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4411人
ハリウッド作品を性別を変えてリメイク。
普段、こういった作品観ないのですが
なんとなく気になって観ました。
ハリウッド版未鑑賞。
設定の強引さが気になりましたが
まぁ映画だし。エンタメならありかな。
メインのお二人の演技力は素晴らしい。
流石としか言いようがない。
個人的には、満島ひかりさんが好き。
ムロツヨシさんに泣かされるとは
思いもしませんでした。
自分もそろそろ終活を考える年齢なので
羨ましくもありました。
ゴールが見えているほうが
行動しやすいなぁとは思いますが
医者から、あと数年と言われて
その後もかなりの間元気だった人もいて
貯めてた金を使い切って困ったという
話も聞いた事があるので
なかなか難しいなぁと。
いい映画だった。
残された人生を悔いなく生きる。
旦那がやり直したいと言うシーン、家族に好きと言うシーン、長男が目覚めるシーンに泣けた。
そして宇宙旅行に寄付。
いいお金の使い方。
吉永小百合若い。
主演の二人の女優さんのインパクトの違い見たさに鑑賞。
会社経営者と主婦、ぴったりでした。
天海祐希さんの"動"と吉永小百合さんの"静"かと思いきや、内面は逆だったり。
生きているうちに、思い残すことないように生きたいな。
人生最後の旅
2008年に制作された米映画、ジヤック・ニコルソンとモーガン・フリーマンのコンビで描かれた同名邦題の日本版リメイク。
本作では吉永小百合と天海祐希の女性二人、共に余命宣告を受けた末期癌患者という共通点を持ちながらその生きざまは全く違う。
幸枝は大学を卒業して直ぐに結婚、今日までずっと家族のために働いてきた専業主婦、今ではぐうたらな夫とひきこもりの息子と暮らし、仕事で忙しい娘がいる。
一方のマ子は幼少期の暗い過去に反発してのし上がったホテル界の大物女社長。
ひょんなことから知り合った二人、あまりにも大きな境遇の違いにも拘わらず心を通わせてゆくことに。
限られた時間にやりたい事を考える幸枝、でもなにも浮かんでこない、ずっと家庭に縛られ外にもあまり出る機会のなかった彼女、昭和の専業主婦の悲哀が伝わってくる。
入院中の少女が残した「死ぬまでにやりたい事リスト」を見てこれを実践しようとマ子に持ち掛ける幸枝「よし乗った」と快諾。
ここが根本的にオリジナルと違うところ。
確かに家庭というものや仕事という要素を取り除けばそこにはなにも残っていなかった二人、でも12歳の少女が願う「やりたい事リスト」をオバサンたちが実践しようとするところにかなりの違和感を覚えてしまう。
アメリカに行ってスカイダイビング、エジプトでスフィンクスを眺める(海外というリアル感がほとんどないのは残念)なんていうのはまだ良いとしてもももクロコンサートで舞台に上がって踊るのはかなりの無理筋じゃなかろうか。
「一緒に来るハズだった女の子がこられなくなった」なんて理由でいくら最年長の観客だとしても舞台に上がれるか?????? せめて「天国へ行ってしまったので」と言った方がより説得力があるというもの。
お互いの過去や家族のエピソードをふんだんに取り入れながら、かなり強引にリストの実践を続けて行く流れ。
人間余命宣告されたらどうするだろう。苦しい治療を受けても完治する望みがなければ思いっきりやりたい事をやれれば幸せだろうがそれには家庭環境や経済的な条件がある程度揃わなければならないだろう。
その点こんな二人のお話は夢物語に映ってしまうが、人それぞれ出来る範囲のことがやれれば良い人生の終わり方ということになるのだろう。
本作の落としどころは最後に今まで希薄だった家族の絆が蘇り、「お金は墓場まで持ってゆけない」だから宇宙へというところか。
それにしてもこの二人末期癌患者にしては元気すぎじゃなかろうかと、結構ツッコミどころの多い作品。
だめだこりゃ
オリジナルが面白かったので、日本版の焼きなおしもそこそこ面白いだろうと思って観た。
序盤で満島が吉永のお願いをつっぱねるところはリアルでよかった。けど、その後はずっとつまらなかった。後半は早く終わらないかなと思いながら観たし、終盤は早送りにした。
ちなみに、 天海祐希はがんばっていた。が、脚本が悪くて泣かせどころにくるとわざとらしい話になる。借金して逃げた父親との再会の場面などは天海の演技にすっかり甘えきっていて、場面づくりに工夫した形跡がまったくない。脚本も悪いが演出もわるい。で、さらに吉永の演技がホントにつまらない。脚本がわざとらしくて演出に芸がないうえに吉永の間延びした演技が重なると、もう、これはとても観ていられない。アイドルグループのステージで踊るシーンなどは絵的にも美しくない。ウェディングドレスを着て前川清がいろいろしゃべくるシーンなんか、学芸会的演出でリアリティはゼロ。大勢の他人の前であんなことを言うバカがいるわけない。
ラストはロケット打ち上げで華々しく花火をあげたつもりのようだが、すっかりシラケた。
エベレストの山頂に祠のようなものをもって上がったクライマーが2人の遺骨をそこに納めるというオリジナルのエンディングとは比べものにならない。
前向きなのが素敵でした
最近自分も歳をとり、大切な人とのお別れや、自分の死をすごく考える時があります。こういう感じで終われたら素敵だなと思いました。
吉永小百合さんが現代のそれも普通の主婦の役が珍しくて素敵でした。ウェディングドレス
姿がかわいかったです。
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