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『閃光のハサウェイ』がもっと面白くなる! DVD発売前に観たい『機動戦士ガンダムUC』【週末エンタメのススメ】

『閃光のハサウェイ』がもっと面白くなる!DVD発売前に観たい『機動戦士ガンダムUC』【週末エンタメのススメ】

(c)創通・サンライズ

2021年6月の公開から興行収入22億円を突破し、一部の映画館でも公開されている『閃光のハサウェイ』。小説版を読み、物語の展開や結末を知りながらも登場人物たちの思惑や心の内の変化、圧倒的なバトルシーンの映像美など、改めて映画館で観たい作品です。
今日はその『閃光のハサウェイ』につながる物語の一つ『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』というガンダムの世界(宇宙世紀の世界線)のタブーが明らかになる作品をご紹介します。
1年戦争から続く地球連邦軍VSスペースノイドの争いに終止符が打たれるであろう結末を迎えた作品であり、『閃光のハサウェイ』の主人公の考えを理解する上でもぜひ、ぜひ、観てみてください。

【関連記事はこちら】
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』6月11日公開決定! 小説版と『逆襲のシャア』で予習した方が断然面白いワケ【週末エンタメのススメ】
 

機動戦士ガンダムUCってどんな話?

(c)創通・サンライズ

(c)創通・サンライズ

『逆襲のシャア』というアムロとシャアの最後の戦いの後日談として描かれているのが『機動戦士ガンダムUC』。ミッシングリンクスと言われていた宇宙世紀0090年代後半を埋める作品の一つ。物語としては、端的にいえばファーストガンダムから続く、少年がガンダムに乗り、大人たちと争いを繰り返し、正しさに悩み自らの意志を突き通す難しさに苦しめられながら、敵対するライバルと戦い、一つの解を出すという話です。
こう書いてしまうと身も蓋もない内容なのですが、主人公(たち)が出した答えや登場人物たちの構図が今までのガンダムとは異なって、実に面白いのが『機動戦士ガンダムUC』。全22話(※地上波放送)、非常に小気味いいテンポで物語や登場人物たちの心の動き、主人公バナージ・リンクスが成長していきます。

ちなみに、あらすじはこちらです。

人気ロボットアニメ『機動戦士ガンダム』シリーズの一作。『亡国のイージス』や『終戦のローレライ』で知られる福井晴敏が『ガンダムエース』にて連載した小説を原作とする。劇場作品『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』から三年後の世界を主な舞台としてストーリーは展開していく。
宇宙世紀0096――、建設中の工業コロニー「インダストリアル7」のアナハイム工専に通うバナージ・リンクスは、インダストリアル7行きの船に密航した謎の少女オードリー・バーンと出会う。そして、彼女の行動を手助けしていたバナージは、紆余曲折を経て、ユニコーンのように頭部に角が生えたモビルスーツ「ユニコーンガンダム」に搭乗することになった。バナージの行く末にあるものは果たして――。

「なすべきことに正直に」主人公バナージが教えてくれたのは今、僕らが持つべき価値観なのかもしれない

(c)創通・サンライズ

(c)創通・サンライズ

本作の主人公であるバナージは偶然の出会いがきっかけで、「ユニコーンガンダム」に乗り込んで戦争に巻き込まれていきます。地球連邦軍として戦ったり、ネオジオン軍としても戦ったり、その立場は時と場合によって変わります。それは、バナージの心の変化・成長を大きく促します。戦争だから仕方がないことなのだけれど、バナージにバナージがつくる未来に希望を見出した大人たちが生き様・死に様を見せつけて戦火に散っていきます。
この大人たちが本当にみんな最高です。特にマリーダという女性の強化人間(プルトゥエルブ)が散っていく場面は、涙無くして無くしてみることができない名シーン……。彼女はバナージだけでなく、他の大人たちの心まで大きく揺り動かしました。
そして、多くの大人たちから思いを託されたバナージはアムロやシャアなどこれまでの宇宙世紀の戦争に関わったすべての人たちの思いを受け止めて、ミネバ・ザビというジオン公国の創始者の血族とともに最終的にある決断をします。その決断は今の時代に必要な決意、考え方を教えてくれる、そんな気がしました。
なのに、なんで『閃光のハサウェイ』のハサウェイ・ノアという主人公が生まれてしまったのか……その辺りは、本作の1年後を描いた『機動戦士ガンダムNT』を観ればわかるのかも? と期待しています。

