月01日

セリフがなくても主人公の感情がわかるくらい上手く描写されてたと思う。
とてもリアル。
自分にとっての幸せってなんなんだろうと考えさせられた。

投稿者:ikumi 2019年03月31日

自分の時間がなくなると、家族、友達、学校、部活、サークル、会社とか自分で壊してしまうのめっちゃわかる。幸せなのになぜか疲れて泣けてくる、人の何気ない一言が自分を責めてるように聞こえるとか。
しっかりしなきゃ、なんて自分が自分に1番言ってる、でも追い詰めるほどだめになってく。
それでも自分は主人公と違ってやっぱり人が好きだったみたい。ただいまとか久しぶりとか、帰る場所があるというのは本当に幸せでありがたい。

ちなみに全く官能サスペンスではない。これで売り出そうと思った日本の配給会社まじか。欲望と裏切りに満ちてるのはこのキャッチコピーの方や。

レビューをもっと見る・投稿する

クチコミ・レビューTSUTAYA DISCAS

尊厳と自由を得たい。たとえ傷ついても、理解されなくても…

投稿者:コタロウ 2019年03月11日

ロンドン郊外に暮らす30歳の主婦・タラ。
夫と二人の子どもとの生活は穏やかに見えるが、彼女の心は倦怠と絶望に苛まれていた。
息抜きのためロンドン中心街に出かけたタラは、美しいタペストリー「貴婦人と一角獣」が
掲載された美術書を購入する。
これがきっかけで、彼女は「美術を学びたい」と強く願うのだが…

冒頭、多くのドローイングが飾られた部屋で身支度をするタラが映し出される。
ゆるく波打つ髪、自然なメイク、カジュアルで洗練されたファッションに身を包んだタラが、
どこへ行くのかはわからない…
一転して、主婦・タラの日常が描かれる…

予告の感じでは、家庭への貢献をないがしろにされた主婦がパリへと家出。
かの地で美しいものを見て、イイ男に癒され、家族も改心してメデタシ的な話かと思っていた。
まるで違う。
自分の尊厳、自由を得たいと願う女性・タラの姿が、シリアスに描かれていた。

ストレスが頂点に達したタラは、国際列車ユーロスターでパリに降り立つ。
タラの憧憬としてのパリは、ぼんやりとした映像に終始する。
タラに焦点が当てられ、背景となるパリの街はぼかされているのだ。
きちんと映るのは「貴婦人と一角獣」くらいである。
こんな危険な撮影法に、タラ(ジェマ・アータートン)の表情が応える。
素晴らしかった。

「愛している」「君は素晴らしい」と言う夫・マークは、サラをモノのように扱う。
「美術を学びたい」と言う妻の言葉も真剣には受け止めない。
悪人ではないが「ここよりも高みに行きたい」と願う伴侶の気持ちに寄り添うタイプではない…

タラの鬱屈を「ありがち」「誰もが経験している」「わがまま」と思う向きもあるだろう。
彼女の実母が感じたように。
しかし、学びたい、こういう未来があるかも…と願い行動するヒロインにエールを送りたい。
ハッピーエンドの「ボヴァリー夫人」のようで好き。

6枚組のタペストリー「貴婦人と一角獣」の1~5枚目までは、人間の五感を表している。
6枚目「我が唯一つの望みに」だけは謎とされ「理解」「愛」等、解釈が様々あるそうだ。
タラは何を感じたのだろう。

レビューをもっと見る・投稿する

クチコミ・レビューTSUTAYA

レビューを書いてみませんか?

レビューをもっと見る・投稿する