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3410人
静かで、水の色をはじめとした"青色"が綺麗に映える作品。
おおざっぱなストーリーは、
それぞれ「世界の涯て」にいながらも、お互いを思い続ける遠距離恋愛的なもの。
ありきたりな内容ではあるが、作品内に流れる雰囲気が全体を包み込み、安っぽく感じることはなかった。
一種の芸術作品。
この映画は日本ではともかく、欧州ではあんま評価は芳しくないようですね。まあソマリアのむさ苦しい感覚と恋愛とのバランス、面白いけど難しいよね。お話はどうであれ、映像は良かったです。美しい海の風景にソマリアの緊張感ある生々しい雰囲気はけっこう印象的です。ただ、お話しはやや薄っぺらい感じもしなくもない。特に女性のほう、どうもあんま緊張感を感じずにしっくりこなかった。しかし男性の無駄な笑顔は嫌いじゃない。
二度と会えないかもしれないと思いながら心で探る相手の鼓動。宗教とか置いといて頭の悪そうなラブロマンスにしてくれたらもうちょっと楽しめた気もする。マカヴォイが挑発されて身体を重ねるところは好き。
リゾートホテル
二人が出会ったリゾートホテル、ノルマンディーなんですか?。ぜひ泊まってみたいと思いました。
映画みたいにはいかないでしょうけど・・・(当たり前じゃ!)。
レストランでの食事の後、部屋の前まで送ってもらった女は、ためらいがちの男を「臆病者!」と挑発。部屋に入ってキス成功。調子に乗った男は「僕が一番好きな海?それは人体。」もうブレーキが効きません。
初デート初エッチした翌朝の、ちょっと気まずい雰囲気の会話も初々しく、短期間の間に激しく恋は燃え上がり、あなたなしでは無理状態となりました。これから待っている危険な仕事が頭をよぎり、ひょっとしたら二度と会えないかも(いやまさか・・・)という尋常ならざる緊張感ゆえの、熱い恋だったのでしょう。
ヴェンダースのラブストーリー
諜報員と海洋学者が極限の任務の前に
美しい避暑地で運命の出逢いをして、恋に落ちる
そして、二人は、任務を遂行して
永遠の愛に結ばれる
男も女も憧れる夢のような恋を描いている
ヴィム・ヴェンダースの大人に贈るラブストーリーだな
容易には想像できないけど
自分の知識をはるか超えてしまう話には
とても感情移入や想像はできないけれど
確かに愛し合った二人の気持ちは理解できる
どんなに過酷でも、二人はきっとまた再会できたと
信じたい
素晴らしくきれいな風景とあまりにも残酷な状況と
これは地球上で起こってる現実と
受け止めるのにいっぱいな自分がいる
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