シャアの再来、フル・フロンタルの言葉一つひとつがガンダムファンを虜にする

(c)創通・サンライズ

(c)創通・サンライズ

そして最大の敵である、シャアと瓜二つのフル・フロンタルという「赤い彗星の再来」と言われる人物が非常に物語を面白くしてくれます。
本当にシャアなのではないかと思わせる場面がいくつもあるため、考察要素としてもファンに人気のキャラクターです。
見た目や戦闘センス、カリスマ性などまるでシャア。そして、なんと言ってもシャア自身でないと発言できないであろう言葉を発しています。

「また敵となるか、ガンダム!」
「過ちを気に病むことはない。ただ認めて次の糧にすればいい。それが大人の特権だ」

本当にシャアなのでは!? と思ってしまいます。しぶとく生き残って再度地球連邦軍と対立しているのではと思ってしまいます。
ですが、物語が進むにつれてフル・フロンタル自身の言葉でシャア本人ではないことが徐々に明らかになっていきます。

「いまの私は、自らを器と規定している」
「もし、シャア・アズナブルがいまも生きているとしたら、それはもう、人ではなくなっているのではないかな」

そして、ラストシーンではアムロ・シャア・ララァが思念体として現れ、会話をするシーンですべてを理解することになります。
フル・フロンタルはシャアのクローンとして生み出された強化人間(※)であり、シャアの公の姿のみ真似た(思念体が入り込んだ?)人物。ファーストガンダムの時にララァやアムロとのやりとりで本当は人間臭い部分のあったシャア。その部分をフル・フロンタルは真似することができなかった(しなかった)。だから自分を器と表現した。
※実はこのフル・フロンタルが強化人間だという説は『機動戦士ガンダムNT』で明かされます。

そして、最終的に思念体が抜けたフル・フロンタルは、おそらくシャアになる前の姿に戻るというシーンも描かれており、その一連のシーンもガンダムファンなら涙ものです。

かなりネタバレを書いてしまいましたが、ぜひ『機動戦士ガンダムUC』を観てみてくださいね。『閃光のハサウェイ』が絶対にもっとおもしろくなる作品です。

【Editor's select】

機動戦士ガンダムUC

機動戦士ガンダムUC

制作年:2010年
監督:古橋一浩
脚本:むとうやすゆき
原作者:矢立肇/富野由悠季 、 矢立肇 、 富野由悠季
音楽:澤野弘之
声の出演:内山昂輝、藤村歩、甲斐田裕子、手塚秀彰、小山力也、青山穣、戸松遥、下野紘、有本欽隆、菅生隆之

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(配信)

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(配信)

製作年:2020年
監督:村瀬修功
脚本:むとうやすゆき
原作者:富野由悠季 、 矢立肇
音楽:澤野弘之
声の出演:小野賢章、上田麗奈、諏訪部順一、斉藤壮馬、津田健次郎、石川由依、落合福嗣、武内駿輔、松岡美里、沢城千春

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(DVD/ブルーレイ)

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(DVD/ブルーレイ)

制作年:2020年
監督:村瀬修功
脚本:むとうやすゆき
原作者:富野由悠季 、 矢立肇
音楽:澤野弘之
声の出演:小野賢章、上田麗奈、諏訪部順一、斉藤壮馬、津田健次郎、石川由依、落合福嗣、武内駿輔、松岡美里、沢城千春

お弁当パパ/伊東寛雄

【Editor】お弁当パパ/伊東寛雄

伊東寛雄(いとう・ひろお)。一姫二太郎(5歳♀、1歳♂)を子に持つ父親。毎朝こどものお弁当をつくってSNSに投稿するのが日課。スマイルサプリでは子育て中の妻に”作品をプレゼントする”シーンを妄想して記事を書いている。稀に音楽熱が燃え上がり、音楽関連の記事を書くこともある。

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