SHADOW 影武者のクチコミ・レビュー

クチコミ・レビューFilmarks

3.5

観た人
894

観たい人
1187

投稿者:ICHI 2021年02月28日


詩的な仕上がりになっていた。
琴の背景音楽、墨絵の世界観。

shadowというタイトルに合わせた
陰と陽のテーマを軸に、主君と影が次第に入れ替わってゆくさまをじわじわと魅せられた。

日本でいうところの谷原章介が主人公で、都督のshadow役。

本人のフリをしているようで、次第に本人より本人らしくなってゆくさまを見ているうちに、shadowのようになってしまった本人はしだいに穏やかならぬ気持ちに。

反逆という目的の為に使われたshadow、それを達成した「彼」の運命やいかに。

という感じの作品だった。

ちょっとファンタジーファンタジーしていて、個性的だった。

リアリティより陶酔感重視の映画です。

王の妹がマンガによくいそうなおてんばで、ファン(タジー)ファン(タジー)している雰囲気に巧い具合に水を差してくれてよかった。

ああいうキャラ、いいな。
最期はやる事やってのけて、格好よかった。

中国映画や韓国映画は、邦画や洋画より所謂“濡れ場”どころか、その予兆すらあまり描かれていない作品が多いイメージだったが、この作品では“濡れ場”本体ではないものの、そういう雰囲気に持ってゆくのがすごく美しかった。

陰と陽のテーマの中で、雨と太陽、傘と刃、女と男、shadowと主君、色んな喩えが出てきたが、主君の妻とshadowの関係においても、“陰と陽”が裏返る決定的瞬間を丁寧に時間をかけて描いているのが印象的だった。

中国版奈々緒さんみたいな女優さんが妻役だったが、横顔が非常に美しかった。絵巻の美人画がそのまま映像になったみたいで、やっぱりファンタジーファンタジーしていた。

こういう作品もアリだなと思わせられる、独特な世界観だった。

投稿者:bowzZ 2021年02月23日

影武者といえば黒澤明の作品が思い浮かぶ。てかその影響を多分に受けているんじゃなかろうかね?中国の王朝はもっとキラキラ煌びやかだったのだよな。
架空の時代劇であるので、王と呼ばず殿と呼ぶし、忍者みたいのも出てくるし、色彩の地味なところなんかはむしろ日本的な感じがした。
とはいえ人肌、炎、血、決闘の舞台の古竹の床、それら以外カラーだけどモノクロの世界観での色彩感覚や、武侠アクションの芸術的な観せ方。
チャン・イーモウの芸術的才能はまだまだ健在そう。もう70歳らしいけど、もう暫くは期待持てそうだな。
傘の武器などやりようによっては滑稽になるけど、モノクロ映像を観てるような視覚的感覚も手伝って変にはなってないね。芸術的感覚は歳とっても衰える性質のものじゃないのかもしれない。

一人二役のダン・チャオはスン・リーと実際にも夫婦とのことで、『チャイニーズ・フェアリー・ストーリー』でも共演していたが、完全に奥さんの方が格上のイメージがあったけど、この作品でそのイメージが個人的には覆えされたな。
てかスン・リー主演のドラマ観てるんだが、華流ドラマ長すぎてなかなか観終わらないorz

投稿者:家族のすすめ 2021年02月19日

権力と血筋・権力と武勲の争いに命を掛けて受けた恩に報いようとする。
恩に報いた暁に細やかな幸せだけを望んだのに、権力の陰謀でくじかれる。
屈辱は過去を消し去るが、目の前に転がった権力には座してしまうのが人間か。
p.s. 琴はいいね!

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クチコミ・レビューTSUTAYA DISCAS

見ました

投稿者:東洋人 2021年01月15日

昔の大陸の武将の生き方を描いたファンタジー。
どことなく墨絵の世界が広がる映像と、ストーリー展開の緩さが、不思議な雰囲気を醸し出しています。
細かな設定や、アクションシーンの目新しさが良くできていると思います。
終盤のどんでん返しもチョットやられたかなって感じです。

娯楽性なし・・・スタイリッシュだが、それだけ!

投稿者:カマンベール 2020年12月20日

2018年。監督は中国の巨匠チャン・イーモウ。

辛気臭い話し。楽しくない。
墨絵の障子。家来の衣装(甲冑など)
工夫が見られて、屋敷も影を意識した入り組んだ作り。
色合いもモノクロ映画のように濃淡で表現している。
美しい。
だが幾ら美しくても、描かれてる人間に生身の血が通わず、ほとんど共感するキャラクターはいない。
主役で二役(都督とその影武者)のダン・チャオ。
渋めの2枚目で、影武者は細マッチョ。そこから20キロ減量して刀傷で病む都督を
別人のように演じた。
外見は違っても内面の怒りや野心、鬱屈はあまり浮かんでこない。
都督の妻役のスン・リーの繊細な美しさは、驚きだったが、夫の都督と影武者の間で揺れる女心・・・もっと見せ場がほしかった。

剣術のシーンでは回る傘を使い、とても珍しい武侠アクションが繰り広げられる。
チャン・イーモウ監督は極力CGを使わず実写に拘ったと言う。
敵の武将と都督の決闘シーンは、チカラが入っていたが、傘と槍では見せ場が足りない。

墨絵を思わす映像美はなかなかだが、様式を破壊しての、生身の人間ドラマをみたかった。

人が人を裏切るとき、血も肉も逆流すると思う。
そんなエネルギーを感じなかった。
時代背景も日本人には馴染みがないので、小難しかった。

武器等ファンタジーもあるが

投稿者:rokichan 2020年12月20日

武器等ファンタジーもあるが、後半からが面白かったかな。中国映画って感じで。
好き嫌いはあると思います。

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クチコミ・レビューTSUTAYA

SHADO影武者

投稿者:Chon 2020年11月21日

予告で観た時は、迫力あって面白そうだと借りたけれど、内容が全く頭に入ってこなくて。残念

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